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利休にたずねよ。 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日は雑談というか勝手な放談なので、お時間があったら
お付き合いくださいね。

先日、半日くらい暇な時間があったので久しぶりに家内と
映画を見に行ってきました。
というのは、家内が以前から見たいと言っていた映画が
上映中だったからです。

それはこれ。


家内は映画で使用されている茶道具を見たいんだそうです。
利休がテーマの映画なので茶道具も一流の品が使われて
いるらしいです。

本物は見る機会がないから、せめて映像だけでも本物を
見たい・・ということかしら?
こういう映画の見方も面白いな。

で、平日だったので観客は20~30人くらいでした。
私としては閑散とした雰囲気が好きなので良かった。
ところが上映が始まってからはCMの連続。

まあ、5分くらいならガマンもできるけど、時間を図ったら
なんと20分。見たくもないCMを強制的に見せられて次第
に不愉快になりました。
TVならチェンネルを変えるか消せばいいけど映画館なので
逃げられない。実に不愉快。

・・と、感じる私がおかしいのかしら?
だって、CMを見るために行ったんじゃないからね・・ぶつぶつ。
う~ん、でも、今はこれがふつうなのかなあ~?

おまけに後ろの席でオバサン方の話し声がぼそぼそ。
こういうのも不愉快。

うるさいなあ・・親の顔が見たい・・いや、お前らは子どもに
文句なんていう資格はないぞ!と、密かに毒づいたりして・・。

ほんとにいい年をしてマナーも守れない品性下劣な大人が
多すぎる。あ、私も大人だった(笑)
この国の品性は確実に落ちているような気がする。

とかなんとかイライラが頂点に達しそうな頃にやっと本編が
始まりました。

で、見終わっての私の採点は100点満点の70点くらい
かしら?(生意気ですね)イライラのせいかな。

その理由は、たしかに映画としてはそれなりにまとまっていた
と思うけど、いまいちわからなかったのが・・なぜ当時の天下人
である秀吉に対峙できるほどの存在に利休がなれたのか?
という説明が私的にはいまいちリアルじゃなかった。

ほんとはそれがリアルにわかるのでは?と期待していました。
まあ、それなりの時代背景が大きな要因らしいですが・・。
(参考)
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic21.html

もうひとつの不満は、秀吉がいかにも小心者でつまらない人間に
描かれていたこと。
俳優(大森 南朋)は良かったけど、秀吉像にいまいち深みがない。
これじゃあ、秀吉もただの嫉妬深いおじさんみたいだ。
脚本に不満です。

・・とかなんとか勝手な放言でした。
イライラの影響で辛口になったかも。
でも、映像的にもキャストもとても良かったと思います。
ということは私のないものねだりかも。

雑談に最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク

ぐでんぐでんに酔っ払って旦那が帰宅する。 
かみさんは玄関を開けようともしない。旦那はドンドンと叩き始めた。

それでもかみさんは知らん顔。旦那は大声を立て始める。 
向こう三軒両隣も何事かとばかり気になりだしたようだ。 
こうなったらかみさんに恥をかかせてやるべぇとばかり聞こえよがし
に旦那は大声に節をつけた;
「結婚前にやらせてもらったぜ。結婚前にやらせてもらったぜ!」

即座に階上の窓が開きかみさんがやり返す;
「そうよ、その通りよ。フットボールチームの半数の男たちともやり
 ましたよ!」


 

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コメント 10

昆野誠吾

そうゆうときありますよね^^
人間だれしもがその時の「気分」で
音の聞こえ方、物事の捉え方が
違ってくるものだし私はそう思って
諦めています(笑
あ、今機嫌悪いのかな。
ちょっと余裕がないかな。
集中していないな。
なんて思いながら、でも落ち着きません^^;
いつでも平静を保てるようになったら
悟りの境地に達したということで^^
by 昆野誠吾 (2013-12-22 16:40) 

yanasan

確かに、上映前のコマーシャルは長いですね。

by yanasan (2013-12-22 20:29) 

しょうたく

こちらのブログもぜひ一読ください→【映画】『利休にたずねよ』の嘘を暴く【追記】 http://ameblo.jp/darkpent/entry-11727510707.html
by しょうたく (2013-12-22 21:54) 

ねりね

利休にまるで興味ないですけど映画ネタで。

先月まで東京の西の郊外にある古い日本映画専門な小さな映画館で『蔵出し!日活レアもの祭り』というのをやってましてね。
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/nikkatsu-rare/index.shtml
なんか魅力的なチラシでしょ。
宍戸錠が好きなので「探偵事務所23 銭と女に弱い男」をメインイベントとして、あとはタイトルや出演者で見当つけて、作品解説読んで選んでいくつか見に通ったです。

えへへ、うらやましいでしょ、こういう体験をあたりまえのようにできる東京が。エヘン、東京はこーゆーふーに小遣いを無駄遣いできるところがいろいろある道楽者万歳なところなんですぜ。
(駄目押し)えへへ、うらやましいでしょ。

何を見たんだって?
作品解説で誰が出演してるかで見当ついちゃうだろうなあ。
ええ、もちろん「金語楼の俺は殺し屋だ」は見ましたよ。予想以上につまんなかったです。宍戸錠の探偵物はとても面白かった。
期待していなかったのに面白くて拾い物だったのは「破れかぶれ」と「人間に賭けるな」。

