「空中蟻道」のこどもたち・・奇妙な光景? [空中蟻道]
皆さん、こんにちは。
先日「空中蟻道」の写真をお見せしましたが、そのせいか?最近
空中蟻道と遭遇することがとても多いのでなんかヘンな感じです。
といっても空中蟻道の完成形ではなくて未完成のもの。
いわば「空中蟻道のこどもたち」・・・とでも言ったらいいでしょうか?
不思議な光景です。
一体どうしてこんな蟻道を造ろうとするんだろう?
皆さんはどう推理しますか? すぐ近くに束柱や基礎があるのに
なんでわざわざ困難な方法をとろうとするんでしょうね?
ほんとにシロアリの考えることはわからない・・・。
(あえて困難な道を選ぶシロアリって、もしかしてMなのかしら?
まさかね? あはは)
皆さんはどう思いますか?
ご意見を教えてくださいね。 私には謎なんですが・・。
「完成形の空中蟻道」を見かけることは滅多にないですが、
このような「未完成の空中蟻道」は同業者の方ならそんなに
珍しくない光景だと思います。
どうも造る途中でなぜか諦めて放棄してるようなかんじもしますが・・・。
やっぱり奇妙な光景?です。
あーほんとにわからない。
なんでもいいので皆さんの新鮮な想像力で推理してくださいね。
(専門バカになってしまうと返って想像力がダメみたいです)
それでは皆さん、ごきげんよう。
(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考に
してくださいね。全然更新していませんが・・・。
http://www.niigata-boucyu.com/ )
色々と調べていくとこの言葉にブチ当たりました。 「群飛孔」。 その先に
営巣出来る場所が無い様子を見るとどうやらコレらしいのです。 なんか
面白いですね~。
諦めて放棄しているのではなく、群飛するための準備施設。 だから空の
群飛孔であればそれは群飛した後の空っぽになった施設って事なんでしょ
うね。
私も 「おじさん」 と呼ばれる歳になって久しいですが知っている事は自分
の名前と住所くらい・・・ まだまだ勉強、ですね。
by くるにあ (2008-05-13 17:03)
社団法人日本しろあり対策協会が出している、「しろあり詳説」にも、空中蟻道のことは書かれていませんでした。
下請けの防蟻業者からもあまり聞いたことがなく、toyoさんが先日ブログで紹介されていた空中蟻道をみて驚きました。
こちらの防蟻業者も眼にしているのかなぁ?^^;
by アキラ (2008-05-13 17:35)
割と頻繁に有るものなのですね...。
写真を見ていて何やら自然の神秘、鍾乳石を始めて見たときのような驚きを感じます。
それにしても床下の木ぎれ、危ないですね!(こんな写真を見ると痛感します)
by たいせい (2008-05-13 17:41)
くるにあ 様
「群飛孔」説ですか。
なるほど。未完成の空中蟻道は「群飛するために造った」というわけですね。う~ん、かなり強力な説です。
ただ、私の経験では群飛する場所としては①「高い場所」と②「明るい方向が見える場所」を選んでいるようなのですよ。
①の理由は「羽アリは飛翔能力」がないので「高いところ」からジャンプしないと遠くへ行けないからみたいです。あのパラシュートみたいなのを背負って・・山から飛んで滑空するなんとかいうスポーツ?みたいに。
②については、床下は暗いので群飛孔を造るのには不適切な場所っていう気もするのですが。
ただし浴室の隙間などから発生すtる羽アリのことを考えると「群飛孔」説も捨て難い説です。う~ん、私は高いところから群飛しようする羽アリは見たことありますが、浴室から発生する羽アリの群飛する瞬間は見たことないので「群飛孔」説だととても合理的な説明ですしね。う~ん。なんか正解な気がしてきました。nice! なコメントです。ありがとうございます。
by toyo (2008-05-13 23:40)
うぐ~っ・・・ 言われれば確かにあの4枚とも羽の長さが揃ったシロアリ。
通常の羽蟻と違ってグライダーのような滑空しか出来ませんね・・・
てんとう虫のように空に向かってしか動かない、っていうのと関係あるのか
な~? とするとtoyoさんの言われる通り、明るい方向にしか行かない、て
のが・・・
あちらを立てればこちらが立たず・・・
by くるにあ (2008-05-14 00:06)
アキラ 様
空中蟻道はほんとに滅多に見ることのない特殊な事例ですので「しろあり詳説」では省いてあるのかもしれませんね。ただ、特殊な事例でもシロアリ業者としては知っておくべき基礎知識だと私は思うんですが・・。
(もしかしたらアキラ様の地方では業者の方も空中蟻道は見かけないのかなあ?土質・建築工法・周囲の環境なども関係している可能性もあるかもしれませんしね。なんともいえないですね。)
nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-14 00:17)
シロアリさんはきっと、どM。
人間も、努力しだいで地面に垂直に歩いたりとか出来たりして。。。
by ijimari (2008-05-14 00:23)
たいせい 様
最近の床下はとてもきれいですよ。
この事例写真はアパートの床下で、しかも十数年前に建てたものなので今ほど床下の残材掃除に関心のなかった時代のせいもあると思っています。
最近は良心的な工務店様なら残材が残らないように随分気をつけてるようです。nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-14 00:27)
ijimari 様
nice! &コメントありがとうございます。
sasuke様
nice! ありがとうございます。
by toyo (2008-05-14 01:18)
端っこから伸びているところを見ると、やはり次の行き先を求めているように感じます。
飛ぶためだから、上に向いているという理由は納得いきます。
by こう (2008-05-14 12:50)
こう様
御意見ありがとうございます。
>やはり次の行き先を求めているように
・・・というのは間違いないですよね。
>飛ぶためだから、上に向いているという
・・・というのは、つまり群飛のためだけに空中蟻道を作るとは思えないのですが・・・しかし、確かに「高いところ」から舞い降りるというふうに考えるとそのようでもあるし・・う~ん?う~ん?
nice! コメント。ありがとうございます。
by toyo (2008-05-15 12:39)
イギリスの生化学者で、シェルドレイクという人が、「場の共鳴」という説を唱えているようでして。
シンクロニシティーといわれるこの説は、どこかの誰か(あるいは何か)が、ある行為をすると(あるいは、ある現象が起きると)、遠く離れた別のどこかで同じことが連鎖的に起こるのは、「場の共鳴」だという理論らしいんです。
toyoさんが、空中蟻道について、ブログに書かれて、それにいろいろと考える人がいて。
そういう「場の共鳴」が、シロアリの行動と連動したのかもしれません。
あーオモロイ!
by マルコメX (2008-05-15 21:01)
101匹目の猿現象?ですか。
なるほど、これは新説です。いささか強引な気もしますが・・・
おっと!真面目にとるところでした。 あーオモロイ!
nice! コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-15 21:51)
そうですそうです。101匹目のイモ洗い猿。
シロアリの空中蟻道と結びつけるのは強引でした。
まったくそれとはべつにして、シェルドレイクの考えはオモロイ。
しかし、101匹目の猿については、シェルドレイクとは別の発見者ですね。
by マルコメX (2008-05-16 20:10)
マルコメX 様
ちょっと真面目な話ですが・・結局、その後、芋洗い猿は芋を洗わなくなってふつうに戻っちゃった・・・というような話を聞いた(読んだ?)ような気がしたんですが、真相を御存知ですか?どっちなんでしょうね。
シンクロニシティには興味があって昔、その手の本を読んだことがありますが例によって三日坊主の私は中途半端で終わってしまいました。
誰でも経験してるようにも思うんですが・・・。
by toyo (2008-05-16 23:38)