SSブログ

ホームインスペクションとは? [シロアリ]




みなさん、こんにちは。

昨日(8月31日)東京に行ってきました。

午前9時半からお昼をはさんで午後3時半くらいまで講義。
さらにその後、資格認定試験が約1時間。
全部終わったのが夕方5時ころでした。

何の講義かというと住宅診断というか具体的には「蟻害・
腐朽検査員」養成の講義といいますか、ホームインスペクター
(住宅診断士?)といってアメリカでは常識らしいです。

IMG_0152.jpg

京都大学・東京農工大学・関東学院大学からのプロフェッショ
ナル教授陣の中身の濃~い講義でした。
(私には濃過ぎる内容で、ついていくのがやっと(笑))

しかし、自分がいかに勉強不足だったか思い知らされました。
というかシロアリも腐朽も奥が深すぎて・・。

それに、講義が終わってくたくたになった頃から試験です
ものね。こりゃあ、キツいなあ~というのが実感でした。
だから、きっと資格試験は不合格の可能性大です(笑)

受かったら(自慢して)報告しますが、落ちたら静かに黙って
いよう・・(笑)

CIMG0006.jpg

で、こういうことを記事にしたのはホームインスペクション
(住宅検査)なんていう言葉はまだ知られていないと思うの
です。

たまにTVで住宅Gメンとかが欠陥住宅の指摘をしてる番組を
見たことがある方もいると思います。

簡単に言えば、あれの本格的なやつと思ってね。
民間のホームインスペクション組織は多々ありますが公益社団
法人の日本しろあり対策協会のは15年前からありました。
この分野の草分けみたいです。

というのは住宅の実際の被害現場(蟻害や腐朽)は、しろあり
防除士が圧倒的に多く経験していますから向いているといいますか。

CIMG0004.jpg

こちらのは防除士の資格と3年以上の実務経験がないと受けられ
ないんです。協会の検査員有資格者は現在1100名だそうです。
圧倒的に少ないですね。

なぜ、こういう新しい職種が求められるに至ったのかという
経緯は住宅のフロー消費型からストック消費型に否応なく移行
・・う~ん、長くなるので省きます。

よーするに、これからは中古住宅の査定の基礎資料というか、
建築士の資格習得にも必須の条件になるかもしれないという
ことです。もちろん、公的機関の要請だけでなく一般の方の検査
要請にも応じます。

CIMG0002.jpg

ちょっと硬い話だったかしら?
まあ、日本は今、家が余っていますから外国みたいに良質の
中古住宅が求められるのかしら?と思っています。

だって、先進諸国の中では日本の住宅寿命は極端に短命です
ものね。英国や欧米では、その昔おじいちゃんが建てた住宅を
補修しながら何代にもわたって住むのが当たり前です。

そうなれば住宅資金を豊かな暮らしに回せるし・・大体、35年
ローンを返すための一生なんて・・あー、腹が立ってきたので
止めましょう(笑)

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことありますように。





(コメントへのお礼が遅れています。ごめんなさい。
必ずしますので大目に見てね。ほんとにすみません) 

(プレッシャーだらけの毎日なのでジョークもお休み
にさせてください。ほんとにすみません)
 

nice!(42)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。