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羽アリが出ると自己嫌悪 [羽アリ]


みなさん、こんにちは。

羽アリが各地で発生してるようです。
私も少しずつ忙しくなってきました。商売になっていいね・・と、
思われるかもしれないけど、たしかに売上は上がりますが、
いいことばかりではないんです。

つまり、クレームです。
私には年間平均して5~6件のクレームがあります。
恥ずかしい話ですが事実は事実。クレームの連絡を受けると
一気にドドドドー!と、落ち込んでしまいます。

表面はクールなふりをしていますが・・だって、私が動揺した
様子を見せれば、お客様はもっと不安になりますからね・・
ホントは、もう自己嫌悪で、心はズタズタ・・ぶつぶつ。

038.jpg
(写真は勝手口の焚口の穴から羽アリが発生したケースです)

自己嫌悪に陥るとしばらくは回復しません。
なんで再発したんだろう?どこが悪かったのかしら?と、
いじいじぐちぐち・・頭の中はマイナス要因でいっぱい。

畜生、なんで俺はダメなんだ!と自分で自分を認められ
なくなる日々がしばらく続くことになります。
そして、本気で自分を認められなくなったらヤバイぞ・・とか
思うのです。

自分ではベストを尽くした工事をしたつもりでも、どこか
不足なところがあったわけですから。あー、また愚痴だ(笑)

でも、私の何倍もお客様のほうが落ち込んでいると思い
ます。自分のことばかり書いて申し訳ない。

039.jpg

あ~あ、ほんとにシロアリってやつは厄介だなあ~と毎年、
今の時期になると思います。

シロアリ駆除って、「開腹しないで手術する」ような面があり
ます。タイルや外壁を剥がしたくなるときがあります。
そうすれば侵入箇所を特定できるので駆除も簡単なのに
なあ~とか。

もう完全に愚痴ですね。ごめんなさい。

というわけで、羽アリの時期は、自分が三流防除士である
ことを嫌でも思い知らされる時期でもあります。
メッキがどんどん剥げてゆく気分。

042.jpg
(これを見ればお客様もびっくりしますよね。心配かけて
ほんとに申し訳ない・・です)

最後までくだらん愚痴にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にはいいことがありますように。

(ジョークはお休みにさせてくださいね。ジョークの気分じゃ
ないので・・)


{参考}
IMG_0001.jpg
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心如

 昔、恩師に聞いた話で、「どんな名医でも自分のミスで最低三人は患者を死なせる。そういう日は黙って酒を飲む」と言った、どこかの大学の医学部長がいたそうな(多分、東大だったような…)。
 苦い酒かも知れませんが、悔やんでいるよりは増しかなと思います。
by 心如 (2013-05-17 11:39) 

楽しく生きよう

クレームと同様叱責なんかもドット気が落ちますよね。
分かります。その気持ち。
by 楽しく生きよう (2013-05-17 14:13) 

昆野誠吾

クレームは改善のきっかけと思い気を楽に
なさったらいいと思います♪
一つのクレームの影には、言ってこないでもう頼んでくれない
お客様がいるはずです。
一つ改善策が見つかれば、将来失うはずだったお客様の
うち数名がセーフとなります。
クレーム対策はレベルアップのチャンス!
と、偉そうにすみません^^;
そういいながら私もクレームがあると
解決するまで何してても紋々しちゃいます(笑
by 昆野誠吾 (2013-05-17 15:32) 

ぼんぼちぼちぼち

クレームを受ける側の気持ちがちぃとだけ解った気がしやした。

by ぼんぼちぼちぼち (2013-05-18 13:15) 

yanasan

テレビでもシロアリ屋さんのコマーシャルが盛んに流れていますね。
by yanasan (2013-05-18 21:32) 

sugar

今日、庭仕事をしていると、服に羽アリが止まりました!
一匹だけでしたが、ヤマトシロアリのようでした。
直ぐに我が家の、外周を総点検しましたが、異常は
見つけられませんでした。

よその家から飛んで来たのかな?

結構、遠くまで飛んで行けるのでしょうか?

by sugar (2013-05-18 22:53) 

スカタン

常に真摯に、駆け引き無しのtoyoさんの姿勢に矜持を感じています。
落ち込むのは謙虚さと素直な生きざまそのものです。

仰る通り、シロアリ駆除は「開腹しない手術」のようなところがありますね。で
紹介された事例は下地材に薬剤が至っていなかったか、処理されていてもピレスロイド系ですと処理部分を忌避される。つまり、わずかでも処理の至っていないところを突破…小生は後者の例を何度か経験しています。
悔しいやら情けないやら…で、忌避しない系…の薬剤にかえて、かつ穿孔注入を細かくしました。以来似たケースは起きていません。見逃すとサスガにダメ(ノ´∀`*)それと直ぐに死なないので、処理のすぐあとに改修で剥がされると(゜ロ゜;ノ)ノぞろぞろ生きている!のクレームもどきが起きるのは悩ましいのですが…。

あ、toyoさんには「釈迦に説法」で…初めての書き込みなのに…ごめんなさい。
聞き流してください。


暴投…ちゃう、冒頭に申し上げた通り、toyoさんには敬服しています。
弊社のスタッフ達も同じです。

Toyoさんに依頼されたお客様は相当の幸運だと確信しております。




by スカタン (2013-05-27 00:28) 

スカタン

コメント
by スカタン (2013-05-27 02:23) 

スカタン

先ほどはごめんなさい。

気になって…御社のホームページを拝見しました。
いつもブログだけしか拝見していなかった!

