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退化した新工法?土間床の愚 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

今日はいわゆる北欧式の建築にケンカを吹っかけるような内容に
なります。 私は床下専門で床上の専門家ではありません。 
最近の新工法にも詳しくないし謂わば建築素人です。 

ですから床下からでしか建物の判断ができません。 
「床下のつくり」が私にとっては「いい家」か「悪い家」かのモノサシに
なります。 これは偏った判断・独断かもしれません。 

それでも{シロアリと腐朽に対する床下の耐久性}はとても大事なこと
だと思っています。 だって、どんなに床上にお金をかけても土台が
ダメになったら、その家の寿命は終わりですもの。 
土台の寿命=家の寿命です。

いささか乱暴ですが家を車に例えたとします。
どんなに高性能のエンジンを積んでても、どんなに車内の居住性が
良くても、どんなに広いスペースを確保しても、もし足回りが脆弱だったら
どうなるか想像してください。 

ベンツの最高級車に、もし軽の足回りと軽のタイヤをつけらどうなる
でしょう? もう判りきっていますよね。 ちょっと走っただけで足回りは
ガタガタ、タイヤはパンク。 そんなバカなことをする人はいないでしょう。

ところが、家の足回りである基礎や床下のつくりに関してはそんなバカな
ことが堂々と行われています。 建築素人の私以下の人が家を造って
いるとしか思えないつくり。
それが「土間床」です。 この造り増えてるみたい。
で、その土間床ってこういう床下です。 

(土間床工法の図を説明のため、他のサイト様から勝手に借用したので
図は削除させていただきます。土間床を採用している会社からすれば
不快だったと思います。私がうかつでした。ごめんなさい。
で、申し訳ないのですが、土間床に興味のあるかたはご自分で探してみて
くださいね)

  

ざっと、そういう家を造っているメーカーのホームページをいくつか
見てみたら・・・曰く、北欧では昔から実績がある。 曰く、シロアリ被害の
心配はない・・・・のだそうです。

シロアリ被害の心配はない、だって!
バケモノ! いやバカモノ! 
当たり前です。 北欧にはシロアリがいないんですからね・・・・
もう笑ってしまいます。 いい加減にしろっつーの! 
おまけに床暖房。 これはもう笑いごとではすみません。 
(あー、ついコーフンしてしまった)

世界のシロアリがいる地図を見てください。
ピンク色のところがシロアリの生息地です。 白色は無生息地。

  map_01.gif
 
ちょっとエラソーなことを言わせて貰えば建築工法って文化だと思う
のです。 北欧式建築工法は北欧という地域に建てるから正しいのです。 
北欧の気候風土だからです。 デンマークやスウェーデンならシロアリも
いないから土間床でもいいのです。

その国の(その地域の)気候風土を無視して家を建てると必ず破綻します。 

いい面を取り入れるのはいい。 でも、気候風土を無視しては絶対ダメ! 
家内の父上(大工)も生前こう言っていました。 
家はその土地の山で採れた木を使え、と。 その意味は、もちろん木は
呼吸して生きているからですね。 

ちょっと書いてるうちにコーフンしてしまいました。 
実は、先日こういう造りで羽アリが発生したお客様から電話をいただいた
からです。 更に断熱がスチレンフォームというもの。 
これも感心しません。 土間床と組み合わせると外壁の裏側全体が
シロアリの巣になる可能性が大だからです。

 H20,5,8,アンリ2 036.jpg
  (床下断熱材・発砲スチロールの内部の蟻道)

家は長く使うものです。 当然あちこち傷んできます。 
そのときメンテナンスしやすい造りにすべきだと思うのです。 
家電品のように壊れたら修理する費用より新品を買ったほうが安上がり
というわけにはいかないですからね。

土間床はシロアリが発生すると駆除(メンテナンス)がとても困難です。 
スチレンフォームそのものに問題はなくても土間床と組み合わせると
困ります。 メンテを前提とした家、そういうことを最初から考えるべき
だと思います。 そのヒントや知恵は日本古来の家作りのなかにたくさん
あるのですから。

