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廊下のヘタリ [シロアリ]


皆さん、こんにちは。
昔の保存写真から何枚か紹介します。
参考になったら幸いです。

まず、ときどきお客様から・・・
「この頃、廊下を歩くと凹む場所があるんだけど、
 もしかしてシロアリかしら?」
・・と聞かれる場合があります。

私の経験では廊下のヘタリの原因は90%が経年劣化
です。具体的には「湿気」か、あるいは「腐朽菌」
のせいです。

でも、稀にシロアリが原因の場合もあります。
これは滅多にないのですが・・。

その滅多にない場合の写真です。
P6100036 (2).jpg 
垂木(たるき)が歪んでいるのが見えますか?

もっと近づいてみたら・・
P6100073 (2).jpg
これは明快にシロアリが原因ですね。

もう少しよく見ると合板が「波打っている」のが
わかるかしら?
P6100074 (2).jpg
垂木がシロアリに食べられていますが、合板自体も
長年の湿気を吸って弱っていますね。合板は遅かれ
早かれ劣化すると、このように「波打つ」ように
なります。


えーと、ついでに別の写真です。
リフォームで台所を解体した写真です。
P6170002 (2).jpg
勝手口です。ここにシロアリがいました。

P6170003 (2).jpg
こういう造りはシロアリが登ってきやすいんですよね。
地面と枠板が接触しているからです。何度も同じことを
書いてきましたが「木部が地面と接触するような場所」
は要注意です。

えーと、ついでにまた別の写真です。
某工場のトイレです。羽アリが出たので大工さんが壁
の一部を剥がしました。
2002_0101A0013 (2).JPG 2002_0101A0018 (2).JPG
シロアリの痕跡がわかるかしら?
土台の内部と柱が空洞化していました。

アップです。
2002_0101A0015.JPG
事務所とか床下空間のないつくりはこのように
いきなり土台や柱が密かに食べられている場合が
多いですね。所謂、「土間床工法」はシロアリが
登ってきやすいつくりです。一般住宅でもこの
工法は止めたほうが無難です。

えーと、次はシロアリとはまったく関係ない
どーでもいい写真です。この記事を書いている
そばでいつも邪魔をするミーコです。
RIMG6394.jpg

ミーコはなんでいつもべたべたしてくるんだろう?
うるさいったらありゃあしない。
RIMG6396.jpg
一体、どうしてほしいんだろう?。
餌もあげたし、遊んでもやったし、マタタビだって
やったでしょ?考えられることは全部してるつもり
だけど、それでもしつっこく纏わりついてくる。
あ~あ、猫語がしゃべれればなあ~・・ぶつぶつ。

ミーコが邪魔をするのでこのへんで・・。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
皆様にもいいことがたくさんありますように。




ジョーク

ジョンとマイクがドライブ中にエンストしてしまい、
近くの教会で馬車を借りることになった。

そこの神父が言うには
「この馬はずっと教会で生まれ育ちました。ですから
  宗教関係の言葉しか理解しません。
  前進させる時には『主に感謝します』、
  停止させる時には『主をたたええます』です」

二人は神父に感謝して道を急いだが、前方に断崖絶壁が
迫った。ジョンは「止まれ!止まれ!」と叫んだが馬は
いっこうに止まらない。
マイクが「そうじゃない!主をたたえます!」

崖の寸前で馬車は停まった。
二人はほっとしてつぶやいた。

「主に感謝します」。

 

 



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再び、基礎断熱について [基礎断熱工法]


皆さん、こんにちは。

平成18年(2006年)の保存工事写真を見ていたら
基礎断熱(内断熱)の写真を見つけたので紹介します。

といっても、これらの写真は前にも紹介したことがあります。
だから、紹介するのは止めようかなと思いました。

2002_0101A0005 (2).jpg

でも、基礎断熱工法は減るどころかますます増えている
ようなので、やっぱりうるさがられても載せることにしま
した。どうか参考にしてくださいね。

2002_0101A0006 (2).jpg

平成18年といえば約10年前ですね。その年に私は初めて
基礎断熱工法の家を調査しました。当時は当地(新潟県)
ではまだ基礎断熱工法は珍しかったと思います。

そもそもリフォーム途中で床上の柱がおかしい?という
職人さんの報告で調査をさせてもらったのでした。

2002_0101A0007 (2).jpg

で、その被害のすさまじさに大ショックでした。
「なんじゃあ!これは!」と思いました。
防除士の立場からすれば、とてもシロアリが侵入
しやすい危険な工法だと思いました。

