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子猫の死 [猫好き]


皆さん、こんにちは。

インドの話を書こうと思っていたけど、その前に
どうしても書いておきたいことができました。
(私の勝手な独白というか思いなのでつまらない
ですからパスしてもらったほうがいいかもです)

書いたところでどうなるものでもないけど、
私としては追悼というか、なんというか・・?
とにかく自分の心のバランスというか整合性を
とりたいというか、うまくいえません。

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(ありし日の子猫ちゃん・・)

ほんとに書いたところでどうなるものでもない
のに、そして誰に向かって、ということでもな
いのに何だろう?この気持ちは?

ただ、この地上から(自分とは小さな関りだけど)
一つの小さな命が消えたということは記憶にとど
めておきたいと思うのでした。いずれ忘れるかも
しれないけど。

誰に祝福されることもなく生まれて、そして誰に
看取られることもなく突然に死ぬ。
それじゃあ、あんまりじゃないか、と思ったのが
この一文を書く動機かも知れないです。

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前置きが長くなったけど、最近、子猫が一匹死に
ました。死骸は見ていません。近所の親戚が教え
てくれたのです。(死骸はすでに業者が回収して
行ったそうです)

その子猫は昨年夏ごろに生まれたようです。
というのはその子のママは何度か紹介したことが
ありますが自由猫でした

ほぼ毎日、朝昼晩と飯を食べに来ました。
だから玄関わきにはいつも食べ物を用意しておき
ました。なくなるとすぐに補充して、とにかく飢え
ないように注意だけはしていました。

いつの間にか子猫を二匹連れてくるようになり
ました。でも、親も子もとても警戒心が強くて触
らせてはくれませんでした。それはそれで仕方ない
ですね。

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(元気に2匹で来てくれた頃・・)

そしてある日を境に一匹の子猫が姿を消しました。
たぶん、亡くなったのでしょう。
そして、昨年の暮れからは親子二匹で来るように
なりました。

わずかながら私の接近を許してくれるようになり
ました。ちょっとだけ触らせてくれました。
子猫は私の指を甘噛みしてくれました。猫じゃらし
で遊びました。その仕草がたまらなく可愛かった。

でも、まだ警戒心はあります。それはそれでいいと
思いました。とにかく今回の厳しい冬場を生き抜け
よ、と願っていました。発泡スチロールの箱で冬場
の寒さを少しでもしのげるように寝床を作りました。

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でも、たまにしか利用しなかったようです。たぶん
どこかにねぐらがあるらしい。猛烈な吹雪の夜は
心配だったけど、無事にこのキツイ冬場を乗り越え
ました。やれやれほんとに良かった。頑張ったね。

それなのに亡くなったと聞いたときはショックでした。
たぶん車にはねられたようです。冬は乗り越えられて
も車にはどうしようもなかったようです。

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(手前がママ。奥が子猫ちゃん。ママが無事なのが救い・・)

その子猫とママには名前は付けていません。
名前を付けると一挙に感情移入しそうで怖かった
からです。でも、名前があろうとなかろうと私は
既に感情移入してしまっていたらしい。

感情移入、感情移入。これって何だろう?
愛着?執着?それはいけないことなのか?
愛別離苦という言葉が浮かぶ。もしブッダが現存
していたなら聞いてみたい。

ブッダさん、私は心にダメージを受けました。
子猫の仕草を思い出すと泣きそうです。どうしたら
このダメージを回復できるんでしょう・・と。

おそらくブッダはこういうかもしれない。

人生は苦の連続です。生老病死からは逃れられません。
なら、自分の心を変えるしかない。そもそもすべては
無常です。あなたの存在も子猫の存在も、仮の幻影
=川の流れ=無常・・のようなものです。
そのことに気付けば苦しみから解放されるでしょう。
すでにあなたは気づいているはずですが実行(瞑想を)
しようとしないのがいけないのです。

言っていることはわかるつもりです。
でも、でも、感情が・・感情が追い付かない。
心が、心が、きしんであえいでいる・・。
無常に気付く・・主観と客観を超える・・しか手はない
のかもしれない・・ぶつぶつ。

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(初めは私が近づくとすぐ逃げたね・・)

凡人には生きるってことは切ないですね。

・・とかなんとか、すっかり暗くなってしまった。
最後までお付き合いいただいたみなさん、ごめんなさい。
名前も付けなかった子猫ちゃん、どうか安らかに・・。

どうか皆様にはいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
合掌。




ジョーク

ある病院の待合室に2人の男がいた。

そのうちの一人が泣いていた。
「どうして、泣いているんですか?」
 男は泣きながら答えた。
「今日は血液検査の為に来たんだ。あいつ等ときたら、
  俺の指の先を切りやがった」
 
それを聞いたもう一人の男はびっくりして泣き始めた。
 最初の男が尋ねた。
「何で君が泣いているんだい?」

「私は尿検査で呼ばれたんです」










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