初めての中国 その3 [中国紀行]
皆さん、こんにちは。
私は忘れっぽい性質なのでもう少ししたら中国で見聞き
したことなどもきっと忘れてしまうと思う。
だから、忘れないうちに書き留めておこう・・というか
えーと、まあ海外の習慣でびっくりすることがときどき
あります。
例えば中国では救急車は有料だそうです。それも安くは
ないらしいです。だから、命に係わる危険がない場合は
ほとんどタクシーで病院に行くそうです。あるいは徒歩。
それから、これもびっくりしたのですがバイクや自転車
は夜間、無灯火が当たり前だそうです。そもそもバイク
や自転車にはライトが付いていないようなのです。
(よく見ると、たしかにどの自転車にも電灯はついて
いないようです)
実際に、危ないなあと思うシーンを何度も見ました。
夜間、道路上でコケて痛々しそうなバイクも見ました。
それから金曜日は渋滞がひどいらしいです。これもほん
とにそうでした。道路上は殆ど無法状態。割り込みなん
て当たり前。これはインドと似ています。そういうこと
に鷹揚なんだろうか?
(渋滞の様子です。割り込みなんて当たり前・・)
日本では追い越しをしたら殺された・・とか事件になって
いますが、こちらでは追い越しと割り込みが日常茶飯事
のようです。
日本人のほうが異常というか、いつから日本人っておおらか
さを失ったんだろう?たぶん、日本人って、誰も抱えている
ストレスが想像以上に大きいんじゃないかな?とか思いました。
(料理は私的にはどれもすごく美味しかった。もし
中国に住むことになったら絶対太るかも)
それと中国人って、けっこういい加減なんですよね。
空港ではマッチ、ライターのチェックは厳しいけど、でも
それは上辺だけみたいな印象を持ちました。大きな声では
言えないけれど実際のチェックは隙間だらけというか。
でも、これも(大きな声では言えないけれど)私はその
いい加減さが好きです。お上の言うことは表向きは聞く
けれど、実際の生活はやりたいようにやる・・というか。
道路上やちょっとした路地なんて吸い殻の山。
(上海雑技団はいろんな意味で世界屈指のエンタティメント
だと思いました。特に・・気づきにくいけど常時流れている
生演奏がすごく良かった。
上の写真はインターミッションのときの開始までの表示。
これが私には凄くカッコよく、わかりやすく、センスいいなあ
・・と勝手に感心しました)
(上の写真はバックのギター演奏の様子。激しくかつ哀愁を帯びた
演奏でした。下の写真の左手の上。やはり演奏ですが女性のボーカル
と胡弓?というのかよくわからない楽器だけど絶妙なマッチング!)
無菌社会よりもゴミゴミした雑踏が好き。喧噪が好き。
人種のごった煮の環境が好き。いろんな人が、わいわい
がやがやしてる光景が好き。そのほうが健全だと思う。
(この光景でブレードランナーを連想する私はヘン?)
でも中国の若者のあこがれの地は上海だそうでなんか
世界中どこもソフィスケイトされて薄っぺらになって
似たような光景になっていくのが嫌だなあと思う・・
なあ~んて言っても始まらないんですけどね。
(裏通りのこういう光景に興味シンシンになる私はヘン?(笑)
今回もシロアリの食害は発見できず。ツアーじゃ無理ですね)
・・と、勝手な感想でした。中国に行く前は正直あまり
良い印象は持っていなかったけど、実際に行ってみると
何処の国も庶民は一生懸命生活してるし、なんというか
ほんとに「生きとし生けるものが幸せでありますように」
と思うのでありました。
最後までつまらない駄文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
(味わいある光景です・・)
<ジョーク>
職場に拳銃を持った強盗が現れて「てめぇらぶっ殺すぞ!」
と叫ぶ中、俺が颯爽と登場して
「殺れるもんなら殺ってみろ!いいか?外すんじゃねぞ!
ココを正確に狙え!」
つって上司の頭を指差したい。