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涙もろいのはなぜ? [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日も雑談です。お時間があったらお付き合いください。

最近、涙もろくなっています。
例えば、最近WOWOWで放映された「スノーホワイト」。
ラスト近くで、死から蘇った白雪姫が叫ぶシーン。

「国を取り戻すために私は戦う。私と戦うものはいないかーっ!」
涙腺の奥がジーンと反応する。
あっ、あっ、ダメだ。

このシーンだけを見たくて再放送も見てしまった。
凄く感動しているわけではない。それでも「泣きのスイッチ」が
自動的に入ってしまう。

「東京家族」もそうだった。やはりラスト近くで周吉(橋爪功)が
扮する紀子(蒼井優)に、心からお礼を言うシーンに・・・
あっ、涙腺が・・緩む・・。



そういえば「幸せの黄色いハンカチ」でもラストで、風に
たなびくハンカチのシーンで泣きそうになったことを思い
出す。
山田洋次監督はまったく「泣かせる」達人だと思う。
泣かせるツボを心得ている。いやらしいほどあざとい・・
と思いつつまんまと術中にはまってしまう。

なんというか年を経るごとに涙もろくなる・・って感じは
しませんか?
人に聞くとやっぱりそうだよね、と言います。

逆に鈍くなっているなあ、と思うこともある。
感受性というか・・・。
子どもの頃は、森に入っても草いきれというか木々の
匂いや雑草や葉っぱの匂いを息苦しいほどに感じた
のに今は感じない。

味覚についても、初めてコーヒーやコーラを飲んだ時は
その独特の風味に強い印象を受けた。

今は、何を飲んでもほとんど無感覚というか、美味しいとも
感じない。それでウイスキーとか強い酒を選んじゃうのかしら?



喜怒哀楽の感情も減った。感動することも少なくなった。
いつの間にか何か世界が変わって、つまらない日常の
繰り返しになった。

そのかわりに・・というわけでもないけど何故か涙もろく
なった。
(あ、つまらない日常の繰り返しが幸福な日々だとは
 思うけど)

殺生も自然に嫌になった。
シロアリやネズミを殺しているくせにね。
最近、泣いたことがあるだろうか?実生活ではほとんどない。

ところが、TVで映画などを見ていると泣けるシーンが
ときどきある。ほんとにありふれたシーンで泣きそうになる。
陳腐といえば陳腐なシーンばかりなのになぜ泣きそうになる
のか?わからない。



まだ枯れた心にもわずかばかりの感情や感覚が残っている
ことを確認したいのだろうか?もしかしたらそうかもしれない。

みなさんは、今年は何度泣きましたか?
泣くことは心の掃除なのかな?
まあ、悔し涙。悲しい涙・・いろんな涙があるでしょうが・・。

なんだかわけのわからないことを書いてますね。
ごめんなさい。

どうか来年は皆様にとって素敵な年でありますように。
そして、いいことがいっぱいいっぱいありますように。



ジョーク

年配の婦人に付き添われた魅力的な若い女性が診察室に現れる。
若い女性;「診ていただきたいのですが。」

ドクター;「どうぞどうぞ。 カーテンの向こうで衣服を脱いでください。」

若い女性;「いいえ、私ではないんです。 ここにいる叔母なんですが。」

ドクター;「わかりました。 奥さん、舌を出してください。」




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いろいろな事例 [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

記事を更新しなければ・・と思いつつサボってしまいました。
何かネタはないかなあ~と考えてもさっぱり思いつきません。

仕方がないので工事写真から何枚か選びました。
特にテーマはないので参考にならないかもしれません。
まあ、こういうこともあるんだ・・くらいに思ってくださいね。

最初のは床下がコンクリートですが、羽アリが床上に
大量発生した事例です。ふつうは床下がコンクリートなら
シロアリには大丈夫でしょ・・と思ってしまいますよね。
ところが床下はこうなっていました。
118.jpg
奥に蟻道が見えますね。