2002_0101A0008 (2).jpg

危険だという理由はふたつあります。
ひとつは断熱材のためにシロアリの侵入経路が
特定しずらいこと。

2002_0101A0021 (2).jpg

もうひとつは、そのために被害が拡大しても発見が
遅れやすいということ。

もし土台をぐるりと食べられて、土台が住宅の重み
を支えきれなくなったら・・?部分的な補修では
対応できなくなります。もう建て替えしか選択肢は
なくなる。

2002_0101A0015 (2).jpg

う~ん、うまい例えが思いつかない。
たとえば、もし走行中に四輪全部のタイヤがパンク
したら走行不可能になりますよね。足回りも破損し
ます。う~ん、下手な例えですね。

四輪のうち一個だけならパンクしてもスペアタイヤ
を交換すれば走れます。でも、四輪となると無理。
車も買い替えるしかないかもしれない・・というか、
やっぱり、下手な例えですね。ごめんなさい。

2002_0101A0016 (2).jpg

・・というわけで(何が、というわけなんだ・(笑))
とにかく大きな危険度をはらむのが基礎断熱工法だと
思います。

それでも、基礎断熱にしたかったら入念な予防処置が
必要です。駆除でも初期段階で羽アリが出てくれれば
なんとかなるかもしれないけど・・う~ん、。

2002_0101A0020 (2).jpg

個人的にはこういう工法は絶滅してほしいです。
でもね、残念ながら時代の趨勢は逆方向に向かって
います。増えているそうです。残念。

a 001 (3).jpg
(図は日経ホームビルダー2015・9月号より引用させてもらいました)

「熱効率」だか「熱損失」を防ぐための基礎断熱とか
言ってもね、デメリットが大き過ぎる。
そもそも住宅の土台が破壊されれば、元も子もないと
思うんですけどね。

a 001 (2).jpg

下の写真は、もしかして化粧モルタルの隙間からも
侵入しているかも?と思ったので念のために布基礎
周りも掘って、薬剤散布しているシーンです。

画像A 002 (2).jpg

画像A 001 (2).jpg

今日は写真をよく見てほしいのでわざと大きめにしました。

私がもし、家を建てるとしたら基礎断熱は(外断熱でも
、内断熱でも)絶対に採用しません。わずかな熱損失の
向上のために犯すには「費用対効果」で考えてもあまりに
リスクが大き過ぎるからです。しつっこくてすみません。

なんだか前に書いた記事の焼き直しみたいでごめんなさい。
でも、これはしつっこくても何度でもお伝えしたいこと
なんです。どうか大目に見ていただけますように。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
そして皆様にもいいことがありますように。

 



ジョーク

医者が道に落ちている千円札を見つけたが、後ろから人が
歩いてくるのに気づいて、拾おうかどうしようか迷っている
と後ろから歩いてきた坊主がすかさず拾った。

医者「それは私が先に見つけたのに」

坊主「医者が見捨てたものは坊主のものと決まっておる」




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様々な床下2 [シロアリ]


みなさん、こんにちは。

前回の続きです。
どれも12年前の写真です。前回、載せるには多すぎる
気がしたので2回に分けました。

で、今日の最初の写真は・・
H16,9,18 加茂 様 001.jpg
合板の床板の裏側です。少し湾曲しているのがわかるかしら?
この上を歩くとヘタリを感じます。というかヘタリを感じる
床板はこのように弱っている場合が多いです。

原因は経年劣化か腐朽菌のせいです。昨日は白色腐朽の写真
でしたが今日は「褐色腐朽」の写真をお見せします。

褐色腐朽とは・・
P8280072.jpg

P8280073.jpg
こんな感じです。床板の裏側が褐色の色にびっしりと
覆われていますね。これは「褐色腐朽菌」です。

「腐朽腐朽菌」は白色腐朽菌よりも木部の奥に侵入して
木材の成分を分解する力があります。初期ならそぎ落と
しましょう。深部まで浸透していたら無理ですが。

次はシロアリの被害写真です。
P8280091.jpg
シロアリに激しく食べられて倒壊している束柱の様子です。 

アップです。内部がスカスカですね。
P8280092.jpg 

こうなるに至った最初のシロアリの侵入経路はおなじみの
蟻道(ぎどう)ですね。蟻道が複数作られている写真です。
H16,9,18 加茂  011.jpg
注意してほしいのは束石の裏側から蟻道が登っていること。
こういう束石から登っているケースはとても多いですね。

