あー、わけがわからん! [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
今日のタイトルは、今の私の本音そのものでなんです。
ほんとに訳がわからないんです。 地質工学?に詳しい人が
いたらほんとに教えていただきたいんです。
というのは、前々回の記事で、シロアリがいそうな雰囲気でも
必ずしもシロアリがいるわけではない・・という事例を紹介
しました。 で、今日はその真逆なんです(笑)
シロアリがいそうもない雰囲気の床下なのに・・なんとまあ
大被害! つい最近の調査がそうだったんです。
まあ、確かにこういう経験というか調査結果は初めてではないです。
だから、そう驚くことでもないんですが、でもね、本音を言うと、
合理的な説明がつかず未だに私の中では未消化なんですよね。
お客様には、地下にきっと地下水が流れているんでしょうねえ~・・
なんて説明してますが、ほんとの理由はわからない(笑)
誰か合理的で納得のいく説明をしてくれないかしら?
さっそくその床下を見てくださいね。
まず、土壌の質を見て下さい。 川砂です。 もうカラカラして
完全な乾燥状態。 カビ臭もゼロ。
蟻道も写ってますけど、まあ土壌に注目してね。
蟻道の子どもができていますね。 う~ん、こんなに乾燥してるのにねえ~。
おーっ!見事な蟻道です。
で、今度は被害状況・・・
おーっ!スカスカだ。
これはどうかな?
おーっ!やっぱりスカスカ (色合いが違うのはフラッシュを炊かなかったからです)
床板の裏側にまで登っています。
大引の中も一直線に・・内部は空洞化しています。
あちこち被害だらけ・・・想像以上に被害は大きいなあ。
完全に予想がはずれちゃった。
今まで私は基本的に「シロアリと湿気・カビは無縁です」と、
書いてきたので、まあこういうことも何度かは経験してます。
でも、今回のように、ほぼ完璧に床下が乾燥しているのに、
これほど被害が進行してる状態って、やっぱり珍しい。
お客様との会話。
- ここって、昔は田んぼだったんじゃあないですか?
- いや、違います。
- じゃあ、沼地だったとか・・?
- いや、違います。
畑だったと思います。地盤はしっかりしてると思います。 - う~ん、それじゃあ・・それじゃあ・・???
桑畑だったとか、梨畑だったとか・・・う~ん、きっと
地下水でも流れているんでしょうかねえ~?
あー、結局、私の頭では真相解明は無理・・・ぶつぶつ。
山を削って傾斜地に建てた団地では、地下水が分断される
ので床下の湿気が強い・・というのは経験してますが、ここは
平地の団地です。 どうにも納得がいきません。
いや、ほんとは昔からこういうケースは納得がいったことは
ない(笑) ずーっと、曖昧なままにしてきました。
仕事になれば、どっちだっていいじゃん、なんて(笑)
でも、ほんとは喉にイガイガが引っかかってる気分です。
最初にこの床下を見たときは、まさか、ここまで進行してるとは
思っていませんでした。
あーっ、ほんとにわからない。 ギブアップ。
地質学の勉強でも本格的にしないとダメかしらん。
・・ということで、曖昧なまま終わります(笑)
みなさんの意見をお聞きしたいです(助けてえ~)
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうぞ、みなさんにいいことがありますように。
それではごきげんよう。
<ジョーク>
鉄道会社を相手に老牧場主がおこした訴訟。
コンテスト入賞級の雄牛が一頭、鉄道が牧場を横切った辺りで行方不明。
老牧場主の申し立て;
「雄牛は汽車に轢かれたに違いない。正当な市場価格を支払って欲しい」。
鉄道会社側の担当弁護士が大都会からやってきて事に当った。
田舎のよろず屋の奥の部屋で、無給名誉職の地方判事が訴訟指揮を
取ることになっていた。
老牧場主が姿を見せるやいなや、弁護士は彼を連れ出してその場を離れ、
説得にかかる。 「裁判によらずに解決しましょうよ」。
口八丁手八丁が功を奏したのか、老牧場主は要求の半分で手を打った。
免責証書に署名しチェックを受け取る老牧場主。
うまくいった、とほくそえむ 若手弁護士、よせばいいのに禁じえなかったのか、
お喋り。
「さーて、言いたくないんだけどね、オールドマン、一言いいかな。
もともとこっちには勝ち目の無い件だったんだよ。 あの朝、汽車がおたくの
牧場を横切るとき、機関手は寝ていたし、かまたきの機関助手は車掌車に
いてね、こっちには証言台に立つ証人は一人もいなかったんだ。
はったりかましちゃったよ。」
対して、老牧場主;
「そうだったのかい、お若いの。 こっちもこの件ではちょっと気を揉んで
いたんだけどね。 あの雄牛め!、今朝帰ってきやがって。」
シロアリに常識は通用しないと言うことで納得するしかないかもですね。それにしてもシロアリって逞しいですね。
by しょうたく (2010-11-01 19:48)
猿や熊が人里まで降りて来る時代ですから、やはり自然界の異変なのでしょうかね?
