SSブログ

築100年の家の調査 [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

築100年以上経った住宅を調査してきました。
あちこちの部屋から羽アリが発生したそうです。

013.jpg

でも(不謹慎かもしれませんが)私は感動しました。
というのは伝統工法の圧倒的な迫力を感じたからです。

たとえば、この床板。約20年前に交換したそうで、お客様は、
きっと黴びて腐っているかも・・と気にされていましたが全然
その気配はありませんでした。
022 - コピー.jpg

その一番の理由は床下の造りが・・
020.jpg

014.jpg
ちょっとわかりにくいですが、要するに吹き抜けでいつも
自然な風が通っています。

部分的に補修した形跡はありますが、ほとんど100年前の
材料のままです。土台は栗みたいでした。とっても硬い。
051.jpg

たしかに蟻道はいくつかありました。
049.jpg

030.jpg

羽アリが発生したことはお客様にとっては不幸なことです。

でも、築100年後に羽アリが発生した・・ということは逆に
考えれば、約100年の長きにわたって発生しなかった・
ということですよね。

これは素晴らしい!よく頑張ったなあ~・・と、私は感動して
しまった。伝統工法の凄みを感じました。

あー、やっぱり不謹慎な言い方だったかもしれないですね。
お客様にとっては羽アリなんてみたくもないですものね。
(I様、ごめんなさい。気に障ったら許してくださいね)

でも、私は昨今のローコスト住宅よりも、たとえ古くてもこう
いう本格的で、日本の風土に合った家を見ると嬉しくなって
しまうんです。

でもね、伝統工法の良さはわかっていても、実際問題として
ローコストじゃなきゃあ家なんて持てないよ・・という気持ちも
わかります。う~ん、やっぱり不謹慎だったかなあ~。

ということで最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。


ジョーク
男が酒場で一杯やっていると、女が隣に座った。 
それが雰囲気的にも構造的にもいけそうな女だとなれば会話は
一気に盛り上がる。 一息ついたところで女が切り出した。 

私今晩「勤務」態勢にあるの、ところで乗る気はある?ときた。 
世慣れた男としては条件がハッキリしなければホイホイついて
いくわけにはいかない。 

女の提案は簡潔明瞭;
「200ドルで何でもするわ。ただし、あんまりヤヤコシイことはいやよ。」

ここは思案のしどころ、結論を出すのに多少の時間が要る;
「OK、妥当なところかな。」 合意した男はテーブルにポンと200ドルを
置いた。

してやったりの女;
「感激! 仕事の内容を教えてちょうだい。」

中身を言ってやるのに目をそらしては失礼になる;
「うちのペンキを塗ってくれ。」



nice!(23)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。