20年後の再駆除 [シロアリ]
皆さん、こんにちは。
20年前に駆除させていただいたお客様から電話を
いただきました。要件は最近、浴室入り口の柱の
下部がおかしいので点検してほしいという依頼で
した。
たしか、このお宅は12~3年前に駆除させてもら
った記憶があるので過去の記録を調べてみたので
すがいくら調べても出てこない。
そういえば、10年以上昔のデーターはPCからも
外付けハードディスクからも削除したんだった。
で、お客様にその旨を話して、もしその時の保証書
があったら探しておいてくれませんかとお願いして
おいたら、見つけてくれました。
それを見たらなんと1998年の駆除。つまり20年前
に駆除させていただいたのがわかりました。
お客様もびっくり!私もびっくり!月日の経つのは
早いですねえ・・なんて。
しかし、人間の記憶なんてあてにならないですね。
感覚的には、もしかして最長でも15年くらい前かな
あと思っていましたから。
前置きが長くなりました。
駆除20年後の床下が果たしてどんなになっていたか?
参考になりそうなことを写真で紹介しますね。
まず、浴室入り口の柱の下部はこんな感じ。
う~ん、内部が空洞化していますね。
で、さっそく床下に潜ってみたら・・
ありゃー!蟻道があった!
断熱材を抑える板から床下裏側まで達していました。
でも、まだヘタリを感じるレベルじゃない。良かった。
ドリルで探ってみたら・・
う~ん、少し、内部が空洞化していました。でもまだ許容範囲。
具体的な被害箇所はここだけ。
他の部屋はこんな感じでした。
他の部屋には蟻道は見つかりませんでした。
よかった。
グラスウール系の断熱材はさすがに湿気を吸って
重くなっていますね。年数的には仕方ないでしょ
う。良くはないけどこれも許容範囲。
ただ土壌が粘土質なので湿気っぽい感じはします。
腐朽菌も適度に繁殖しています。でも、これも私
的には許容範囲。だって、駆除後20年ですからね。
よほど気になるなら湿気対策を考えればいいけど
まあ、緊急ではありません。シロアリ復活だけは
緊急ですので再駆除させてもらいました。
ついでに家の外周の注意点など。
う~ん、これは感心しません。これだと布基礎を隠して
しまうのでシロアリが侵入しやすいですね。
これもそう。同じ理由で私的にはNOです。
布基礎が見えるように鉢などを移動しましょう。
これはねえ、どうしようもないなあ。
日陰を作るのでホントはまずいんだけど・・ぶつぶつ。
なるべく家の外周は「布基礎が見える」状態、にして
おきましょうね。とは言ってもねえ、モノを置くスペ
ースがないお宅もあるでしょうしねえ・・ぶつぶつ。
まあ、とにかく外周はなるべく日当たりが良く日陰は
極力ない状態にしておくことをお勧めします。
シロアリは風通しがよくて日当たりは苦手ですからね。
以上、参考にしてくださいね。
ところで最近、日本テレビさんから電話をいただきま
した。要件は過去ブログの中の写真を使わせてほしい
という依頼でした。この記事のようです。
http://siroari.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28
「幸せ!ボンビーガール」という4月24日(火)放映の
番組で森泉さんが中古の家を買い、リフォームしていく
際に湿気対策として・・これ以上は書かないほうがいい
のかな?まあ、私的には期待していませんが湿気対策に
興味がある方には参考になるかもしれません。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョークというか名言>
一番耳にしたくない言葉
女性で最も多かった回答は 『若いうちが花』
スポーツの業界では 『体力の限界』
ちなみに自衛隊では 『繰り返す!これは訓練ではない!』
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