束石の下はどうなっているでしょうか?束石をずらしてみました。
P8280093.jpg 

土壌に小さな穴が開いています。
P8280094.jpg

アップです。
P8280095.jpg
この穴からシロアリが登ってきました。

何が言いたいかというとコンクリートの下はシロアリに
とっては生息しやすい環境ということです。

外敵からも身を守れるし、必要な水分もコンクリートが
集めてくれるし、シロアリからすればコンクリートの下は
安全なシェルターみたいなものですね。

ということは昨今のベタコンの下はどうでしょう?
想像してみてください。まさか、コンクリートの下がシロ
アリにとっては快適な環境だなんて誰も思いませんよね。
これが盲点です。

よく「うちは床下がベタコンだからシロアリの心配はないよ」
・・と言う人がいますが、コンクリートの多用はシロアリを
誘引する面もあることを知ってほしいです。

それからシロアリは「狭い隙間が異常に好き」な虫です。
ということは、もしコンクリートにわずかな亀裂が起こった
ら、その亀裂から簡単に登ってこれますね。

だから、基礎を作る時も2回打ちではなく1回打ちがいい
です。1回打ちなら亀裂が起こる可能性は低いからです。
もっとも、基礎断熱(特に外基礎断熱)にすれば1回打ち
でも侵入される可能性はあります。これも盲点です。

参考にしてくださいね。
今日の内容は前に何度も書いた気がします。建築家の
視点とシロアリ屋の視点はたいていの場合、かなり違うん
ですよね。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか生きとし生けるものが幸せでありますように。
そして皆さんにいいことがありますように。


 <ジョーク> 

Q1: すでに8人の子供があり、うち三人は耳が不自由で、二人は
目が不自由、一人は精神面で成長阻害が見られ、そして本人は
梅毒を患っている妊婦の知り合いがいるとする。
あなたは彼女に妊娠中絶を勧めるか?

解説は、次の問題を解いてから見てください。

Q2:
世界の指導者を選ぶときがやってきた。あなたの一票は、
貴重な一票である。以下は、候補者に関する情報である。

候補者A:
不正な政治家とつながりがあり、占星術者に助言を求める。
彼は二人の愛人を持っていた。また、チェインスモーカーで、
一日に8~10杯のマティーニを飲む。

候補者B:
会社を二度クビになった。いつも昼まで寝ている。学生時代
には阿片をやっていた前歴がある。一晩に1クオート(1リットル)
のウィスキーを飲む。
 

候補者C:
彼は勲章を受けた戦争の英雄である。菜食主義者で、タバコは
吸わない。ビールを良く飲むがこれまで浮気をしたことはない。

これらの候補者のうち、あなたは誰を選ぶか?

候補者Aは、フランクリン・D・ルーズベルト
候補者Bは、ウィンストン・チャーチル
候補者Cは、アドルフ・ヒットラー


………ところで、妊娠中絶の質問に対する答えは ----
もしあなたが「はい」と答えていたら、ベートーベンは生まれて
こなかっただろう。






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様々な床下。 [シロアリ]


皆さん、こんにちは。

2004年に撮った調査写真を見つけたので紹介します。
12年前の写真です。

当時は三条市など大水害があった年です。あれから12年
も経つのか。ほんとに月日の流れるのは早いなあ・・。
あれから私は何をやってきたんだろう?

あ~あ、少しも成長していないな・・ぶつぶつ。
どうも最近、愚痴っぽくてだめですね。すみません。

まあ、こんな床下もあるんだと参考になったら幸いです。

下の写真は床下浸水後1カ月くらいかしら?
どろどろした汚泥で覆われていますね。
1 007.jpg

この汚泥はすごく細かい粒子なので1年2年ではなかなか
乾かないんですよね。

1 008.jpg

半年後くらいだったかしら?やっと、表面がこんな感じ
ですが、この下はまだすごく湿っています。
P8300014.jpg

P8300006.jpg

次はブロックで囲われた床下収納庫。
浸水した水は地面に吸い取られても・・
H16,7,23 三条、水害,.jpg

収納庫の中は・・
H16,7,23 三条、水害,002.jpg 

いろんなモノがぷかぷか浮いていますね。
H16,7,23 三条、水害,003.jpg

H16,7,23 三条、水害,004.jpg

床面がコンクリートだから、なかなか水が引かないというか、
これは水を掻い出すしかないですね。

もし、床下全体がベタコンだったら?どうでしょう?
だから、ベタコンでも水害時のことを考えると「水抜き穴」
って重要ですよね。新築時には必須だと思うけど現場では
あんまり「水抜き穴」ってみませんね。