問題が起こったとき泣くのはお客様ですからね。
どーせ、なんやかんや言って逃げるのがハウスメーカーですから。 
皆さん、欠陥住宅を建てたからハウスメーカーが責任とって新しく家を
無償で建替えたなんて話聞いたことあります? 
ないでしょ。 つまり、泣くのはいつもお客様なのです。
(あー、またコーフンしてきた)

これ以上書くとバリゾーゴンになりそうなので止めます。
機会があったらもっと冷静に説明しますね。

(一部、不適切なことば使いがありましたが作者のアホさ加減に免じて
大目にみてくださるように)

それでは皆さん、ごきげんよう。 


 _羽アリの区別_NEW.jpg
(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考に
してくださいね。全然更新していませんが・・・。
http://www.niigata-boucyu.com/ ) 


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くるにあ

その生物が存在しないエリアで 「実績があります」。 爆笑もんですね。 昔聞いた話、北海道にはゴキブリが居ない。 で東京に出てきた人がそれを見つけて 「珍しい昆虫だ」 といって飼っていた。 てなジョークがありましたが・・・

ところで家の門扉下にある階段の化粧モルタルが剥がれ落ちて・・・ でもコンクリートにひび、或いは蟻道のようなものが見えないので大丈夫かとは思うんですが・・・ ってまた相談になってしまいましたね。 

失礼致しました。 
by くるにあ (2008-05-11 01:28) 

mogi

建築に携わるものとして耳の痛いお言葉です(汗)
どうしても目のいく部分にばかり関心がいってしまいがちで
家の基礎となる部分についてなおざりにしてしまうことって
意識をしていても多々あります。
当たり前ですが、自らの創るものに責任を持つことが大切ですね。
by mogi (2008-05-11 01:33) 

ijimari

toyo様素敵☆
もっとtoyo様みたいな人が増えてくださると
いいのに・・・。
by ijimari (2008-05-11 08:28) 

roy

こんにちは
楽しく拝見しました☆
こういったお話 もっともっとお聞きしたいです
北欧にシロアリがいるかいないかは素人は知りませんものね
もっともらしく言われたら そうかな・・・なんて思ってしまいます
by roy (2008-05-11 13:06) 

denn

やはり^^騙されないように勉強せねば・・><

RSSが反応しないまま^^二つも記事がUPされてました・・
ソネブロ・・サイドバー・・・・ どうにかならんもんでしょうか??^^
by denn (2008-05-11 13:46) 

マルコメX

「イケアの北欧風家具はお洒落で良いかも♪」と思わせますが、家の構造まで「北欧風でお洒落で良いかも♪」なんて喜んでたら、とんだ目に合うということですね。
またひとつ勉強になりました!
by マルコメX (2008-05-11 18:50) 

umi-_-yas

確かに優れた技術は優れた技術だけど、そのまま取り入れる(まさに輸入住宅)のではなく、その地域に合うやり方で、ある部分は取り入れて、またある部分は別の方法でって、取捨選択しながら作っていかないと、ですね。その技術を活かすも殺すも建築をする側に掛かっていて、責任は重大です。
by umi-_-yas (2008-05-11 21:44) 

toyo

くるにあ 様
そのジョーク、実際にあったらしいですよ。
なんかで読んだ覚えがあります。

>階段の化粧モルタルが剥がれ落ちて・・・

・・・については実際に見ないとなんともいえませんが、もし全部剥がせるものなら剥がしてしまって・・・剥がした跡が見苦しかったらコンクリート用の塗料を塗る・・・という方法もあります。 でも階段だったらそれほどの心配もないと思います。 (それから、この間の私の質問にお答えくださってありがとうございました。) nice! もありがとうございます。

by toyo (2008-05-11 22:25) 

toyo

mogi 、様
あの~、このブログを読んでいただいてる建築関係の方は全くの例外だと思っていますので、あまり気にされるとこっちが恐縮してしまいます。
(シロアリ業界だっていろいろ問題業者がいますし・・・。)
一部のハウスメーカーを対象に書いただけですので、どうぞお気を悪くなさらないでくださいね。
nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-11 22:31) 