蟻道の立ち上がり部分のアップです。
120.jpg

こんどは上の部分のアップです。
121.jpg
ゲジ君が気持ち悪いかも。ゲジ君はどこの家にもいます。
あんまり嫌わないでね。実害はないですから・・とは言っても
無理かしら。黒い部分は基礎パッキンです。

この写真から言えることは・・
床下がコンクリートでも蟻道が作られることはある、ということ。
このコンクリートは実は防湿コンクリートでした。
それから基礎パッキンでも簡単にシロアリは侵入する、という
ことかしら。

防湿コンクリートの場合は、亀裂が生じることが多いので「亀裂が
あるかないか」注意しましょう。たとえば、こんな感じになっていたら
いずれ蟻道を作られるかもしれません。
095.jpg
いわゆるベタコンなら「亀裂は生じない」ですから蟻道を作られる
ことはまずないと思います。その場合は配管の隙間などに注意
しましょう。

次は断熱材とシロアリの例です。
一見、何でもないように見えますが・・
021.jpg

この木の部分が怪しい・・。
024.jpg
なんか木の内部がスカスカな感じですね。

ドライバーで突っついてみると・・
030.jpg

ということは当然断熱材にも侵入しているかも・・
045.jpg
ビンゴ!でした。
もし断熱材にヘンな筋みたいなの・・が見えたら注意してくださいね。

ヘンな筋みたいなの・・とはこんな感じです(下の写真)
021s.jpg

最後は床上です。ヘンな砂みたいなのが見えますね。
実は、ここにダンボール箱を数ヶ月間積んでおいたそうです。
001.jpg

で、ダンボール箱を移動したら気づいたそうです。
まったくシロアリは油断も隙もないですね。
002.jpg
長期間、ダンボール箱などを積みっぱなしにして
ある場合はたまにチェックしたほうが良さそうです。

ということでおしまいです。

シロアリの被害写真は、仕事がらたくさんありますが、
紹介するにしても選択基準に迷っています。
やたらに大被害の写真ばかり紹介して、シロアリの
恐怖を煽ることになっても困るし・・ぶつぶつ。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆さんのお宅はこういう写真と無縁でありますように。



ジョーク
新聞を読んでいると、大物政治家と魅力的なその奥さんの
写真が第二面に掲載されていた。

イイ女をモノにする政治家には多少の妬みを感じてしまう。 
よせばいいのに、家内にグチるという愚行に及んだ;

「大馬鹿野郎が最高の美人をモノにするなんて世の中
 不公平だよね。」

何を思ったのか微笑む家内;
「そうかしら、そう言っていただいてうれしいわ、
 アナタ~。」



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利休にたずねよ。 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日は雑談というか勝手な放談なので、お時間があったら
お付き合いくださいね。

先日、半日くらい暇な時間があったので久しぶりに家内と
映画を見に行ってきました。
というのは、家内が以前から見たいと言っていた映画が
上映中だったからです。

それはこれ。


家内は映画で使用されている茶道具を見たいんだそうです。
利休がテーマの映画なので茶道具も一流の品が使われて
いるらしいです。

本物は見る機会がないから、せめて映像だけでも本物を
見たい・・ということかしら?
こういう映画の見方も面白いな。

で、平日だったので観客は20~30人くらいでした。
私としては閑散とした雰囲気が好きなので良かった。
ところが上映が始まってからはCMの連続。

まあ、5分くらいならガマンもできるけど、時間を図ったら
なんと20分。見たくもないCMを強制的に見せられて次第
に不愉快になりました。
TVならチェンネルを変えるか消せばいいけど映画館なので
逃げられない。実に不愉快。

・・と、感じる私がおかしいのかしら?
だって、CMを見るために行ったんじゃないからね・・ぶつぶつ。
う~ん、でも、今はこれがふつうなのかなあ~?

