SSブログ

風立ちぬ、生きねば。 [バカ丸出し]


みなさん、こんにちは。

今日はつまらない雑談ですから、もし、お時間があったら
お付き合いくださいね。

金曜ロードショウで「風立ちぬ」を初めてみました。
息子は公開当時にすぐ見に行って良かったと言っていました。
たぶん、いい映画なんだろうなとは思っていました。

私は宮崎アニメは初期の「風の谷のナウシカ」が一番
好きです。いろんな意味で当時としてはそれまでにない
新しいイメージで、とても新鮮な感じがしました。

「天空の城ラピュタ」は昔、見たフランスマンガで似たような
イメージがあったので、宮崎さんパクったのかなあ~と、
ちょっとがっかりしました。SFでも階層世界シリーズ?が
かなり昔にありました。題名は忘れたけど・・。

でも、ゼロからの新しい創造は不可能なのでパクリをどう
こういうつもりはありません。

002.jpg
(深夜もぴったり寄り添ってくれるミーコちゃん)

そういえば、昔のたけしの映画で「その男、凶暴につき」
というタイトルがありましたが、このタイトルはH・チェイスの
ハードボイルド小説の完全なパクリですよね。
これって違反にならないのかしら?と不快な感じがしました。

一時「世界の中心で愛を叫ぶ」というドラマがあったけど、
あれもたしかH・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだ獣」
のパクリみたいで下品だなあ~と思った。

パクリ方の下手な作品に出会うとなんだか自分の大切な
モノを汚されたような気がします。
まあ、でもパクリが創造の源といえなくもないので揶揄する
気もないですが、それだったらパクリの元以上の作品にして
欲しいと思うのです。

たとえば、リックベッソンの「レオン」は大好きですが、どうも
「グロリア」の臭いがして、調べたらベッソンさんも「グロリア」
をリスペクトしていたそうで納得しました。

gloria.jpg

そして、どーせリメイクするならここまで見事に昇華して
欲しいと思うのです。ベッソンさんの見事な職人芸に脱帽
です。あ、シャロン・ストーン版の「グロリア」はあまりに
下手なので腹が立ちました。

あ~、どんどん脱線していく。

「風立ちぬ」の庵野氏の、感情のこもっていない棒読みの
セリフ回しが不評のようですが、私はあれでいいと思う。
あの淡々とした棒読みが二郎のキャラクターを活かして
いて宮崎監督の狙いというかセンスの良さを感じました。

「風立ちぬ」については、個人的に私は作品の善し悪し
よりも、この「風立ちぬ、生きねば」の「生きねば」という
言葉がすご~く気になりました。
悪い意味ではなく、よい意味で気になりました。

というのは私の個人的な価値観にとても近い何か?を
勝手に感じたからです。言葉にはできないけど、あえて
言えば諸行無常観??といいますか。存在の切なさ?
というか・・ぶつぶつ。ヘンな言い方ですみません。

誤解を恐れずに言えば、私は死ぬ理由も生きる理由も
ないので結果的に生きているだけ・・と思っています。
ヘンな言い方ですが死ぬ理由があって死ねる人は羨ましい。
生きる理由もなく死ぬ理由もない私はいつも宙ぶらりん。

でも、肉体は傷を負えば確実に傷を治そうとする。
私の意志とは関係なく、どうやら「肉体は生きたがって」
いるようです。これはひとつの「生きる理由」になる。

で、たとえば、早春の天気の良い時期に外にいて一陣の
風が頬と髪の毛を撫でて通り過ぎていく。その一瞬!私は
生を実感する。
ああ、これは充分、「生きる理由になるな・・」と思うのです。

だって、死んだらこの爽やかな風を実感することはできない
もの。天国とはこの地上にある。シロアリのいる土の上に
ある(笑)草のざわめきにある・・と思う。
簡単に言えば、この地上が天国であり楽園だと思う。

だから、私も「風立ちぬ」そして、「生きねば」と思うのです。

アホな理屈だねえ~と、笑われるかもしれないけど本気で
そう思っています。

誰(だれ)が風を 見たでしょう
僕(ぼく)もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を 顫(ふる)わせて
風は通りぬけてゆく


誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく

私事ですが来週から約一週間の予定でインドに行って
きます。観光ではなく、お釈迦様の聖地巡礼の続きです。
前回は回れなかったブッダガヤ方面と、ガンガーなどを
見てきます。前回も強行軍でしたが、今回もそうなりそう
です。

まあ、ハッキリ言えば、煩悩だらけのアホが野次馬
根性丸出しで、金魚のフンみたいにお坊さんの集団の
後にくっついていくだけ・・が真相です。どうなることやら。

ということで、しばらく記事はお休みにさせてくださいね。

最後まで支離滅裂でバカ丸出しの自己満足的などーでも
いい面白くもない記事にお付き合いいただいて感謝します。

どうか、皆様にいいことがありますように。



ジョーク

精子検査で病院を訪れた男は看護婦さんにコビンを手渡された;
「明日、持って来てください。いっぱい出してネ。」

翌日病院へ再来した男はビンを看護婦に手渡すが中身は空っぽ;
「出なかったの?」

男;
「それがその~、帰宅してから、右手でやってみても、左手で
 やってみても、どうにもならんのですわ。そこで、女房に頼み
 ました。女房のヤツも右手を使い左手を使い努力したんですよ。
 でも、まだダメでした。しかたなく、隣家の奥さんに来てもら
 いまして、試したんです。彼女も、右手、左手でがんばったん
 ですが、ムナシカッタ。」

看護婦はアキレタ;
「近所の奥さんに助けを求めたですって?マジで?」

男;
「そうですよ。でもね誰がやってもビンのフタが開かないんです!」



nice!(33)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。