人に飢える。 [つまらない]
みなさん、こんにちは。
シロアリについての有益な話をしたいけどマンネリ気分です。
だから、今日は雑談です。
つまらないですから無理にお付き合いしないでくださいね。
・・といいつつ書き進める自分って!?(笑)
私のお客様でひとり暮らしのおじいちゃんやおばあちゃんが
何人かいます。共通しているのはそういう方は「人に飢えている」
ような気がします。たとえばこういうことがあります。
朝の7時頃に電話がなる。
- アノ~ぉ、◯◯ですけど・・ぶつぶつ。
- ああ、◯◯さんですか。おはようございます。
どうしました?床下に何か困ったことでも??
(ドキッ!もしかしてシロアリが再発したのかな?) - いえ、そうではないんです。おかげさまでシロアリは駆除
してもらってから心配ないんですが・・ぶつぶつ・・
あんた、この頃、顔を出してくれないものだから・・
ぶつぶつ。 - そういえば2~3ヶ月ご無沙汰していますね。ごめんなさい。
- そのうちにまた来てくれると思って、ずーっと電話するのを
我慢していたんですよ。だから、たまには顔を出して・・・・
ぶつぶつ。 - あー、そうか、そうか。床下に何かが起こったわけでは
ないんですね。安心しました。じゃあ、近いうちにそっちの
ほうに行ったら寄せてくださいね。 - 待っていますから・・ぶつぶつ。朝早くからすみませんね。
ではないんです。 ハッキリ言えば寂しいみたいなんです。
2~3ヶ月、顔を出さないとこういう電話がきます。
で、なるべく早くお邪魔してはお茶をいただきながら雑談を
してきます。独居老人にとって一番キツイのは話し相手が
いないことらしい。人に飢えているという感じ。
私は縁あって仕事をさせていただいたお客様はみんな親戚
だと思うことにしています。相手は迷惑かもしれないけど(笑)
それに、昔のとても興味深いエピソードをたくさん聞けるので
私も楽しみです。
(猫のしっぽ)
で、地球上には何十億という人間がいるわけですが
そのうち一生で何人の人と知り合いになれるんだろう?
知り合いになるとは「縁」があったからなのだろうか?
若い頃は「縁」なんて抹香臭い言葉に興味はなかった。
けれどこの頃、縁ってすごく大事かも・・と思う。
それどころか縁がすべてかもしれないな・・とも思う。
だって、このおばあちゃんとだって確率的には天文学的
な出会いといいますか、シロアリ駆除が縁で知り合いに
なったわけですからシロアリが出会いを演出してくれた
とも言えます。
シロアリに感謝。こんな考え方はおかしいかしら?
(カエルの手・・は上手く撮れなかった)
どうも人間には二通りのタイプがあるような気がする。
孤独に強い人と弱い人。
私は比較的強いほうだと思う。というか、ときに孤独は
人間には必要な気さえする。
猪熊弦一郎だったかは「石ころが1個あれば一年は暮らせる」
と言っていたようですね。これはちょっと凄すぎるけど。
(クレパックスは素敵)
もし、ロビンソン・クルーソみたいに数年間、無人島に一人で
生活をするとして、一冊だけ本を選ぶとしたら私は何を持って
いくかなあ~?とか夢想する。
「聖書」か「悪徳の栄え」か、それともグイド・クレパックスの
漫画もいいな。聖書は分量がたっぷりあるし、サドのほうは
邪な楽しみが味わえるし(笑)クレパックスは目の快楽というか
描画を見ているだけでも飽きないし。
みなさんがもし、ロビンソン・クルーソだったら、そして一冊
だけ本を持って行ってもいいと言われたら何を選びますか?
たぶん、それが自分に本当に必要な本かもしれませんね。
つまらない雑談でした。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
ある日のこと、一人の男が地獄に到着し、悪魔に出迎えられた
。
悪魔は、いくつかの罰の中から一つを選ぶことができると説明し、
これからそれぞれの案内をするという。
第一の部屋では若い男が鎖で壁につながれてムチで叩かれている。
第二の部屋では中年の男が火あぶりの刑を受けている。
第三の部屋では年老いた男がゴージャスな金髪女性にお口で
ご奉仕してもらっている。
「これにします」と、男は声をあげた。
「よし」悪魔はそう答えると金髪女性に向かって歩いていき、
「オーケー」と言って彼女の肩をポンと叩いた。
「もう行ってもいいぞ。お前の代わりが見つかった」