おまけに後ろの席でオバサン方の話し声がぼそぼそ。
こういうのも不愉快。

うるさいなあ・・親の顔が見たい・・いや、お前らは子どもに
文句なんていう資格はないぞ!と、密かに毒づいたりして・・。

ほんとにいい年をしてマナーも守れない品性下劣な大人が
多すぎる。あ、私も大人だった(笑)
この国の品性は確実に落ちているような気がする。

とかなんとかイライラが頂点に達しそうな頃にやっと本編が
始まりました。

で、見終わっての私の採点は100点満点の70点くらい
かしら?(生意気ですね)イライラのせいかな。

その理由は、たしかに映画としてはそれなりにまとまっていた
と思うけど、いまいちわからなかったのが・・なぜ当時の天下人
である秀吉に対峙できるほどの存在に利休がなれたのか?
という説明が私的にはいまいちリアルじゃなかった。

ほんとはそれがリアルにわかるのでは?と期待していました。
まあ、それなりの時代背景が大きな要因らしいですが・・。
(参考)
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic21.html

もうひとつの不満は、秀吉がいかにも小心者でつまらない人間に
描かれていたこと。
俳優(大森 南朋)は良かったけど、秀吉像にいまいち深みがない。
これじゃあ、秀吉もただの嫉妬深いおじさんみたいだ。
脚本に不満です。

・・とかなんとか勝手な放言でした。
イライラの影響で辛口になったかも。
でも、映像的にもキャストもとても良かったと思います。
ということは私のないものねだりかも。

雑談に最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク

ぐでんぐでんに酔っ払って旦那が帰宅する。 
かみさんは玄関を開けようともしない。旦那はドンドンと叩き始めた。

それでもかみさんは知らん顔。旦那は大声を立て始める。 
向こう三軒両隣も何事かとばかり気になりだしたようだ。 
こうなったらかみさんに恥をかかせてやるべぇとばかり聞こえよがし
に旦那は大声に節をつけた;
「結婚前にやらせてもらったぜ。結婚前にやらせてもらったぜ!」

即座に階上の窓が開きかみさんがやり返す;
「そうよ、その通りよ。フットボールチームの半数の男たちともやり
 ましたよ!」


 

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シロアリ?キクイムシ?腐朽? [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

シロアリがいるらしいので調査して・・という依頼があって、
伺ったら、ありゃ、これはシロアリじゃないなあ~というときが
ときどきあります。


一般の人にとってはシロアリなんて、あんまり馴染みがない
と思いますので無理もないと思います。

そんな事例を紹介します。参考にしてくださいね。

ここは某食堂です。外壁の張替えリフォームをしているときに
職人さんがシロアリらしい被害が見られるので工事をストップ
したそうです。
001.jpg

で、職人さんが工事をストップした原因はこれです。
防水紙をめくると・・
012.jpg

こうなっていました。
013.jpg

アップにします。
014.jpg
小さな丸い穴が無数に開いていますね。そして木の内部が
ボロボロになっています。でも、これはシロアリのせいでは
ありません。キクイムシのせいです。

でも、木がボロボロ=シロアリの被害に違いない・・と思って
しまいますよね。無理もないと思います。

ちなみにシロアリの場合はこんな細長い穴が開きます。
P6170039.jpg
もっともこの穴から土が吹き出ていたんですが・・。

これもシロアリの食害です。丸い小さな穴は開いていませんね。
数カ所の傷っぽい箇所は私が突っついた跡です。
P6250086.jpg
う~ん、この写真ではよくわかりませんね。内部が空洞化して
いるので表面からはわかりにくいですね。ドライバーで突っつくと
わかるんですが。

たとえば、突っつくと内部がこんな感じ。
表面の薄皮一枚を残して剥がれるような感じ・・といいますか。
P6250085.jpg

それから、よく木部の内側から土か砂が「吹き出て」いる
ような状態。下の写真です。
2009,8,30,加茂 藤田聡様 043.jpg
このように木部からヘンな砂が吹き出ていたらシロアリのせいです。

