築100年の家の調査 [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
築100年以上経った住宅を調査してきました。
あちこちの部屋から羽アリが発生したそうです。
でも(不謹慎かもしれませんが)私は感動しました。
というのは伝統工法の圧倒的な迫力を感じたからです。
たとえば、この床板。約20年前に交換したそうで、お客様は、
きっと黴びて腐っているかも・・と気にされていましたが全然
その気配はありませんでした。
その一番の理由は床下の造りが・・
ちょっとわかりにくいですが、要するに吹き抜けでいつも
自然な風が通っています。
部分的に補修した形跡はありますが、ほとんど100年前の
材料のままです。土台は栗みたいでした。とっても硬い。
たしかに蟻道はいくつかありました。
羽アリが発生したことはお客様にとっては不幸なことです。
でも、築100年後に羽アリが発生した・・ということは逆に
考えれば、約100年の長きにわたって発生しなかった・・
ということですよね。
これは素晴らしい!よく頑張ったなあ~・・と、私は感動して
しまった。伝統工法の凄みを感じました。
あー、やっぱり不謹慎な言い方だったかもしれないですね。
お客様にとっては羽アリなんてみたくもないですものね。
(I様、ごめんなさい。気に障ったら許してくださいね)
でも、私は昨今のローコスト住宅よりも、たとえ古くてもこう
いう本格的で、日本の風土に合った家を見ると嬉しくなって
しまうんです。
でもね、伝統工法の良さはわかっていても、実際問題として
ローコストじゃなきゃあ家なんて持てないよ・・という気持ちも
わかります。う~ん、やっぱり不謹慎だったかなあ~。
ということで最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
男が酒場で一杯やっていると、女が隣に座った。
それが雰囲気的にも構造的にもいけそうな女だとなれば会話は
一気に盛り上がる。 一息ついたところで女が切り出した。
私今晩「勤務」態勢にあるの、ところで乗る気はある?ときた。
世慣れた男としては条件がハッキリしなければホイホイついて
いくわけにはいかない。
女の提案は簡潔明瞭;
「200ドルで何でもするわ。ただし、あんまりヤヤコシイことはいやよ。」
ここは思案のしどころ、結論を出すのに多少の時間が要る;
「OK、妥当なところかな。」 合意した男はテーブルにポンと200ドルを
置いた。
してやったりの女;
「感激! 仕事の内容を教えてちょうだい。」
中身を言ってやるのに目をそらしては失礼になる;
「うちのペンキを塗ってくれ。」
床下の風通しは、やっぱり大切なんですね。
最近の気温の上昇で、我が家でもエアコンを使い始め
ましたが、室外機の前を歩いた時、妙な発想が沸きました
この室外機からの風を利用する為、ダクトを付けて
強制的に床下の通風口に入れたら、
床下換気になるのでは?
物干し竿付近までダクトを伸ばせば、簡易乾燥機?
いつのも「低レベルな発想」です
by sugar (2013-06-18 22:04)
sugar 様
とんでもない、斬新な発想だと思います。
なるほどねえ、いいかもしれないですね。
室外機の風って湿度はどうなんだろう?
でも、送風することが大事だから湿度は
関係ないかもしれないですね。
そういうダクト式の床下換気扇は既に商品か
されていたような気がします。いや、あれは
除湿機だったかしら?
私のような固まった頭では出てこない発想です。
sugar 様はシロアリ屋になったら凄い商品を
開発しそうですね。恐れ入りました。
どうかsugar様にいいことがありますように。
コメント感謝します。
by toyo (2013-06-19 17:54)