ギャップ [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
朝晩は少し寒いような気候です。
あの夏の猛暑が嘘みたいですね。
ところで今日のタイトルにした「ギャップ」とは
ときどき感じることですが・・
たとえば・・こういう光景、椎茸の原木が庭に。
原木を動かすと地面に大抵はシロアリがいます。
シロアリのいた土壌に薬剤を吹き付けているところ
です。
また切り株にもときどきシロアリがいます。
切り株の上に置いたタイヤを動かしたらシロアリが
いたそうです。
また杭にもときどきシロアリがいます。
でも、これらはそんなに気にすることはないと思います。
住宅のすぐ側にいた場合は気にしたほうがいいけど。
それからハチ駆除の依頼を受けてお邪魔したら・・
とても小さな巣で拍子抜けしました。しかもアシナガバチ
みたい。大きさは野球のボールより少し大きい程度。
時期になるとスズメバチが通勤してくる庭の木イチゴ?
熟成した果樹とかにはよくスズメバチが通ってきます。
以上の写真は実はどれも無視してもいいものです。
お客様に安心してもらうために薬剤を使いましたが実は
あまり意味はないと思っています。
ということで何がいいたいかというと、お客様と私の
ギャップです。誤解されやすい言い方ですが写真のよう
なケースは「ほっといても問題はない」と思っています。
一般的に多くの方はシロアリやハチという言葉に過剰
に反応する傾向があるような気がします。
習性や傾向を知らないと怖いと思うのも無理はないの
ですが・・。
たとえば最初の原木のシロアリ。
これが住宅のすぐ際にあればさすがに気にしたほうが
いいですが3メートルくらい離れていればほっておいて
も問題ないと思います。
原木があるおかげで住宅方向にシロアリが進むことを
阻止している・・ともいえるからです。
何度も書きましたが、シロアリには「意図的に」住宅の
存在を察知して進んでくる能力はないですから。
と、説明しても怖さが薄れるわけじゃないですね。
う~ん、これがギャップです。
ハチの場合もそう。ハチは攻撃されないかぎり襲ってくる
ことはないと思います。出会いがしらの場合は危険ですが。
ハチも人間が怖いんだと思っています。
と、説明しても怖さが薄れることはないですね。
う~ん、これがギャップです。
仕方なく私は必要ないと思いつつ駆除をします。
シロアリ屋はサービス業だと思っていますから。
思うに、自分たちにとって都合の悪いモノはすべて「排除」
しようという傾向が強まっている気がする。
嫌いなものとも「共存」しようとする意志が薄れている気が
します。これって「差別」の一歩手前の嫌な臭いがする。
地球は人間だけのものじゃなく、多くの虫たちや動物たち
のものでもあるのに・・。
と、こんなこと書くと嫌われるかもね(笑)
失礼しました。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>
その病室には,
二人の末期ガンの入院患者がいた。
二人とももう身体を動かすことさえ出来なかったが窓側のベッドの
男は,いつもドア側のベッドに寝ている男に,小さな窓から見える
外の景色を話して聞かせた。
「ああ・・・今日はいい天気だよ。木漏れ日がきらきらと輝いている」
「ツバメが巣を作ったよ」
「小さな男の子と女の子が虫取りをしている」
「紅葉が真っ赤になったよ。リスがどんぐりを集めている」
こんな風に残り少ない最後の日々を過ごしていた二人だったが,
ある晩のこと。突然窓側のベッドの男が苦しみだした。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばそうとし,そして手を止めた。
(どうせお互い,残り少ない命だ。これ以上苦しませることはないじゃ
ないか。死ねば楽になれる。それに・・・もし,彼が死んだら俺が窓側
のベッドに移れる。死ぬ前に窓の外を見ることが出来るんだ)
──翌日の午後。男は看護婦に頼み込み,窓側のベッドに移った。
男は苦労しながら一寸ずつ顔を窓側に傾けた。
そして,霞む目を凝らせた。
窓の外に見えたのは。
ただ,薄汚れたコンクリートの壁だけだった。