では、木の内部がどのように喰われているかというと・・
これはわかりやすいかしら?(前にも紹介したことがある写真です)
2002_0101テスト0011.jpg
シロアリはこのように「木の内部」の柔らかい部分(辺材)を
食べますから表面上はなかなかわかりにくいんです。

それから、ついでに・・これもよくシロアリのせいだと勘違い
しやすい写真です。
P6250071.jpg

8.jpg

上の2枚の写真は「腐朽」です。木の内部が「長方形」
形になっていますね。これは前にも書きました。
長方形でボロボロ=腐朽菌のせい・・です。

まとめると・・

  1. 柱や木部にヘンな穴が開いてもシロアリとは限らない。

  2. キクイムシ・腐朽菌の場合もある。

    (あ、この場合の対策法はキクイムシ用の薬剤を吹き
    付けてもいいし、シロアリ用の薬剤でも効果はあります。
    腐朽は防腐剤で対応しましょう)

  3. シロアリの場合は、必ず砂か土が吹き出ていたり、
    あるいは吹き出ていなくても内部にシロアリの運んだ
    土がある(これを蟻土といいます)

ということでおしまいです。
シロアリの食害かも?と心配する前に参考にしてくださいね。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。 

 

  • コメントにもありますが「小さな丸い穴」について、これは
    キクイムシではなく、
    シバンムシの可能性もあります。
    私の早とちりかもしれません。
    シバンムシは主に小麦粉、そば粉、米粉・・などの食品と
    畳床などに発生する
    ものと思い込んでいましたが、木材
    に含まれるでん粉を栄養とすることもある
    ようです。
    ということで、シバンムシの可能性もあります。

 



ジョーク
家に忍び込んだ夜盗を引っ立てて男が警察にやってきた。
言いたいことがある。

内勤の巡査:
「裁判でそのチャンスはありますから、そちらでどうぞ」

「そこで訊くようなことじゃないんだってば!」
男は引き下がらない。
「女房を起こさないでどうやって侵入したかこいつに教えて
 もらいたいんだよ。オレは成功した験しがないんだぜ!」

 



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病院は聖域か? [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日はシロアリとは無関係なことを書きます。

今現在、ご家族や知り合いの誰かが重篤な病気なら
少しは参考になるかもしれませんが・・。

ですから無理にお付き合いしないでくださいね。
たぶん、つまらないですから。

最近、ある事情で医療関係の本ばかりを読んでいます。


 

ほかにも買いたい本があったけど、とりあえず指針として
この3冊を買いました。

そして、今迄は医療は聖域。お医者さんは常に正しい、
と思っていたけど、どうもそうではないらしいと思い始めて
います。

お医者さんを誹謗する意図はないですが、今の医療制度
について大きな問題があるらしいことが見えてきました。

お医者さん自体もこの医療制度に組み込まれた被害者
なのかもしれません。
「赤ひげ先生」を望むのは無理だとは思っていましたが・・・。

こうなったら、お医者さんになるべく頼らないですむ生活を
自分で構築するのが賢い生き方に思えてきました。

その指針として特に安保徹さんのこの本はとても参考に
なります。

 

安保さんによれば、人が病気になる原因はたった2つだけ
と言います。意識することは「たった2つ」でいいそうです。

それは低酸素・低体温の体質を変えること。

低酸素・低体温といってもなんのこと?ですよね。
これはとてもダイジェストでは説明しきれないのでもし興味が
あったらお読みになることをお勧めします。

健康な生活を手に入れるための必読書であり、基本図書では
ないかとさえ私は思っています。

末期がんでも生還する人。逆に手術が成功しても再発する人。
この差はなんなのか。

病気が発現する以前のライフスタイルというか生き方(価値観)
が大きな要因になっていることを細胞レベルでわかりやすく
解説してあります。そして、ガンは決して死病などではないこと
なども。

