築40年の中古物件の調査 [シロアリ]
皆さん、こんにちは。
お付き合いただいている工務店(不動産もやっている)
から売中古物件の調査依頼がありました。
昭和52年に建てられたそうですから築40年。
詳しい状況はわかりませんが脱衣場にヘタリが
あるのでシロアリの有無を調べて・・とのこと。
さっそく和室の畳を上げて開口部を作ろうとしたら・・
こりゃあ、かなりの湿気ですね。ちょっとびっくり!
床板の状態は・・
腐朽菌がびっしりです。
これではヘタリが始まっても無理はないですね。
床板(コンパネ)の裏面が波打って剥離が始まって
います。強い湿気のせいです。土壌は保水性の高い
粘土質でした。
幸いシロアリはいませんでした。以前予防した形跡
もあったのでその効果だと思います。
それに床下換気扇も3台つけてありました。
でもねえ、この写真を見てどう思いますか?
換気扇をつけても腐朽は進行していますね。
もっとも、現在この家は空き家なので換気扇もおそらく
稼働していないからでしょう。
つまり、家って住んでいる人がいなくなると忽ち劣化
(経年劣化)が始まります。
築40年ですからまあ仕方ないのかな?と思いました。
在来工法の住宅寿命を延ばす大事なポイントは通気だ
と思います。私の経験では床下、室内ともに通気で
寿命は決まると思っています。
ところで久しぶりに家内がお雛様を出しました。
完成したらさっそくミーコが興味津々で点検?
こらっ!ミーコ、飾り物を崩さないで!
と、家内が叱りますがどこ吹く風のミーコでした(笑)
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
言語を2つ話せる人はバイリンガル、
3つ話せる人はトリリンガル、
4つ話せる人はマルチリンガルと呼ばれています。
『では、言語を1つしか話さない人をなんと呼ぶか?』
答えは簡単、『アメリカ人』