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猫?の死骸と寒林 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

久しぶりの更新でごめんなさい。なんか最近は気分が
不安定みたいです。みたい・・なんて・・自分のことなのに
不適切な言い方ですね。

気分が猫の目のようにコロコロ変わって・・・自分自身を
扱いかねているような・・そんなこともどーでもいいですね。
いきなり愚痴っぽくてすみません。

先日の調査依頼はちょっとキツかったです。
いや、ホントは相当にキツかった。

というのは調査といっても床下のシロアリ調査じゃなくて
床下の猫の死骸?の回収依頼でした。

「増築した室内に猛烈な異臭が漂って困りはてています。
原因はおそらく床下で猫が死んで腐っているんじゃないか
と思います。このへんは野良の猫ちゃんが多いんです。
で、その回収をお願いできませんか」


うっ~う~ん・・断ろうと思ったけど、猫好きの私としては
猫となるとねえ、断れないな。

で、お邪魔したのですが増築した部屋は点検口も和室も
ないつくりでした。困ったなあ。それにしても猫ちゃんは
どこから床下に入ったんだろう?

調べたらありました。ここしか考えられない。
でも低くてとても私は入れない。

で、了解をいただいてここの外壁の下部を少しカットして
そこから床下に潜ることに・・。

でも、あいにく床下に障害物があって2Mくらいしか進め
ません。なるほど、奥からは強烈な異臭が漂ってきます。
RIMG1750.jpg

そこから望遠で撮ったのが下の写真です。
RIMG1751.jpg
なにやら黒っぽいものが写っています。
形までは特定できませんでした。猫か狸かハクビシンか?
でも、場所はほぼ特定できました。

で、結局、知り合いの大工さんに無理を言って来てもらい、
当該箇所の廊下に点検口をつくってもらい、そこから回収
することにしました。

遺骸はどろりと崩れていて骨が見えます。どうも頭の骨の
形状からすると口先が尖っているので猫ではない印象を
受けました。ここまで腐っていると何の動物か判別できま
せん。

というか判別する余裕さえありませんでした。肉汁と骨と
毛皮もぐちゃぐちゃに分解していて、その異臭はすさまじく
ビニール袋に慌てて入れて臭いが出ないように口を絞める
のがやっと。

大工さんは異臭が大の苦手だそうで死骸も見たくないので
点検口を開けたらすぐに離れて遠くから様子を見ています。
回収の様子は写真に撮りませんでした。
というかとても写真を撮る余裕なんてないのでした。

だって、注意しても結局、腐った肉汁が手についてもう
気持ち悪い。鼻孔の奥まで臭いがしみ込んだ感じです。

帰ってからすぐにシャワーを浴びましたがこういう臭いって
石鹸やシャンプーではなかなか取れないですね。
皮膚にまでしみ込んでしまう感じです。

で、ふと「寒林」という言葉を思い出しました。
古代インドでは死体の処理法として火葬・水葬・野葬があった
そうですね。寒林とは野葬のこと。町や村のはずれの林や
空き地の死体捨て場といいますか。

681.jpg
(写真はインドのガンガーで撮ったもの。炎は死体を焼いているシーンです)
568.jpg
(夜明け前のガンガーの様子です。巡礼者でごった返していました)
554.jpg
(ナマステ、おじいちゃん、ごきげんよう)

その寒林で瞑想することをお釈迦さまは強く推奨したそうで
すが、これはとても重要な意味があるそうですね。
小野小町の九相図などもその教えが元らしいです。

ともあれ死骸と異臭をまともに直視でなかった私は未熟者
・・と思いました。

あ~あ、今でも指に異臭の残り香が・・・。

638.jpg
(早朝のガンガー周辺の風景です)

皆さんも一度家の周囲をチェックしてくださいね。
猫や小動物が入れそうな隙間があったら今のうちに塞いだ
ほうがいいですよ。近年は街中でもハクビシンなどが侵入
するケースが確実に増えていますから。

ということで参考にしてくださいね。
臭い話でごめんなさい。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。


(今回のジョークも前に紹介したことがある使いまわしです。
すみません)


ジョーク

逝去したご婦人を悼んで葬儀が執り行われている。 
式の最後に棺付添い人がお棺を運び出すとき、お棺を
偶々壁にぶつけてしまう。お棺がガタガタ振動した。
中からかすかな呻き声が聞こえてくる。お棺を開けて
みるとなんとご婦人はまだ息を引き取っていなかったのだ! 
ご婦人はその後10年生きたが、最終的には亡くなった。
 
同じ場所で再度葬儀が執り行われ、式の最後に棺付添い
人が再びお棺を運び出す。
そのとき亭主が彼らに大声で注意を促す;
「壁にぶつけるなよ!!」

 



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