「病気(ガン)になることは決して悪いことではない。
ストレスによる低酸素・低体温状態への適応現象である」

・・という言葉は、まさに私にとってブレイクスルーでした。

この本は安保さんにとっては今までの集大成となる本だそうです。
私は新鮮な感銘を受けました。
もし、病気でお困りの方がいたら是非ご一読を。

なんだか、特定の本をお勧めするなんて押し付けがましい
ですね。ただ、久しぶりに素晴らしい本に出会ったのでシェア
したかっただけなんですが・・・
余計なお世話だったらごめんなさい。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか、皆様にはいいことがいっぱいいっぱいありますように。


001.jpg
(今年最初の着雪です。いよいよ冬の到来です)


ジョーク
ブロンド娘:「すいません、ただ今、何時でしょうか?」

正常なご婦人:「午後11時25分よ」

ブロンド娘:「メチャおかしいのよね。今日30回もこの質問
              してるのに、毎回違う返事なの」



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ツーバイ工法とシロアリ [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

めっきり寒くなってきましたね。
家内と息子はインフルエンザ予防注射をしてきたようです。

多くの人と接する職業の人には予防注射は必須らしい
ですね。どうぞ皆様も風邪には注意してくださるように。


で、すっかり更新が滞ってしまいました。
それなのに、昨日の閲覧数は3000を突破していてびっくり
しました。

どうもこのブログはサボったほうが訪問者が増えるみたい。
それじゃあ、積極的にサボろうかな(笑) うそうそ。

閲覧数が減れば、もうテキトーな記事でいいや・・なんて思う
んでしょうが、駄文にお付き合いしてくださる皆様に少しでも
参考になるようなことを書かないと申し訳ない気持ちです。

まあ、私の書くことなんてあんまり参考にはならないと思い
ますが、それでも見捨てないでくださる皆様には感謝しています。

で、何かネタはないかしら、と最近の工事写真を見ていたら、
紹介したほうがいいかなあ?と思うものを見つけたので紹介
します。少しでも参考になったら幸いです。

で、今回の写真は先日、工事したツーバイ工法の事例です。
それと基礎パッキンとシロアリについても参考にしてくださいね。
こういうこともある・・という事例です。

まず。これは調査の時に撮った写真です。
床板の裏側の断熱材です。明らかにシロアリの侵入した
形跡が見られました。

021.jpg

で、断熱材を支えている部材の様子です。見た目はなんとも
ないように見えますが・・
022.jpg

こんなになっていました。
023.jpg

部材を取り去った様子です。
082.jpg

で、これはヤバいと思って断熱材の端をカットしたら・・
078.jpg

あ~、思ったより被害甚大。
079.jpg

で、基礎パッキンにも蟻道がいくつかありました。012.jpg

狭い隙間なので見つけにくいですね。これが侵入経路です。
010.jpg
基礎パッキンについては前にもシロアリが侵入した例を
お見せしましたが、これで基礎パッキンがシロアリ対策
としては万能ではない・・ことがわかっていただけるかしら?

で、今度は施工時の、大工さんが床板を剥いだ写真です。035.jpg
断熱材と床板の隙間に蟻道がびっしり!

053.jpg

う~ん、ここまで広がっていたとは想定外でした。
036.jpg

まあ、シロアリはいつでも想定外の動きをしますから・・。038.jpg

強度的には、幸い、まだ大丈夫でしたが部材の交換は
必要ですね。
047.jpg

051.jpg

059.jpg

写真でわかるように、このお宅はツーバイ工法です。
築年数はまだ15年位?だったかな。

ツーバイ工法が特にシロアリに弱いとはいえませんが、
こういうことがあるとリフォームが厄介という面はあるようです。

というのは、在来工法ですと柱や土台で家の重みを支えて
いますがツーバイ工法の場合は「面」で支えているので、
どうしてもリフォームが大掛かりになる傾向があるからです。
・・と、これは大工さんの受け売り。

