蟻道(ぎどう)はあるか? [蟻道]
皆さん、こんにちは。
前回は、床下の玄関~廊下付近の注意点について書きました。
今日はそれ以外の全体のチェックの仕方を書きます。
といっても、考えてみたら玄関の場合と基本的には同じです。
簡単に言えば「蟻道があるかないかを探すだけ」これに尽きます。
目が見える人なら誰だってできますよね。
ただ私たちと一般の方の違いは「経験」だけ。私たちの「経験」には
失敗もたくさん含まれています。 それともうひとつ。
それは床下の「構造」というか「造り」についての知識が多少あるだけ。
・・・ということで始めましょうか。
まず蟻道とその中のシロアリの姿をみてくださいね。
下の写真のシロアリは「白っぽい」ですね。 これ「働きアリ」です。
次のシロアリは頭が茶色っぽいですね。 これ「兵隊アリ」です。
(下の写真です)
噛み付いたり刺したりはしませんから大丈夫ですよ。
気持ち悪い? でもほっておくと最悪はこんなふうになります。(下の写真です)
じゃあどういうところに注意したらいいのかというと・・・
①シロアリは「狭い隙間」が大好きですから「亀裂しているとろ」やとにかく隙間は全部、よく見ましょう。(下の写真です)
②それから「風がうまく回っていないところ」たとえばコーナー(角)部分です。
③あと、シロアリにとって「梯子」になりそうなところです。(写真なし)
④特に浴室の土台・玄関の裏側・勝手口の裏側です。
これらと似たようなところは全部チェックしましょう。(これは前回言いましたね)
で、稀にこういうこともあります。(下の写真です)
ヘンなのが垂れ下がっていますね。これも蟻道です。
ついでにシロアリ以外のカビの様子もチェックしましょう。(下の2枚の写真)
白っぽいカビ(白色腐朽菌)が付いていますね。いい状態じゃないですね。
で、これは床下によくいるカマドウマ。床下の湿気が大好き。
カマドウマの数で床下の湿気の程度の目安になります。これも刺したり噛み付いたりしませんから大丈夫です。(下の写真です)
う~ん、ほんとはもっと詳しく書くべきなんですが床下の状況って
一軒一軒みんな違うんで説明しづらいなあ。
ほんとに基本的なことだけでした。
まとめると、やっぱり・・・
ていねいに「蟻道があるかないかを探すだけ」なんですよね。
なんだか中途半端な気分です。 そう、やっぱり「造り」の説明が
抜けてるからですね。 で、次回は「造り」の説明をします。
玄関の真下ってどうなっているか、とかですね。 そのほうが
わかりやすいかもしれませんね。
今日のジョークです。
最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
<ジョーク>
ドクターの診察室に現われた患者はドモリ;
「セ、セ、先生、ボクはナ、ナ、何年間もド、ド、ドモリが直らないんです。 モ、モ、もうボクはタ、タ、堪えられない! ナ、ナ、なんとかしてもらえませんか?」
ドクター;
「そうねぇ、まず一から十まで検査してみないとなんともいえないが、治療法が見つかる場合もあるよ。」
というわけで、ドクターは一連のテストを施した。 その結果;
「君のドモリの原因が分かったよ。」
患者は興奮した;
「ド、ド、どういうことだったんですか、セ、セ、先生?」
ドクター;
「君のペニスが原因だね。 無茶苦茶な話だと思うだろうが、君のペニスの大きさは尋常じゃない、つまり、約60センチもあるのだよ。 その重みが君の声帯に張り詰めた負担を与えているんだね。 普通の男ではそんなことで苦労することはないけど。」
患者;
「セ、セ、先生、ド、ド、どうしたらいいんでしょう?」
ドクター;
「そうねぇ、それを除去してもっと短いのを移植するという手は有り得るな。」
患者の即答;
「やって下さい!」
というわけで、手術が行われた。3週間後、予約通りに患者が事後診察に現われる。患者;
「先生、ドモリは治していただきました。 どう感謝申し上げた らいいのか言葉もありません。 しかし、手術以来3週間でセックスできたのは1回だけです。 そのー、女房のやつ、新しい短めのモノが気にいらないんで す。 悩み考え抜いた結果、セックス無しの生活よりも、ドモリの方がまだ我慢できると結論をつけたんです。 前のボクのモノをツケ戻して欲しいんです が。」
ドクター;
「ダ、ダ、ダメだよ。 ト、ト、取引はト、ト、取引なんだから!」
あはは、ちょっとエッチでしたね
それではみなさん、ごきげんよう。
おやすみなさい。
関東では少しずつ春が近く感じるようになりました。
大引きに達している蟻道は非常に活性が高そうですね。
昨日お客さんに聞かれた事なのですが、我々には当たり前の事も普通の方(シロアリ屋でない人)には、ツチグモと蟻道の区別がつかないみたいです。ちょっと知識があるだけですが、分かりやすいシロアリ説明に心掛けたいと思いました。
by エスケイユニオン (2009-02-16 07:06)
床下や壁の中のカビは本当に要注意です。
カビがシロアリを呼び寄せることは、周知の事実のようですから^^;
何時も思うのですが・・・これだけのジョークを書いても、女性が引かない!
