イタリアのシロアリ? [イタリア紀行]
皆さん、こんにちは。
シロアリ屋としてはどこに行ってもシロアリがいそうな
ところについつい目がいってしまいます。
お邪魔した家なら、庭の杭とか玄関の外回りとか・・。
そういうときって、私はきっと「目つきの悪い怪しい男」
に見えるかもしれないな。注意しないと「空き巣が下見」
をしている・・と間違われるかもしれない(笑)
いつから、こんな習性が身についてしまったんだろう?
というわけで、海外に行ってもそれは同じです。
イタリアでもついついシロアリを探してしまった。
同行のツアーの皆さんは、現地案内人の名所旧跡の
説明を聞いているのに、私はといえばドアの下や庭
などばかり見たり写真を撮ったり・・(笑)
きっと、ツアーの皆さんからはヘンなとこばかり見て、
何をしているんだろう?と思われたみたいです。
でも、私と同じように石の橋や建築物を触ったりして、
しきりになにか考えている人もいました。
何をしているんですか?とお聞きしたら、その方は
元土木関係の技術者で「石の建築物」に特別な興味
があるようです。なるほどねぇ。
彼は石の建築や橋などに、私はシロアリの潜んで
いそうなところについ目がいく。これは悲しい職業的
習性かも知れないですね。別に悲しくもないか。
でも、漠然と名所を見るよりは「テーマ」をもって観察
するのって、有意義かもしれないよ、と強がり(笑)
というわけで、イタリアのシロアリを見てみたいと探した
のですが、そもそもツアーの駆け足旅行なのでじっくりと
観察している時間などとてもないのでした。
現地案内人(日本人ガイドさん)の話ではミラノは緯度が
稚内と同じと言っていましたが、そうなら北イタリアには
シロアリはいないのかもしれません。
(北海道の上のほうにはシロアリはいないのです)
じゃあ、南イタリアならいるかもしれないな。
ナポリで探してみようと思いましたが、あいにくそこでも
すぐ船に乗ってカプリ島に出発ということで時間が全然
ありません。残念無念。
それでもなんとか撮ったのがこの写真(下)です。
泊まったローマのホテルの中庭。ここならいるかも!と
思ったのですがダメでした。
う~ん、ふつうはこういうところにいるんだけどなぁ。
また、これは(下の写真)お昼を食べたレストランのドアの下。
見つけたときは思わず、やっとシロアリ発見!やったー!と興奮
したのですが・・・う~ん、食害は食害だけど断定できません。
まさか勝手にほじくるわけにもいかないし・・。
シロアリの食害っぽいけどキクイムシかもしれないです。
昔、ヨーロッパ中をキクイムシが席巻した時代があった
そうですから・・。腐朽菌の兆候もあるし・・ぶつぶつ。
ああ、ドライバーで突っついてみたい!ううむ・・
断定できないのが悔しい・・。
というわけでイタリア・シロアリ探索旅行?は失敗なのでした。
まあ、家内は名所旧跡にそれなりに感激していたようですが・・。
しかし、(下の写真)
私はこういう有無を言わさずこれでもか!という感じの壮麗で
巨大な建物にはちっとも感動しないのでした。
すげえなぁ!手間暇かかってるなァ!ミケランジェロさんも
ダビンチさんも、その他の芸術家さんもみんなみんなすげぇ!!
とは思っても、なぜか心が無感動。心が震えないのでした。
なぜかわからないけど・・。
それよりもこういった光景(下の写真)に魅かれるのでした(笑)
う~ん、イタリアにも風俗はあるんですね。
当たり前でしょう。スケベに国境はないのだ!(笑)
それからテロを警戒して、観光地のあちこちに軍用車両と
兵隊さんが待機していました。日本では見られない光景です。
下の写真は・・下手にカメラを向けるとヤバい雰囲気だった
ので、風景を撮るふりをしてさりげなく望遠で撮ったものです。
もっとアップのもあるけど、差し支えあると困るのでこれだけ
にします。
石の文化と木の文化。東洋と西洋では根本的に
何か?が違うようです。それは何なのか?
いろいろグダグダと熟考しても、アホな私の頭で
わかるわけない。何か考えるヒントはないかしらん?
・・とかなんとか・・ぶつぶつ。
(ぼちぼち自分なりのイタリアを記事にしてみようと
思っていますが、きっと的外れな内容になる気が
して怖い(笑))
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
モリス氏はドクター・コーヘンの医院に行って医師の前に
紙を置きました。その紙には、”声がでなくて、話すこと
ができません。助けてください!”
と書いてありました。
医師はしばらく考えてから、モリス氏に言いました。
「あなたのXXXを出してテーブルの上に乗せてください」
モリス氏は少し変に思ったけれど、コーヘン医師は専門家
だから、その通りにしました。
医師はゴムのハンマーを取り出すと思いっきりモリス氏の
XXXをたたきました。
モリス氏は、あまりの痛さに”AAAAAAAAAAA!”
と叫びました。
医師は言いました。
「はい、いいいですよ。明日また来てください。明日は、
”B”の練習をしましょう」