toyo

ijimari 様
過分な褒めことば、ありがとうございます。
ただカッカして書いただけで私、そんなに立派な人間ではありません。
でも(褒められたので)そうなるように努力しますね。
nice! &コメントありがとうございます。

by toyo (2008-05-11 22:36) 

toyo

roy 様
参考になったらうれしいです。
今回はカーッとなって書いてしまったので「何故危険なのか?」の説明がおざなりになってしまいました。今度、頭を冷やしてもっと分かりやすく書きますね。 nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-11 22:40) 

toyo

denn 様
いつもありがとうございます。
ところで「ソネブロ・・サイドバー・・・・」
私も同じことを感じていました。 ほんと、ちょっと困りますよね。

nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-11 22:43) 

toyo

マルコメX 様
ありがとうございます。
北欧風住宅だけでなく、「有名デザイナーズブランドの住宅」にも同じことが言えると思っています。 デザイン重視もけっこうですが、雨仕舞いとか無視された造りが多いみたいで・・・きっと建築関係の人なら疑問をもっておられるんじゃあないかなっていう気がするんですが。
nice! &コメントありがとうございます。

by toyo (2008-05-11 22:50) 

toyo

umi-_-yas 様
おっしゃるとうりだと思います。
上物については建築素人の私が生意気に出しゃばったみたいで気が引けますが、そのように受け取っていただいて感謝します。
ありがとうございます。 (逆にもし今後、間違ったことを書いたら遠慮なくご批判くださいね。) nice! &コメントありがとうございます。


by toyo (2008-05-11 22:56) 

kappa

土間床工法はシロアリに侵入されてしまったらアウトだと思い、私は採用しませんでしたが、これを採用しているH.M.(ユニ●ーサルホーム、センチュ●ーホームなど)は「侵入されません」と言い張ります。今回の現場での侵入経路はどこだったのでしょうか。
by kappa (2008-05-11 23:53) 

toyo

kappa 様
その侵入経路の特定がとても難しくて困っています。
①化粧モルタルの裏側か、内部の②コンクリート亀裂か、のどっちなんでしょうが壊すわけにもいかず・・・その両方であるという前提で工事するしかないようです・・・。そのユニ●ーサルホーム、センチュ●ーホームの人はシロアリの知識がまったくないと思います。これは断言できます。
 nice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-12 08:47) 

たいせい

 技術の進歩として紹介されるもののほとんどはコストダウンのための便法で、実際には危ういと思われる技術や建材が巷に横行していると感じています。
 昔の大工さんや職人さんなどは、良いと思ったこのでも自分の家や知り合いの家で試した末に問題のないものしか使わなかったと聞いていますが、昨今ではそうではありませんね。
 建築関係者でも専門外のことは、何が良くて何が悪いのか?よく解らなくなってきているように思います。
by たいせい (2008-05-12 14:00) 

くるにあ

なるほど、有難う御座います。 確かに直接家屋に接している場所では無
いので大丈夫かとは思ったんですが・・・ 剥がれたモルタルはコンクリート
用接着剤で貼り付けて、とりあえず現状のままで置いておこうと思います。



by くるにあ (2008-05-12 14:28) 

南雲しのぶ

明治期からの木造建築で生き残っているものもあるので一概に何が良くて何が悪いって言い難いような気もするんですよね。
専門家でないので何とも言えませんが、いかにキチンと管理していくかが大切なのかも知れません。
ウチもそろそろ築40年になる部分がありますが、基礎からシッカリしていますし。
by 南雲しのぶ (2008-05-12 19:05) 