人徳ですなぁ!
by アキラ (2009-02-16 09:43)
炭について、シロアリについて、
写真と文章でとってもわかりやすく、有難いです。
惜しげもなく、いろんなノウハウを公開下さり、
得難いブログだと思います。
このような記事に接すると、パソコン(というよりは、
インターネット)をやっていて良かったと思います。
自分ではただ恩恵をこうむるだけなのが、心残り
ですが。
今後も楽しみにしています。
by 福智山 (2009-02-16 19:33)
エスケイユニオン様
>ツチグモと蟻道の区別がつかない・・・
それってそちらでもそうですか。こっちでも同じですよ。
蟻道があるって電話をいただいてお邪魔してみたら、なーんだ、なんてね。
なるべく中学生でもわかるような説明をしてるつもりなんですが・・・
>分かりやすいシロアリ説明に心掛けたいと思いました。
ほんとに同感です。
お読みいただいてありがとうございました。
お元気でご活躍ください。
by toyo (2009-02-17 00:17)
Yuki様
気持ち悪い写真ばかりでごめんなさい。
だんだんマニアックな内容になってつまらないでしょ?
それにジョークも下品だしね。大目にみてね。
私、ほんとは下品なんです。あはは、
nice!ありがとうございました。
by toyo (2009-02-17 00:23)
アキラ 様
おっしゃるとおりだと思います。
床下もふだん見えないところですが壁の中は
もっと見えないところですものね。以前、住宅展示場の住宅を解体した現場に立ち会った大工さんに「見た目はなんともなくても壁の内側が真っ黒だった」という話を聞いたことがあります。
ジョークは全部パクリですが、ついつい記事がつまらないとエッチで補填してしまって、根がスケベなものですからアハハ。
nice!&コメントありがとうございました。
by toyo (2009-02-17 10:12)
福智山様
身に余るおことばです。
ありがとうございます。
ただ詳しく書けば書くほどマニアックな印象をもたれるんではないかと・・もっと身近な話題に連動して興味をもっていただけるようにしなければ、と思っています。
いつもコメントありがとうございます。
(昨日あたりから急激に気温が下がってきました。 福智山様もどうぞお身体ご自愛くださいね。)
by toyo (2009-02-17 10:16)
社会貢献様
お読みいただいて感謝いたします。
私、社会貢献してこなかったので反省して貴ブログで勉強して貢献させていただこうと思っております。立派なブログだと思います。頭が下がります。
nice!ありがとうございました。
by toyo (2009-02-17 10:21)
ホタルの館様
お読みいただいて感謝します。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
nice!ありがとうございました。
by toyo (2009-02-17 10:23)
みかんママ、様
お読みいただいて嬉しいです。
nice!ありがとうございました。
by toyo (2009-02-17 13:13)
mitsu様
nice!ありがとうございました。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
by toyo (2009-02-17 13:15)
shin様
お読みいただいて感謝します。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
nice!ありがとうございます。
by toyo (2009-02-17 13:16)
翠川与志木 様
お読みいただいて感謝します。
マイナーな内容ですが少しでも参考になったら嬉しいです。
nice!ありがとうございます。
by toyo (2009-02-17 13:19)
たいせい様
いつもnice!ありがとうございます。
お読みいただいて感謝します。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
by toyo (2009-02-17 13:21)
蟻道があってもそれと気付くには経験がなければ難しそうですね。
記事の写真のように、ココにあるよと示されれば分かりますが・・・
造りについての記事、期待しています。
by kappa (2009-02-18 00:30)
takemovies 様
nice!ありがとうございました。
ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
by toyo (2009-02-18 08:06)
ニャンコ様
お読みいただいて嬉しいです。
nice!ありがとうございました。
by toyo (2009-02-18 08:07)
kappa様
>蟻道があってもそれと気付くには経験が・・・
あーっ、そういわれるるとそうですね。
それは考えなかったです。
ということは、まだまだ私の説明能力に落差があるということですね。そうですね。ためになるご指摘です。
ありがとうございました。
nice!&コメントありがとうございました。
by toyo (2009-02-18 08:12)