これも水害後だったかしらん?
いや、違うな、汚泥がないもの。
2004,6、4、 (2).jpg

2004,6、4、 (3).jpg

雑草が繁茂していた床下です。そういえば床下全体に竹が
夥しく繁っていた床下もありました。

家の際に竹を植えると根っこが床下まで侵入することは
よくあります。特に竹の生命力ってすごいんです。
あまり住宅の際に竹類は植えないほうがいいですね。

次は腐朽写真です。主に白色腐朽(白っぽい色)です。
H16,9,18 加茂  002.jpg
垂れ下がっている紐?は蟻道です。シロアリと腐朽菌の
同時進行です。木部の内部は脆弱になっていますから取り
替えるしかないですね。

H16,9,18 加茂 003.jpg

床板まで白色腐朽菌が波及しています。こうなると床上では
ヘタリを感じるようになります。
H16,9,18 加茂 005.jpg

相当の年数が経っていても健康な床下、逆に新築後なのに
劣悪な床下。ベタコンも良い面とそうでない面もある。
また、庭の木の根が床下まで侵入している家・・様々ですね。
土地環境、気候風土等・・・様々な要因が複数関わっている
と思います。

1.jpg

そんな様々な要因をあらかじめ予測して建てるのがいい
に決まっているけれど、現実はそうもいきませんよね。
ならば、異常がなくても定期的な点検だけはしたほうが
利口だと思います。

でも、どこの業者に頼んでいいかわからない場合は判断
基準として、高度な専門の訓練を受けた下記の資格を
もっている業者かどうかを確認してからの方が無難です。

一応、私のを載せておきます。
なんか宣伝っぽいけれど、そういうつもりじゃなくて、
こういう「蟻害・腐朽検査員」という資格の存在自体が、
まだまだ知られていないと思いますので知ってほしくて
載せました。

私的にはこの試験は難しすぎて落ちた、と思っていまし
たが幸運にも受かりました(笑)。参考にしてくださいね。
011.jpg
(顔は恥ずかしいので隠します)

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか生きとし生けるものが幸せでありますように。
そして皆様にいいことがたくさんありますように。

 



ジョーク

ある職人が客の家でカーペットを敷き終わり、一服しようと
したが、ポケットに入れておいたはずのタバコが見つから
なかった。職人がタバコを探してあたりを見渡すとカーペット
の一部が盛り上がっていた。

今さらカーペットを敷き直すのは面倒だったので、職人は
木槌でカーペットの下のタバコの箱を潰して平らにし、何ごと
も無かったように客に作業の終わりを告げた。

「まあ、何て見事な仕上がりなの!」
カーペットを見た婦人が喜びの声を上げ、ポケットをまさぐり
ながら言った。
「あ、そうそう。これがキッチンに落ちていましたよ」
婦人は職人にタバコの箱を差し出した。

「ところで、私のハムスターを見掛けませんでした?」




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明と暗 [つまらない]


皆さん、こんにちは。

・・と書いても次が続かない・・。
いろんな意味で混乱していて言葉が紡げない気分です。
頭の中を去来する雑多な言葉や、瞬間的なイメージに
翻弄されているようです。

そうだ、最近、起こった事実だけ「明」と「暗」に分けて
並べてみよう・・。

まずは「暗」から・・
IMG_0003.jpg
10年くらい飼っていた鳥さんが昨日の朝、亡くなりました。
ショックでした・・・寒さに耐えられなかったのかも。
父の形見でもある唯一の生き残りでしたが・・
RIMG6389.jpg
主のいなくなった鳥小屋・・

RIMG6382.jpg 

RIMG6379.jpg
ほぼ毎日通ってくる猫ちゃん。右目と右足に怪我をしていました。
これもショック。気になります・・・。
(内田百閒の「ノラや」を読んでみようかな・・いや、止めよう)