toyo

たいせい 様
>技術の進歩として紹介されるもののほとんどはコストダウンのための便法で、実際には危ういと思われる技術や建材が巷に横行しているとー

・・・については全く同感です。

>建築関係者でも専門外のことは、何が良くて何が悪いのか?よく解らなくなってきているようにー

・・・についてもどうもそういう感じがします。

いい家を建てたくてもお客様の予算という制約もあって苦慮している大工さんもいると思います。 
ただ今回調査した「土間床」+「化粧モルタル」+「床暖房」+「スチレンフォームの断熱材」=「ものすごく危険」・・・という認識はハウスメーカーには最低必要な基本知識ではないのかなあ?と思います。実際にこれは大問題になりつつあります。欠陥住宅という範囲を超えていると思うのです。・・・ということを言っても今回の・・ちょっと感情的になった私の文では「なぜものすごく危険」なのかが伝わりにくかったと反省しています。
もっと分かりやすく今度書いてみようと思っています。いつもnice! &コメントありがとうございます。
by toyo (2008-05-12 23:47) 

toyo

南雲さん
コメント&ありがとうございます。
おっしゃるように「一概に何が良くて何が悪いって言い難いようなー」
・・・と、私も思います。
新工法がみんなダメで、在来工法はすべていい・・とは思いませんが。
土間床も絶対ダメということではないですが、それならそれなりに腐朽とシロアリに対する耐久性をキチッと計算した上で造ってほしいと思っています・・・といっても今回は私の説明不足だったと思っています。

(何故、私が今回激しい文を書いたかというと、このつくりは下手をするとほんとにもう「建て替え」しか対処法がない危険極まりない工法だからですが、その理由も説明不足だったようです。文才のないのがもどかしいです。)

私の母方の実家は100年過ぎています。だから南雲さんの40年なんてまだまだ序の口ですよ。基礎もしっかりとしているならまだまだいけますから大事にしてあげてくださいね。(余計なお世話だったかも。)
コメントありがとうございました。


by toyo (2008-05-13 00:10) 

toyo

くるにあ 様

なるほど。
コンクリート用接着剤という手がありましたね。
軽い剥離ならそれでいいと思います。
恥ずかしながら「コンクリート用接着剤」は思いつきませんでした。
by toyo (2008-05-13 00:15) 

南雲しのぶ

いやいや、分ってますよ。
先コメでは長くなるから書かなかったのですが、知り合いの家が言われる北欧の工法で建てていて、すでに問題が出ているがハウスメーカーの対応が早く住むには困っていないという話しを聞いていたもので。
最終的な対応としては「建て替え」しかなくともそこまでどう生かしていくかということかなぁ、と思ってコメントしてみました。
家というのは一生ものですからね。
こちらこそ中途半端なコメントでした。


by 南雲しのぶ (2008-05-13 07:18) 

toyo

南雲しのぶ さん
とんでもないです。
私のほうこそ舌足らずなコメントだったと思います。
知り合いの方、ハウスメーカーの対応が早かったなんて、そういうメーカーもあるんですか。私のほうが色目メガネで見すぎていたのかもしれませんね。救えわれた気持ちです。ありがとうございました・

by toyo (2008-05-13 23:03) 

toyo

しゃくとりむし様

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
nice! お礼申し上げます。お礼が遅れてごめんなさい。
by toyo (2009-10-20 10:11) 

toyo

コストカット様

初めまして。
お付き合いいただいて感謝しています。
少しでもコストカット様の参考になったら嬉しいです。
nice!ほんとにありがとうございます。
by toyo (2009-10-20 10:13) 

ボラ

toyo様

土間床工法では、
・コンクリ一体打ち
・外に防蟻断熱材で外断熱
・基礎に米ヒバ
では、防蟻対策は不十分で、薬剤を使った対策をしないとシロアリを防ぐ
ことはできないとのことでしょうか? 薬剤を使わない、シロアリを防ぐ可能性の高い工法、使用はないのでしょうか?
by ボラ (2010-01-01 23:30) 

toyo

ボラ 様

初めまして。
そして明けましておめでとうございます。
勝手なことばかり書いているこんなブログを
お目に止めていただき心からお礼い申し上げます。

おたずねの・・

>・・・では、防蟻対策は不十分で、薬剤を使った対策を
しないとシロアリを防ぐことはできないとのことでしょうか? 

