ツーバイ工法とシロアリ [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
めっきり寒くなってきましたね。
家内と息子はインフルエンザ予防注射をしてきたようです。
多くの人と接する職業の人には予防注射は必須らしい
ですね。どうぞ皆様も風邪には注意してくださるように。
で、すっかり更新が滞ってしまいました。
それなのに、昨日の閲覧数は3000を突破していてびっくり
しました。
どうもこのブログはサボったほうが訪問者が増えるみたい。
それじゃあ、積極的にサボろうかな(笑) うそうそ。
閲覧数が減れば、もうテキトーな記事でいいや・・なんて思う
んでしょうが、駄文にお付き合いしてくださる皆様に少しでも
参考になるようなことを書かないと申し訳ない気持ちです。
まあ、私の書くことなんてあんまり参考にはならないと思い
ますが、それでも見捨てないでくださる皆様には感謝しています。
で、何かネタはないかしら、と最近の工事写真を見ていたら、
紹介したほうがいいかなあ?と思うものを見つけたので紹介
します。少しでも参考になったら幸いです。
で、今回の写真は先日、工事したツーバイ工法の事例です。
それと基礎パッキンとシロアリについても参考にしてくださいね。
こういうこともある・・という事例です。
まず。これは調査の時に撮った写真です。
床板の裏側の断熱材です。明らかにシロアリの侵入した
形跡が見られました。
で、断熱材を支えている部材の様子です。見た目はなんとも
ないように見えますが・・
こんなになっていました。
部材を取り去った様子です。
で、これはヤバいと思って断熱材の端をカットしたら・・
あ~、思ったより被害甚大。
で、基礎パッキンにも蟻道がいくつかありました。
狭い隙間なので見つけにくいですね。これが侵入経路です。
基礎パッキンについては前にもシロアリが侵入した例を
お見せしましたが、これで基礎パッキンがシロアリ対策
としては万能ではない・・ことがわかっていただけるかしら?
で、今度は施工時の、大工さんが床板を剥いだ写真です。
断熱材と床板の隙間に蟻道がびっしり!
う~ん、ここまで広がっていたとは想定外でした。
まあ、シロアリはいつでも想定外の動きをしますから・・。
強度的には、幸い、まだ大丈夫でしたが部材の交換は
必要ですね。
写真でわかるように、このお宅はツーバイ工法です。
築年数はまだ15年位?だったかな。
ツーバイ工法が特にシロアリに弱いとはいえませんが、
こういうことがあるとリフォームが厄介という面はあるようです。
というのは、在来工法ですと柱や土台で家の重みを支えて
いますがツーバイ工法の場合は「面」で支えているので、
どうしてもリフォームが大掛かりになる傾向があるからです。
・・と、これは大工さんの受け売り。
実は、このお宅の場合は明確なシロアリの侵入経路を
特定できませんでした。特定するにはもっとあちこちを
解体しなければならない造りだったからです。
だから、怪しいと思うところに全部、薬剤を打ち込みました。
後は様子をみるしかありません。どうも玄関の地下付近が
怪しいと思っています。ベタ基礎の場合は玄関付近からの
侵入がほとんどです。
今日の記事の教訓は・・といきたいのですが、特定でき
なかったので教訓は無理。特定できないと、なんだか私も
メッキが剥げてきたような気分になって・・つまり自信がない
んです(笑)
まあ、こういうこともあるという事例でした。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
パパのお母さんがやって来ると孫の坊やがお出迎えの
挨拶をする;
「いらっしゃい、おばあちゃん。とてもうれしいよ。
多分、ママは特殊技をやってくれるんだ。だって、
そうするって言っていたんだから。」
おばあちゃんは興味津々;
「それって、どんな芸当なの?」
坊や;
「ママがパパに言っているのを聞いちゃったんだ。
おばあちゃんが訪ねて来るようなことになれば、私、
壁を登っちゃうからね、だって。」