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最近の防除など [シロアリ]


皆さん、こんにちは。

まだ、シロアリは(寒いので)動いていないようで
すが、先週と今週で2件の防除をしました。

防除といっても駆除ではなく「予防」です。
どちらも築20年以上の住宅で6~7年前に駆除をさせ
てもらった住宅の再施工工事です。

じゃあ、その必要があったのか、ということですが、
この「必要性の判断」は私的には意外と難しい。

シロアリ防除は「必要悪」で、シロアリの存在が認め
られなければ基本的に私は防除をお勧めしないスタンス
です。でもときどきその禁を破ります。

売り上げのためでしょ、と言われても否定はしません
が(笑)それ以上にお客様の「心理的なストレス」を取り
除くためです。

022 - コピー - コピー.jpg
(これはちょっと珍しい写真です。右がニンフです。
 つまり、羽アリに変身する直前のシロアリです)


今回の予防工事についていえば、1件はお客様からこう
言われたからです。
「そろそろ私たちも定年間近だからリフォームもしたし、
 あとは老年になってからシロアリの心配をしたくない
 からもう一度防除工事をして・・」 

もう1件は・・
「お隣の家が昨年、シロアリで大被害にあってリフォー
 ムもせざるを得ないほど大変だったそうです。
 それで、うちも前回の工事から6~7年経っているから
 もう一度やってください・・」 

このお宅と大被害のお隣との距離は約1mくらいの近接
です。これはちょっと近過ぎてヤバいなあと思いました。
調査の結果は異常なかったけど。

というわけで「必要性の判断」は、シロアリの有無が第一
ですが、たとえシロアリがいなくても お客様が「心安らか
に暮らせる」ためには必要な場合もある、と思っています。

あ、もちろん見積がお客様にとって想定内で負担になら
ない場合だけですけど。

P8250039.jpg 
(防除士の方ならよく見る光景ですよね。湿気が多いと
 カマドウマもよくいますね)

いろんなお客様がいます。

ゴキブリ1匹、見ただけでギャーッ!となる人。
羽アリがわさわさ出ているのに無頓着な人。
庭で見つけた小さな幼虫ならなんでもかんでもシロアリ
と思って大騒ぎをする人。
蛇は平気だけどクモ類は大っ嫌い!という人。

養老孟司さんが子どもの時に見た何とかいう虫?
トラウマになっているらしいけど何だったかな?

P8250076.jpg

a013.jpg
(カマドウマのアップ。よく見ると不気味だなあ~
 カマドウマには悪いけど・・)


ほんとに様々です。シロアリについてもこっちがびっくり
するくらい過剰な反応(恐怖心)をする人もいます。
玄関から発生した羽アリを見て半泣き状態で身体がわなわな
震えていた若奥様もいました。

2011,5,1~2 070.jpg 
(羽アリの散らばっているシーン。5月頃からよく見る
 光景です)

私はといえば蛇は苦手です。
ムカデも床下で遭遇すると怖いのですぐ殺します。
ヒルもたまに床下で遭遇した時はゾゾ~ッ~とします。

2009,9,10,藤次郎商店 019.jpg

P6200035.jpg
(ギャァァー!、ム、ムカデは猛毒があるから嫌いだぁ!)

そういえば、初めて床下でカマドウマを見たときは
気持ち悪いというか、その不気味なおぞましい姿に
ゾ~ッっとしました。
今では床下の友だちですが(笑)
慣れって恐ろしい・・のかしらね?

皆さんの大っ嫌いな虫ってなんでしょう?
きっと人それぞれでしょうね。全ての虫たちと友だち
になりたいけどそれは無理みたい。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。 

 


ジョーク

若い息子が、父親の牝牛をつれて隣の農場へ出かけた。
そこの牡牛と交尾させようという訳だった。 
農場へ着くと、そこの若い娘も出て来て、二人で交尾
するのを見物した。

「凄い牡牛だね。」 
 と息子は娘の家の牡牛を褒めた。
 「ええ。」 
「見事な働きぶりだね。」 
「ええ。」 
「俺だってね。」 
 と息子は娘を横目で見ながら言った。
 「あの牡牛がやっているぐらいの事は出来るんだぜ。」
 
 すると娘はもじもじしながら言った。 
「やってみたら。貴方の牝牛でしょ。」

 

 


 

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