カンヘーリーのシロアリ [インド巡礼3]
皆さん、こんにちは。
今回はムンバイからバスで1時間?くらいのところにある
国立公園内のカンヘ―リという石窟寺院に行った時に見つ
けたシロアリ塚を紹介します。
(お猿さんはあちこちにいました。人に慣れているようです)
(子どもたちも屈託がない。同じく人(観光客)に慣れている(笑))
(大人の労働者はなんとなく暗い雰囲気・・一服してるのかな?)
(女性もなんとなく暗い感じ・・気のせいかな?)
また脱線しそうなので、時系列に写真の説明を主にします。
その日の夜の便で帰る最後の日だったので皆さん、さすが
に疲れが出始めていたようです。
(この奥にヒョウやワニさんがいるのかしらね・・)
実は、この国立公園にはヒョウやワニもいるので注意してね、
と現地案内人の方が言っていましたが、そんなこと言われた
ってねぇ。
しかし、ムンバイという大都市からわずかな距離のところに
野生のヒョウやワニがいるなんてまったくインドは底が知れ
ないというか多様というか・・です。
こら!こら!!自動車に窓から侵入して、ダメだよ!
ここの石窟寺院の印象は素朴というか派手でないのが私的には
好感を持ちました。後で近くにジャイナ教の寺院があったのを
知りましたが、まあ時間が限られていたので訪問は無理だった
と思います。実は、エローラ石窟寺院でジャイナ教の素っ裸の
僧侶と・・あ、脱線しそうなのでその話は後日にしましょう。
(左の写真はシロアリの蟻土に食害された木です。右の女性は
現地案内人の女性。インテリっぽい中年の女性でした)
で、やっと観光が終わってバスに戻る途中、道路わきに小さな
シロアリ塚を見つけました。
さらに、バスの後部付近に今度は大きな(といっても
高さ1メートルもないかしら?)シロアリ塚があったの
でした。うかつにもバスから降りるときには気が付か
なかった。まさかこんなところにあるとは!
シロアリ塚を見つけました。
さらに、バスの後部付近に今度は大きな(といっても
高さ1メートルもないかしら?)シロアリ塚があったの
でした。うかつにもバスから降りるときには気が付か
なかった。まさかこんなところにあるとは!
おぉ~!素晴らしい!こんな道端にシロアリ塚があるなんて!
時間がないので大急ぎで塚に枝木を差し込んで壊して
みたら・・
いたいた、シロアリがうごめいていました。
接写で撮ろうとしたけどこれくらいが精一杯。
もう一つ、この公園で気になったのは少数民族?が昔から
住んでいるという区域でした。案内人の方はサラっとしか触
れなかったけど、もしかしてアンタッチャブルの人?
この住居付近は侵入(接触)禁止だそうです。
(ヒョウやワニが棲むという地域に人も住む・・とは)
(彼らの暮らしが気になります・・)
(下の写真はカンヘンリー寺院群の受付手前で撮ったものです。
数人の女性と男性がおそらく工事に使う石を運んでいました)
(女性の頭に石を載せてゆっくりと運んでいます。彼ら彼女たちも
アンタッチャブル(カーストの下層階級)なのかしら?)
有名な観光名所に行っても、名所はそっちのけでシロアリ
の痕跡をつい探してしまう癖は直らないですね。
観光を楽しむ余裕が持てない私はきっと周りからは勝手な
行動をするヘンな奴と思われていたかも・・。
また、どうしても不可触民や下層階級の人の暮らしが気に
なります。インドには光と影といいますか、何もかも混然
としている不可思議な印象があります。
所詮、旅人の私達には一面しか見えず、うかがい知れない
面もたくさんあると思いますがそこまでは踏み込めないし。
ほんとに「渾沌の国」ですね、インドって。
(今回の巡礼の大雑把な範囲です)
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
親子三人揃ってサーカス見物。象が円形のサーカス舞台に現れると、
好奇心旺盛な坊やが母親に聞く。「アレ、何なの?」
母親;「象のシッポよ。」
坊や;「そうじゃなくて、シッポの下のやつ。」
女親にとってこういう質問は大の苦手;
「そっちのこと? どうってことないもんよ。」
正しい答を欲しがる年代だから今度は父親を頼る。男同士で隠し事はない
;「象のペニスだ、分かったか、ぼうず。」
坊やには新たな疑問が湧く;
「どうってことないもんよってお母さんは言ったけど、どうしてなの?」
こういう質問には襟を正して諭さねばならぬ。
父親;「亭主としては女房の教育に失敗したということだ。」