寒空に屋根の上で餌を待っているスズメたち・・
亡くなった鳥さんと一緒に毎日、餌をあげていますがきっと
飢え死にしているスズメも多いんだろうな・・。RIMG6387.jpg

あ~、気分がうっとおしくなってきた・・

今度は「明」の写真。
これは先日の護摩堂山での野鳥観察のひとこまです。
IMG_4304.jpg

IMG_4308.jpg

IMG_4312.jpg

いろんな鳥がどんどん集まってきます。
鳥も冬場は腹をすかしているんだろうな~・・。
ときどき私もひまわりの種を差し入れしていますが
全然足りないだろうな。あ、「暗」になってきた(笑)

RIMG6341.jpg

最後は大きな「明」。先日遊びに来た華ちゃん。歩けるようになりました。
生を受けて一年と一カ月・・。
IMG_4317.jpg

IMG_4320.jpg

それぞれの写真にそれぞれの思い入れはあるのですが
「暗」の話は止めましょう。
華ちゃんの笑声が「暗」を吹き飛ばしてくれますように。

なんだか今回も勝手な写真ばかりでした。ごめんなさい。
最後までお付き合いいただいて感謝します。

あ~あ、早く春にならないかなあ~。
動物を過酷な状況に追い込む雪が憎たらしい・・。

 



ジョーク

フランス人の女中が奥様に、ファックってどう言う意味でしょうか、と尋ねた。

「それは貴女、もてなす、ということなのよ」と夫人は答えた。  

 あるパーティの晩餐の時、女中は給仕に言った。

「ビリー。そのローストダックをファックしなさい」

 

 


 

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裏山の猿と同じようなものだと思って、勘弁してやってください。 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日はほんとに私事の勝手な思いを書くことになりそう
なので、どうぞお暇の方以外は付き合わないでくださいね。
・・なんて、もう勝手なこと言ってますね。ごめんなさい。

RIMG6256 (3).jpg
(先日、当地の護摩堂山に登ってきました)

実は、昨年からお寺様の「寺報」の原稿を頼まれていたの
ですが、そろそろ締め切りが近づいてきました。原稿用紙
にしてわずか2~3枚なので簡単!と思って 安請け合いを
してしまった。

RIMG6277.jpg
(頂上にある茶店のご主人は自然環境の保全に熱心な方)

ところがどうにも書く気が起きない。
心に、漠然とはしていても何かイメージの固まりみたいな?
ものがあれば一気に勢いで書いてしまえるんだけどそれが
まったく湧いてこない 。次第に焦ってきました。

RIMG6305 (5).jpg
(護摩堂山の頂上に33年も通っています。名前は山田さん)

それで、ぼけ~っと村上春樹さんのエッセイを読んでいたら
(つまり逃避ですね・(笑)「手紙が書けない」という文章が
ありました。以下、抜粋です。

「この手紙の返事、書かなくちゃいけないんだけどな」と
思いつつ、ずるずるとあとまわしにして、その結果、義理を
欠いたり人情を欠いたり、具合の悪いことになってしまった。
あなたにはそういう経験ってありませんか?僕にはわりに
しょっちゅうあります。(略)
悪気はないんだけど、なぜか手紙の返事を書くことができ
ないんです。裏山の猿と同じようなものだと思って、勘弁して
やってください。今度ドングリを集めてもってきますね。


うんうん、私もちょっちゅうあります。

RIMG6275.jpg
(山田さんが呼ぶとたちまちヤマガラが寄ってきます)

もちろん、文章を書くことを職業にしている人間だから、
手紙を書くのが決して不得意なわけではない。いったん心を
決めれば、とくに苦労もなくささっと書いてしまえる。
なのに「さあ、手紙を書こう」という気になかなかなれない。
「まあ、明日でいいや」と思っているうちに、三日がたち、
一週間がたち、一カ月がたってしまう。(略)

うん、うん、ほんとにそうですね。

・・・というわけで、ブログの更新もコメント返しも大幅に
遅れてしまいました。ごめんなさい。あ~どうなることやら。

RIMG6271.jpg
(実はこの山田さんは異色の経歴の持ち主です。いずれびっくりするような経歴を紹介しますね)

ろくでもない文章にお付き合いいただいて感謝します。
・・・でも、皆さんにもそういうことってないですか?
あったら嬉しいな(笑)