完全無農薬だったんですね。

小生の事例は完全に的外れです!
ごめんなさい。

完全無農薬は「高等技術」です。
ボロン…ホウ酸処理、ヒノキチオールにしても、
本当に難しい。

是非とも研鑽を重ねて、世に提唱されてください。
あ、これは世に言う「荒らし」ではありません。

小生はかつて日本の高度経済成長期に、環境破壊が激しく進んだ。
その幼少期の経験が今の自分に繋がっています。

レーチェル カーソンさんの「サイレント スプリング  生と死の妙薬」の通り
が日本でも起きていました。

それが小生の原点であります。

toyoさんには声援あるのみです。


by スカタン (2013-05-27 02:58) 

toyo

心如 様

コメントありがとうございます。
そして、お気遣いの言葉をこころから感謝します。

>「どんな名医でも自分のミスで最低三人は患者を死なせる。そういう日は黙って酒を飲む」

私はヤブ医者(いや、ヤブ防除士・笑)ですが、大変、心に
滲みる言葉です。ほんとにありがとうございます。
どうか、心如 様にもいいことがありますように。


by toyo (2013-05-29 22:08) 

toyo

楽しく生きよう 様

愚痴にお付き合いいただいて感謝します。

たしかに叱責されるのも落ち込みますよね。
でも、叱責する方もきっと嫌な気分なんだと思います。
まあ、でもしかたないのかしらん?空元気でも出して
頑張ります。お気遣いの言葉をこころから感謝します。

どうか、楽しく生きよう 様にもいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2013-05-29 22:12) 

toyo

昆野誠吾 様

お気遣いの言葉をありがとうございます。

>一つ改善策が見つかれば、将来失うはずだったお客様の
うち数名がセーフとなります。
クレーム対策はレベルアップのチャンス!

~ですよねえ。ほんとにそうだと思います。
そうありたいです。
でもクレームの渦の中にいると、つい自分を見失いそうに
なります。でも、でも、頑張らないとダメですよね。

糞ーっ!頑張るぞー!・・て、あ、汚い言葉でごめんなさい。
ほんとに励ましのお言葉には感謝しています。
ありがとうございました。
どうか、昆野様にもいいことがありますように。


by toyo (2013-05-29 22:18) 

toyo

ぼんぼちぼちぼち 様

愚痴にお付き合いいただいてありがとうございます。
クレームなんてなければ一番いいけど・・まあ、
自分が未熟なんだから仕方ないですね。
誰のせいにもできないのでブログで憂さ晴らし・・です(笑)
どうか、ぼんぼちぼちぼち 様にもいいことがありますように。

by toyo (2013-05-29 22:21) 

toyo

yanasan 様

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
シロアリのTVCMを見ると、いいことばかりの宣伝で
複雑な気持ちになります(笑)
ひがみですね、自分がなさけない。
どうか、yanasan 様にもいいことがありますように。
by toyo (2013-05-29 22:23) 

toyo

スカタン 様

コメント、ありがとうございます。
大変、参考になる内容をありがとうございました。
私は(恥ずかしながら)薬剤の忌避性・・云々には無頓着でした。だから、あー、そうか、と目からウロコでした。ほんとに感謝します。

>それと直ぐに死なないので、処理のすぐあとに改修で剥がされると(゜ロ゜;ノ)ノぞろぞろ生きている!のクレームもどきが起きるのは悩ましいのですが…。

ほんとに、この駆除してもすぐに死なないので「クレームもどき」・・には誤解されてしまって、わかってもらえない・・ですよね。
お客様からすれば「駆除すれば、たちどころに死ぬのが当たり前」と思っていますから・・。説明すればするほど「逃げ」に思われてしまうし・・ぶつぶつ(笑)
まあ、誤解されるのは宿命かもしれませんね。

>小生はかつて日本の高度経済成長期に、環境破壊が激しく進んだ。その幼少期の経験が今の自分に繋がっています。
レーチェル カーソンさんの「サイレント スプリング  生と死の妙薬」の通りが日本でも起きていました。それが小生の原点であります。

私はこういう文章を読むとすごく嬉しいです。私も一時期に地球村の会員でしたが、そのときに現状の汚染のひどさや不必要な商品の氾濫に、どう言ったらいいか、まあうんざりというか
・・自分の代では間に合わなくても、せめて次世代の子ども達にツケを残してはいけないと思うようになりました。私は決して立派なことが言える人間ではないですが、でも(自分でできることはほんとに少ないけれど)何もしないよりはいいかしら?とかなんとか思っています。あー、うまくいえません。

お気遣いの言葉と、駆除法のヒントを教えていただいてほんとにありがとうございました。どうかスカタン様も、お身体をご自愛しつつ頑張ってくださいね。どうかスカタン様にいいことがたくさんありますように。

by toyo (2013-05-29 22:45) 

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