無意味な敷炭・・・ [炭]
皆さん、こんにちは。
最近はおかしな天気ばかりですね。
晴天かと思ったらいきなりの豪雨になったりとか・・。
なんとなく気力も落ちている。ブログの更新も億劫な気分です。
というか相変わらずのヘンな迷惑コメントが毎日くるので憂鬱
というか・・いい加減にしろよ!と言いたい。
いったい、何が目的の迷惑コメントなんだろう?
グッチだかなんだかの宣伝らしいけどブランド品が大嫌いに
なりそうです。ネットって便利ですが、こういう迷惑コメントは
不愉快極まりない。
・・という愚痴はさておいて今日の調査で感じたことなど書いて
みます。
ことの始まりは畳屋さんからの電話でした。
畳が何枚かシロアリに食べられている家があるので床下を
調査して・・という依頼でした。
で、今日はシロアリについてではなく敷炭について書いてみます。
炭に興味のない方にはつまらないかも。
お客様の話では、昨年に大工さんから炭を進められて言われる
ままに床下に炭を敷いてもらったそうです。
ということは湿気が強いからかしら?
でも、敷炭はいいことだと思いました。いったいどんな敷炭を
したんだろう?興味津々で床下を開口したら・・・あー、カビ臭が
キツイなあ~。炭を敷いたっていうのに、なんじゃこりゃあ!
まず、その敷炭の様子を見てくださいね。
おいおいマジかよ!と思いました。
こんな敷き方じゃあ問題外です。
話にならないな、まったく。
う~ん、いったい何を考えているんだろう?というかいい加減だな。
何が問題外かというと、まあザーッとダメな点を並べてみると・・
- こんな固形の炭を敷いても効果はありません。この炭
そのものは決して粗悪な炭ではない。でも、固形のまま
では調湿能力は発揮できません。敷く前に固形の炭を
1cm以内に砕くべきです。そうでないと炭の力は発揮
できません。 - 量も圧倒的に足りません。これじゃあカビ臭がして当たり前。
ほとんど無意味な敷炭のしかたです。いったい大工さんは
敷炭について勉強してるのかな?まったく無知としかいい
ようがない。
で、詳細を聞いたら炭二表で施工費を含めて9万円だったそうです。
私に言わせれば9万円をドブに捨てたのと同じです。
不愉快を通り越して頭にきました。
よーするに、ろくに炭の知識もない大工さんが「小遣い稼ぎ」の
ために見よう見まねで敷炭をした・・ということです。
お客様も9万円の請求にはびっくりしたけど言われるままに
しかたなく支払ったそうです。
こんなタチの悪い大工もいるんだなあ~と思いました。
地元の大工なのにね。
それに・・今回は敷炭に焦点を当てましたが・・シロアリ被害も
相当なものでした。あちこちに蟻道がいっぱいです。
おいおい、敷炭のときに床下の蟻道に気づかなかったのかよー!
と言いたくなりました。
だって、大引の一部はかなり激しく加害されていましたから。
ふつうなら(いくらシロアリに無知でも)気づいて当たり前だと思います。
大引きも束柱も限界です。
これを見れば敷炭の前に大引きを交換すべきでしょ。まったく。
ひと部屋だけで蟻道が4本もありました。気がつかないわけがない。
全く無責任な大工だなあ。もうこれは大工(大九)ではなく、
私に言わせれば大八だよ。詳しく状況を聞いたら、近くの
燃料屋さんから買ってきた燃料用の炭らしい。
どう考えても「小遣い稼ぎ」が目的なのがミエミエでした。
あー、迷惑コメントでイライラしているのでつい乱暴な言い方に
なりました。ごめんなさい。
だって、これじゃあ、炭の力を誤解されてしまうもの。
ちゃんとした床下用炭なら施工直後にカビ臭なんて完全に消え
てしまいます。敷炭に興味のある方は絶対にこんな敷き方は
してはいけません。
敷炭の最悪な事例として参考にしてくださいね。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
ある男が会社に遅刻して上司に怒られていた。
「お前!何で二時間も遅刻したんだ!」
「すいません、妻も一緒に車に乗って行きたいって言い出したんです。
それで妻は10分で準備できたんですけど僕は妻の乗る助手席の掃除
をしていたのですがその最中にギアを動かしてしまい、そのまま車は
川におっこっちゃったんです。
仕方なくタクシーを呼んで会社に向かったのですが、途中で運転手
が居眠りをして、ガードレールに衝突してその衝撃で今度は僕らが
川に落っこちてしまい、不運なことにそこにワニがいて、そのワニと
必死に格闘して追っ払ったんですが、妻がドレスがびしょ濡れに
なったことに怒って私がまたタクシーを拾って妻を家まで送り返して
そのタクシーにのって会社にきたら二時間も遅刻してしまいました。」
「ふざけるな!!そんな嘘を俺が信じると思ってるのか!!」
「ごめんなさい、やっぱり嘘だとばれました?」
「当たり前だ!10分で支度のできる女なんかいるわけねーだろ!!!」