あたしにとって、このての古い映画を見る楽しみは、昔の東京の街並みがね・・なんかもう、やりきれなくなるような切ない気分になったりもするです。映ってる風景はほとんど現存していない。ちなみに観客は白髪と薄毛なひとがほとんどでした。
by ねりね (2013-12-23 01:35) 

toyo

昆野様

そうですよね。
ほんのちょっとした事や気がかりなことがあると
集中できない・・情けないけどそういうことが私も
よくあります。
だから、いつも小さな心配事でもすぐに対応して
なるべく心に負荷をかけないようにしてはいるん
ですが・・ぶつぶつ(笑)
でも、なんとか頑張りましょうか。

いつもお付き合い頂いてありがとうございます。
どうか昆野様にいいことがありますように。
by toyo (2013-12-25 08:40) 

toyo

しょうたく様

教えて頂いて、すごく参考になりました。

たしかに、この映画は史実には忠実でないので
エンターティメントとして楽しむ映画だと思います。
芸術貢献賞というのは主に撮影や美術に与えられる
賞だそうで、作品の内容や質とはあんまり関係なさ
そうです。
教えて頂いて不満の正体がはっきりした気分です。
ありがとうございました。

どうか、しょうたく様にもいいことがありますように。

by toyo (2013-12-25 08:49) 

toyo

yanasan 様

映画なんてひさしぶりだったのでCMがこんなに
長いことも知りませんでした。
ほんとにもう少し短くして欲しいですね。

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
どうか、yanasan 様にもいいことがありますように。
by toyo (2013-12-25 08:51) 

toyo

ねりね様

いいなあ~、憎たらしいなあ~(笑)
新潟にはそんな映画館はないですもんね。
悔しいー!
wowowでも、たまに古い映画をやりますが、ほとんど洋物
ですから日活レアものなんて滅多にしませんしね。
道楽者万歳なんてのはいいですね。それが都市の文化の厚みなんだろうなあ~・・ぶつぶつ。

>あたしにとって、このての古い映画を見る楽しみは、昔の東京の街並みがね・・なんかもう、やりきれなくなるような切ない気分になったりもするです。映ってる風景はほとんど現存していない・・・

そうなんでしょうね。「東京物語」なんて見ると当時の空気感まで伝わってくるようでいいですね。
タイムマシンで過去に行かなくても古い映画を見ることでどっぷり過去に浸ることができるような気がします。見終わった後は切ないといえばせつないけど・・。
そういえば「東京家族」もけっこう良かったです。

個人的にはフランス映画のジャンギャバンやモールス、ロネだったかなあ~、タイトルもわすれちゃったけど地味な映画が好きです。そういう映画ってもうみれないんだろうなあ・・。
あ、きりがないのでこのへんで。

いつもお付き合いいただいて感謝してます。
どうか、ねりね 様にもいいことがありますように。

by toyo (2013-12-25 09:21) 

hisa

映画はまだ観ていませんが、ぼくは茶道を習っているので、近いうちに観に行こうと思っています。既に観たお茶仲間によると、茶道具を観たかったら、DVDで画面を止めながら観たほうがいいとのことでした。
原作は読みました。エンターテイメントとしてはよくできていると思いますが、茶道に関わる者にとっとっては、利休の描き方にちょっと不快感を覚えます。言ってみれば、その業績とは関係のないゴシップを面白がっているワイドショーのような感じでしょうか。
Toyoさんが秀吉と利休との関係の描写に不満を感じられたのも、そのへんにあるのかも知れませんね。価値基準が曖昧な文化芸術が権力と経済を動かして行く歴史的側面と、利休の人柄の魅力、そしてその美意識と利休が構築した茶道の作法や自然観の完成度とは、実はあまり関係なくて、それら全てを描こうとしたら、大河ドラマくらいの尺が必要なはずですから。きっと全てが中途半端なのでしょう。
ただ海老蔵を観たいだけのワイドショー好きの人たちにとっては、おしゃべりのタネくらいの映画に過ぎないのでしょうね。

by hisa (2013-12-25 16:54) 

toyo

hisa 様

コメントありがとうございます。

>茶道に関わる者にとっとっては、利休の描き方にちょっと不快感を覚えます。言ってみれば、その業績とは関係のないゴシップを面白がっているワイドショーのような感じでしょうか。

私も見終わって同様な感想を持ちました。

映画での利休の台詞に・・
「美は私が決めること。私の選んだ品に伝説がうなれます」
「人を殺してもなお、手にしたいだけの美しさがございます」

・・というのがありましたが、その言の是非はともかく、そこに至るまでの利休の美意識の変遷への説明が、すっぽりと抜け落ちているので、ただの傲慢な印象しかもてませんでした。エンターティメントでもそれなりの辻褄は合わせた方がいい・・とか思いました。

モントリオール映画祭で国際貢献賞をいただいたらしいですが、それは作品が優れているからではなく、あくまで映像的に美しいシーンへの評価(撮影賞?)ではないか?と勝手に解釈しています。

それから茶道具を見るのならDVDが良いというご指摘をありがとうございました。たしかにそうだと思います。ただ、意外とそういうシーンは少なかったので期待はずれでした。

機会があったら「千利休 本覺坊遺文」と三國連太郎の「利休」を見てみたくなってきました。たぶん、hisa 様ならご覧になったことがあるかもしれませんね。

いつもいろいろご教示いただいて感謝しています。
どうかhisa 様にいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2013-12-26 23:28) 

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