微妙だけど再駆除 [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
12年前に駆除をさせていただいたお客様から電話を
頂きました。
玄関の上がり框(かまち)付近に小さな穴を発見。
そこに御主人が水を入れたら「白い虫?」が出てきた
そうです。
それって、シロアリだと思いますか?と御主人に聞い
たら、シロアリだと思います・・という答え。
アップです。ほとんどわからないくらい小さな穴が
2個開いています。
上がり框・白い虫・・う~ん、シロアリの可能性大です。
さっそくその床下を再調査したら・・
打診・目視でも特に異常は見当たりません。
でも、仔細に観察したら・・
蟻道、あるいは蟻土が吹き出ています。
12年前の駆除の時にこういう蟻土は薬剤を吹き
付けて全て落としますから駆除後に新たにできた
もの・・と考えるのが自然です。
この土はなんだろう?もぐら?ネズミ?
(黒っぽいのは、12年前の駆除の時にここだけ
湿気があったので部分的に敷いた竹炭粉砕炭
です)
明らかにシロアリの食害です。
12年前はこうはなっていなかった。すると、やっぱり
新たに侵入したのかしらん?
(これくらいなら垂木を補強すれば簡単に治せます)
現物が見つからないし、被害も軽微なので説得力が
ない説明でしたが、感じたままをお客様に報告しました。
で、微妙ですがまだ大きな実害は起こっていないので
もう少し様子を見ますか?
いや、再駆除をやってください。
じゃあ、見積を・・
いや、見積は不要です。全てお任せします。
・・というようなやりとりでした。
う~ん、すべて任せていただくのはとても嬉しいけど
逆に責任感がひしひしと重いような気持ちでした。
でも、ほんとに玄関の被害って多いですね。
(記事にしましたが)つい最近も玄関の被害事例が
あったし・・。
いろんな新工法がありますがデザインは変わっても
玄関の造りは根本的に変わっていない気がします。
これって、造りの工夫でなんとかなるような気がします。
誰か、建築家さんが考えてくれないかしら?
私が提案してもいいけど・・真剣に聞いてくれる人なんて
いないだろうな・・ぶつぶつ。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
先生:「I go to Tokyo」を過去形にしなさい。はい、太郎君!
太郎:「I go to Edo」