by yanasan (2010-11-01 22:51)
今回の事例と関係ないでしょうけど、だいぶ昔、20年以上前にテレビでみたシロアリ駆除のことを思い出しました。
被害をうけた家の床下環境がどうだったか、被害がどの程度だったかは記憶にないのですが、シロアリ退治にはコロニーを潰さなければと駆除業者が探すのですが見つからない。
どういう経緯で突き止めたかも記憶にないのですが、家の前のアスファルト道路をはがして突き止めたコロニーは、以前立っていた電柱を地上に出ているところで切って撤去、土中の部分はそのまま放置してあったものが巣になっていたというヲチでした。
シロアリに知識も興味も持っていなかったけれど、コロニーの巨大さと、そこから家まで喰いにきていたこと、それを執念で突き止めた業者のインディジョーンズばりの執念におどろいて記憶に残っていたのだろなあ。
シロアリ駆除というのは、ヒ素などの凶悪無慈悲な毒薬を床下に撒くことで待ち伏せ的に済ますと考えていたから、コロニーを直接叩くためならなんでも何でもやるぞ的な駆除業者の姿が印象的でした。あのひと、駆除というよりシロアリと知恵比べで宝探しをしているようにさえ思えたなあ。そういう面白さを意図した番組作りだったのでしょうけど。
by ねりね (2010-11-02 00:39)
しょうたく 様
いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
>シロアリに常識は通用しないと言うことで納得するしかない・・
同感です。ときどきビックリさせられます。
シロアリも床下環境の適応してるようです。
そのぶん対応にも悩まされますが(笑)
コメントありがとうございます。お礼が遅れてすみません。
どうかしょうたく様にいいことがありますように。
by toyo (2010-11-05 21:02)
yanasan 様
~みたいですねえ。
人間もたくましく適応しないと・・ですね(笑)
私は旧人類なのでなにかと難しいですが(笑)
いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
お礼が遅れてすみません。
どうかyanasan様にもいいことがありますように。
by toyo (2010-11-05 21:05)
ねりね様
それはたぶん、固定巣を作るタイプのシロアリ(イエシロアリ)
だと思いますが私も見たかったです。
おっしゃるように学究的に真剣にシロアリに取り組むプロの方って
いるんですよね。ほんとに立派だと思います。
そういう人たちを密かに誇りに思っています。私はいい加減ですから、そこまでは無理かも(笑)
いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
お礼が遅れてすみませんでした。
どうかねりね様にもいいことがありますように。
by toyo (2010-11-05 21:12)
木の乾燥度合とか関係ありませんか?
by こう (2010-11-18 13:02)
こう様
木の乾燥度合いですか?
う~ん、この家の場合、木部の状態はとても良く・・含水率も
低くて問題ない・・ような印象を受けました。
通常であればシロアリが好むような木の状態ではない、と
思います。
・・といっても、四季の変化によって床下はものすごく様変わり
しますから真夏であれば見た目よりも含水率が高くなっている
という可能性もありますよね。
う~んう~ん、やっぱり私の頭では答えがわからないです。
いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
どうかこう様にもいいことがありますように。
by toyo (2010-11-18 21:39)
久しぶりにしっかり勉強させてもらいました。
また勉強しに来ますね。
それでは今日はこの辺で。
by bamboosora (2010-12-05 16:40)
bamboosora 様
ありがとうございます。
参考になったら嬉しいです。
どうかbamboosora 様にもいいことがありますように。
by toyo (2010-12-05 21:19)