071.jpg

実は、このお宅の場合は明確なシロアリの侵入経路を
特定できませんでした。特定するにはもっとあちこちを
解体しなければならない造りだったからです。

だから、怪しいと思うところに全部、薬剤を打ち込みました。
後は様子をみるしかありません。どうも玄関の地下付近が
怪しいと思っています。ベタ基礎の場合は玄関付近からの
侵入がほとんどです。

今日の記事の教訓は・・といきたいのですが、特定でき
なかったので教訓は無理。特定できないと、なんだか私も
メッキが剥げてきたような気分になって・・つまり自信がない
んです(笑)

まあ、こういうこともあるという事例でした。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク
パパのお母さんがやって来ると孫の坊やがお出迎えの
挨拶をする;
「いらっしゃい、おばあちゃん。とてもうれしいよ。
 多分、ママは特殊技をやってくれるんだ。だって、
 そうするって言っていたんだから。」

おばあちゃんは興味津々;
「それって、どんな芸当なの?」

坊や;
「ママがパパに言っているのを聞いちゃったんだ。
 おばあちゃんが訪ねて来るようなことになれば、私、
 壁を登っちゃうからね、だって。」



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雨漏りとシロアリ [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

すっかり更新をサボってしまいました。
どうも最近は集中力が落ちて・・つまり、何事もヤル気が
起きない(笑)
「シロアリ屋のアドバイス」も全然、更新していない。
他ブログに訪問もしていない。ごめんなさい。

「戦意が湧かない時は戦え!斬る気が起こらない時は
斬れ!」
・・とは、たしか武田信玄の言葉だったように思い
ます。
それから「まず、動け!」は故・島倉千代子さんですよね。

そうだよなあ~、まず動かないとなあ~、と思っていても、
なかなか難しいときがある。ほんとに感情って厄介だな。

で、なぜかいきなり脈絡もなく、・・
最近、「雨漏りと関係したシロアリ被害」のお宅にお邪魔
する機会が多いような気がしています。

(床下に明らかな水分が・・)
025.jpg
(この外側はこうなっていました。やっぱり濡れています)
081.jpg

(原因はこの玄関の屋根の隙間です)
002a.jpg

(で、コーキングで隙間を埋めました)
003a.jpg
雨漏りの水分がシロアリを誘引する原因になっている
ようなのです。
シロアリ対策上も雨仕舞は注意したほうがいいようです。

そういえば、先日、ある大工さんが最近は新築でも雨漏り
のする家が増えている・・と言っていたのを思い出しました。
ふ~ん、新築で雨漏りねえ~、どういうことなのかしら?

屋根の造りが昔と比べて「簡略化」しているのだろうか?
実はその説明を大工さんから聞いたことがあります。
でも、私には難しすぎてイメージできなかった。
002.jpg
(矢印のところから水分が・・)

036.jpg
(室内側にはシロアリの食害が・・)

(以下、最近の事例です。みんな雨漏りが関わっていました)
019.jpg 022.jpg

006.jpg

005.jpg 018.jpg

001.jpg
(雨漏りとの因果関係がよくわからない写真ばかりで
 すみません)


現場で大工さんなどの会話を耳にすると、私には理解
不能の話が大部分。でも、なんだかとても大事なことを
言っているみたい。
今度、もっと聞き耳をたてないと(笑)

だって、こういう大工さん同志の会話って本音全開です
から私にはとても興味があります。
特に長年、建築現場で働いてきた大工さんの話には
含蓄がある。私には宝の山です。

根掘り葉掘り、よーく、聞いて理解したら順次、紹介しま
すね。できるかなあ(笑)

なんだか中途半端な内容でごめんなさい。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク

長寿ギネス・レコードで世界一になったときの
泉重千代さん(120歳)に・・・
アナウンサーが彼にこうたずねました。

「好きな女性のタイプは?」

「わしはこう見えても甘えん坊なところがあるから、
 年上が好き」



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