決して薬剤対策をお勧めする意図はありませんが、そして
とても残念ですがシロアリ屋としては「現実的には」そのとおりだと
思います。他に方法は思い浮かばないのです。

土間床工法は日本という温帯モンスーン気候の湿潤な気候風土
には適さないと思います。その国、あるいは風土を無視した工法は
大きな弊害をもたらします。

それでも土間床にしたかったら、徹底的に「木材」を排除したつくり・・
たとえばビルのような・・にするしかないと思います。あるいは薬剤漬け
の家にするか・・です。一般住宅としてはどちらも賛成しかねます。

・・ということで答えになったでしょうか?
といっても、基礎の外断熱や土間床の実際の被害例を見ないと
なかなかわかって貰えないかもしれませんね。
そういう実際の被害例の写真が少ないのでわかりにくい記事だった
かもしれません。

お付き合いいただいて感謝します。
有難うございました。
by toyo (2010-01-02 08:43) 

ボラ

toyo様

早速のお返事ありがとうございます。 少しぐらい、床下に湿気等があっても
米ヒバ等の白蟻に強い材料を使えば、被害にはあわないと思っていました。

この辺について、工務店などに確認をしてみようと思います。
by ボラ (2010-01-02 11:12) 

zume

はじめまして
「シロアリ 土間床」で検索してたどり着きました

実は木造の新居にビルトインガレージをつけようと思っています
が、ガレージは構造的に「土間床」を採用せざるを得ない気がします
もちろん母屋の方はちゃんと床下通気する基礎を採用します

ガレージのシロアリ対策として、何か名案はありますでしょうか?
よろしければご教授願います

by zume (2010-08-29 00:16) 

toyo

zume様

初めまして。
そして拙い記事にお付き合いいただいて感謝します。

えーと、ビルトインガレージのシロアリ対策としては・・
もし、シロアリが将来、侵入してくるとしたら、「ガレージ内側」からよりは「ガレージの母屋側」の床下側からのほうが可能性はあると思います。すみません、わかりにくい言い方ですね。

つまり、母屋の床下のガレージ側・・といいますか。
そっちに絶対、木を床下地面に接触させた箇所がないようにすること。
・・といっても母屋側の床下が「ベタコン」なら心配はないと思います。
もし母屋側の床下が「防湿コンクリート」なら将来、基礎と防湿コンクリートの打ち継ぎ部分に亀裂が起こる可能性がありますので、その亀裂からシロアリが登ってくることは考えられます。

で、どっちにしろ手っ取り早い対策としては「母屋の床下のガレージ側」だけでも部分的に防蟻処理(薬剤散布)すればいいと思います。
ご家族に化学物質に対して過敏な方がいない、という前提条件付きですが。

それからガレージ内側については、柱などの木部が地面に接触しないように作ってもらうこと・・だと思います。

たしかに・・・ガレージは構造的に「土間床」・・とも言えますが、
私の経験では、ガレージが被害に合うということはめったに無いように思います。あるとすれば、ほとんどが「ガレージの出口側の柱の下部」がコンクリートに「埋め込まれた」つくりの場合です。
だからそこだけ注意すればそれほど心配はないと思っています。

図解しないと私の下手な文だけではピンとこないかもしれませんね。
とにかくポイントは、どんな造りであれ「木部をコンクリートに埋め込んだ造り」は避ける・・ということでしょうか。

多くの場合、シロアリは・・
①地面→②コンクリートの亀裂→③木部
あるいは・・
①地面→②木部

・・の順に登ってきますから、②の部分で阻止するといいますか。
あー、ますます分かりづらい説明ですね(笑)ごめんなさい。
なんとなくでも伝わったでしょうか?参考にしてくださいね。
zume様にいいことがありますように。
失礼しました。


by toyo (2010-08-29 09:23) 

zume

toyo 様
さっそくのご丁寧なアドバイスに感謝感激です(^^)

寒冷地なので母屋側の基礎はかなり高くする予定です
また建築士さんはステンレスメッシュを推奨しています

>私の経験では、ガレージが被害に合うということはめったに無いように思います。

これを聞いて安心いたしました(^^)
念のため蟻道が露出する構造にしてもらおうと思います

by zume (2010-08-31 10:07) 

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