どうか皆様にいいことがありますように。

 


ジョーク> 

男「彼女が父親にべったりで相手をしてくれないんだ。」
  男は悩んでいた。

女「そう・・・。」
  女は彼女がいるその男に思いを寄せていた。

男「まったく、ファザコンなんてあきれてしまうよ!」
   女はそっと男の手を握り締めた。

男「どう思う?ママ」





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本屋さんに行く [つまらない]


みなさん、こんにちは。

皆さんは本を買うときにどうしていますか?
私は隣町の本屋さんに行きます。

というのは以前はネットで注文していました。
これは便利ですね。わざわざ車で隣町まで行かなく
てもいいし、居ながらにして数日後には手に入るん
だから。

でも、数年前からネットでしか手に入らない本以外
は本屋さんに頼むことにしています。

IMG_0001.jpg
(本屋さんで偶然見つけた本。へ~っ、こんな本が
 あったんだ。とっても面白かったです)

なぜかというと町の本屋さんがどんどん減っている
ような気がするからです。また電子書籍というのが
普及しているようですがアナログ人間の私としては
あんまり好きじゃない。

うまく言えないけど「情報」だけ必要ならそれで
いいと思うけど紙媒体のインクの臭いというか、手に
持った時の重さにニタニタしてしまう感じというか
そういうティストも含めての本だと思うからです。

それに、欲しい本のリストのメモを書店員さんに渡す
と「これとこれはありますよ」と、あっという間に
探してきてくれます。数日、待たなければと思ってい
たのでこういうときはすごく嬉しい。

それに関連本も教えてもらえます。う~ん、書店員
さんの該博な知識に脱帽です。どの分野にもプロって
いるんだなあと思う。

また中古本コーナーで思わぬ本を見つけたときも得を
したようでうれしいな。

IMG_0193.jpg
(そばに置いてある本です。ぼけーっとしながら
  読むのが好き)

ただ、本屋さんに行くと困ったこともあります。
それは気になる本がどんどん目について精神不安定に
なってしまうこと。大げさだけど、ほんとに心が妙に
拡散?して、悩ましいというか情緒不安定になる。

そういうときは少し「間」を置くことにしています。
つまり、その場では買わないで数日経ってから自分に
「まだあの本が気になるの?」と聞くのです。

うん、やっぱり気になると心が反応したときに改めて
買いに行きます。でも、また行ったらすでにその本が
ないときはがっかり。調べてもらったらもう絶版・・
なんていうと後悔します。

う~ん、やっぱりあの時に思い切って買うべきだった
・・ぶつぶつ。

でも、本の帯のコピーに魅かれてつい買ってしまった
けど後で読んでみたら失敗だったなんてことも・・・
というわけで失敗本も増えてくる。

IMG_0191.jpg
(読みかけの本。なぜか仏教関係が増えてきた・・)

最後に、私にとって良い本屋さんとは「売れそうもない
本も置いてある本屋さん」です。売れ筋の本ばかり置い
てある本屋さんってつまらないな。

まあ、でも書店もショーバイですから私の我儘ですね。
それに近くに良い本屋さんがなければアマゾンも便利で
すごく助かりますよね。

私は街の本屋さんに頑張って欲しいので微力ながらでき
るだけ本屋さんに注文するようにしています。
素敵な本との出会いは素敵な人との出会いと似ています
よね。

なんだかどーでもいい勝手な思いを書いてしまいました。
深夜、自分の好きな本をニタニタしながら読んでいる光景
って、きっとほかの人から見れば気持ち悪い姿かも・・
ですね(笑)

最後まで駄文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。



ジョーク

男は背中を丸めて、目の前のカクテルをただ眺めながら
バーのカウンターにじっと座っていました。
すると、暴れんぼうで有名な大男がやってきて、男の目
の前の飲み物を奪い取るや、グッと飲み干してしまった
のです。

それを見て男は泣き出してしまいました。
さすがに気まずい思いをした大男は「おい!何を泣いて
やがんだ。大の男たるもんが情けねぇ。」と言いました。

男は泣きながら語り始めました。
「ついに会社がつぶれちまったんだ。」
「それを知った女房は全財産を持ち出して男と家出しち
 まった。」

男はさらに続けます。
「それで、このバーに来て死のうと考えていたら毒を入
 れたカクテルをあんたが飲んじまったんだよ。」







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