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北インド・ナマステよりナマスカール? [インド巡礼2]


みなさん、こんにちは。

今日の記事は私の勝手な思い込みかもしれないので
読み飛ばしてくださいね。
私の大いなる錯覚・誤解かもしれないからです。

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(今日の写真は全部、ガンガー周辺で撮ったものです)

いきなりですが「ナマステ」という言葉は聞いたことが
あるかもしれませんね。

こんにちは、とかさようなら、とか何にでも使える便利な
挨拶言葉のようです。

私もインドではとりあえず、ボーイさんとかホテルの人に
ナマステ、ナマステ・・と、自信のない声で言いました。

でも、添乗員のハンさんが言うには、ナマステよりは
ナマスカール・・のほうが、よりていねい語らしいです。
それで、旅の後半はナマスカール、ナマスカールと蚊の
鳴くような小さな声で言いました(笑)

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では、ありがとう・・はどう言うんだろう?と行く前に調べ
たらダンヤワド・・らしいです。でも、これはほとんど使わ
れていない死語?みたいですね。

というかインド人同志でナマステとかナマスカールとか
ダンヤワドとか挨拶し合っているシーンは見かけません
でした。

なぜなんだろう?
挨拶なんてしなくても阿吽の呼吸?というかそんな感じです。

で、先日、偶然にバラエティ番組で一日に10万人の食卓?
とかいうシーク教の巨大寺院での無料食堂が紹介されて
いました。ご覧になった方もいると思います。

検索したらありました。 映画化されたみたいですね。
下がその様子です。予告編ですけど。

このシーク教の巨大食堂は、宗教やカーストに関係なく
誰でも無料でOKなんだそうです。おかわりさえ自由。
500年前からそうらしい。すごいことだと思います。

費用は自発的な寄付でまかなっているそうですね。
これもすごい!コックさん、その他は全員ボランティア。
これもすごいなあ。

あー、だからインドでは餓死者がいないのか、といきなり
脈絡もなく納得しました。おそらく、シーク教じゃなくても
ほどこし、ほどこされの精神はインド社会全般にゆきわ
たっているんじゃなかろうか?違うかしら?

たとえば、知り合いの家で「腹が減った」と言えば、じゃあ
「飯、食ってけ!」みたいなことがふつうのシーンなんじゃ
ないのかな。

日本風に言えば互助の精神が当たり前、というか、
ことさら、ありがとうなんていう必要がない社会というか。

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日本だったらちゃんと「いただきます」とか「ごちそうさま」
とか言わないと常識を知らない無礼なやつ・・と思われますよね。

ところが、インドではそんなことを言う必要のないほどに
自然に助けあっているらしい。助けあうという意識すらない
のかもしれない。これはとんでもない本物の優しさの文化
だという気がします。

だから挨拶なんて、何を今更・・なのかもしれませんね。

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インドのいたるところにいる物乞いと物売りのしつっこさ
には閉口しますが、それでも何故か?彼ら、彼女達を
嫌いになれない理由がわかったような気がしました。

インドで感じる「ある種の沈黙の優しい眼差し?」・・
うまくいえないですが・・私がそう感じた背景にはそういう
文化が昔からあるせいかしら?と思いました。
せちがらさとはまったく逆の文化といいますか?

インドのニュースといえば、レイプとか最近の学校のカン
ニングとかマイナスの報道ばかりがされていますが、
それはインドの本質とは違うと言いたかったのです。

そういう犯罪は、インド特有のものではなく先進国だって
毎日いっぱい(哀しいことですが)起こっている。

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以上は私のインドについての直感・雑感です。
間違っているかもしれません。でも、日本ではときどき
マンションやアパートで餓死したり孤独死のニュース
が報道されますがインドでは考えられない。

インフラが整備されていて便利な社会=豊かな社会
ではない・・と思います。
インド社会から学ぶべきことはすごく多いと感じています。
インフラ以外の面ではインドのほうが圧倒的に上というか
大先輩だと思うのです。

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てんで上手く書けませんでしたが、なんというか
ほどこし、ほどこされの心のインド社会については
どうしても書いておきたかったのです。

独断と偏見の勝手な憶測に最後までお付き合い
いただいて感謝します。間違っているかもしれま
せんがそれでも書いておきたかった・・ぶつぶつ(笑)

どうか皆様にいいことがありますように。


ジョーク

夫は、必要なものに1万円使ったことを妻に告げた。 
妻は、いらないものに3万円使ったことを夫に告げなかった。
 

妻は、結婚するまでずっと将来の不安を感じていた。
 
夫は、結婚してからずっと将来の不安を感じている。
 

夫は、結婚して初めて自分の短所に気づいた。
 
妻は、結婚してからは自分の短所を忘れた。



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