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インドのエロって? [インド巡礼3]


皆さん、こんにちは。

インドの話はもう止めようかなと思ったけどもう少
し書いてみます。時間があったらお付き合いくださ
いね。

まず、アジャンタとエローラという巨大な大断崖を
掘って作られた巨大な寺院に行ったときはもう見る
からに荘厳というか巨大で、参った、参ったと思い
ました。

(写真は主にエローラ石窟寺院群のものです)
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アンドレ・ザ・ジャイアント(と言っても若い方は
御存じないでしょうね)という巨漢レスラーが昔、
いましたが彼が10人くらい束になってこれでもか!
という迫力で迫ってくる感じ。

あるいは水戸黄門の助さん格さんの例の決め台詞。
「この印籠が目に入らぬかぁ!」「へへー!」
という感じで、こっちはひたすらひれ伏すしかない
気分にさせられます(笑)

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数百年もかかって作られたようですが、なんだ一体
この執念というかエネルギーは何なんだ??と思い
ました。もう想像の域を超えていて取り付く島がない
みたい・・ぶつぶつ。

だから、疲れるぅ~、早く帰ろうよぉ・・というの
が本音でした。
とにかくせっかく来たんだから写真だけ撮ってさっさ
と休憩しようと足早に歩いていたら、なんとある彫刻
が目に入って思わず止まってしまいました。

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う~む、なんだこれはエロ彫刻があるではないか!
おー!だからエローラというのか!?
ああ、恥ずかしい。私の知的(痴的?)レベルをさら
け出してしまった。

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う~む、でも見てるとエッチな気分にならないな!?
なぜだろう?卑猥とは逆の・・というか清々しい気分
になるようです。スケベなのに清々しいとはなぜだ?

日本の道祖信仰に見られる彫り物と似た印象というか。
あの所謂「秘宝館」(と言っても私は残念ながら縁が
なくユーチューブでしか見たことがないのですがぜひ
行きたい!)のような開けっぴろげ過ぎて笑っちゃう
ような印象しか受けないのでした。

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スケベな彫り物なのに一向に劣情を刺激しないとは??
わからん。私がおかしいのかな?
皆さんはどう思われますか?欲情を刺激されるかなぁ。
是非ご意見をお聞きしたいです。

最後までアホな文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。


ジョークというか名言

負けるもんか[HONDAのコピー]

 

がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。
そんなのは幻想だ。

たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢はかなわない。

そんなこと、現実の世界ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?

スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%。
新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。

さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。


 HONDA
 The Power of Dreams


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夜明け前のオーランガバードの駅前広場で。 [インド巡礼3]


皆さん、こんにちは。

今回、インドで初めて寝台列車に乗りました。
ハイデラバード(PM18・10発 AJANTA EXP)
からデカン高原の町・オーランガバードまでです。
時間にして約10時間でしょうか。

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(寝台列車は騒々しくて、トイレも使いにくかった。
 こういうときは早く寝たもの勝ち・・)

ハイデラバードの駅構内の光景も興味深かったけど
夜明け前(AM3・45)に到着したオーランガバー
ドの駅前で見た光景は私には衝撃的でした。

今回の旅でおそらくもっとも衝撃を受けました。
この衝撃が何だったのか?自分でもよくわからない
・・ぶつぶつ。
それが下の写真です。

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(オーランバガード駅です。時間は午前3時頃)
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(なんとあちこちに野宿して朝の電車待ちをしている人々みたいです。
 この写真は方丈様がスマホで撮ったものを勝手に拝借しました)
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(同じ場所を私のデジカメで撮ったもの。スマホのほうがクリヤですね。
 悔しー!(笑))
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バックパッカーの人にとっては衝撃的でも何でもない光景
だと思います。でも私には衝撃的だった。なぜだろう?
自分でもわからない。衝撃よりもジーンときたみたいです。

汚いとかいう感じではなく、ある種の親近感?原点的?な
親しさ?暖かさ?みたいな・・やっぱりうまく言えない。

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(駅の周辺の光景です)

生きるって大変だよね。切ないよね。でも、自分の価値観
やすべての観念というフイルターをもし完全に取り払って、
身の回りや世界を「ありのまま」に見つめ、そしてありの
ままを受け入れることができたなら・・(いや、受け入れ
るということさえ意識せず)人生はきっと眩しいくらいに
輝いて、そして一瞬にして完全な自由になれるような気が
するのです。

・・なんて書いていたら、傍のミーコがちょっかいを出して
きた。例によって私のお腹に乗っけろ!というサインです。
それで仰向けになって寝ると、ひょいとお腹の上に飛び乗っ
てきてしきりとゴロゴロ喉を鳴らす。

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そのしなやかで柔らかい毛並みに触り、あるいは顔面マッサ
ージをすると満足そうに、さらにもっともっとと強く身体を
押し付けてくる・・。

この一瞬、なにもかも不確かなこの世界で、ミーコがいるの
だけは確かなことで、この小さな何処から来たのかもわから
ない謎の小動物が、宝石のような確かさで小さいけれど一瞬
だけど、このろくでもない世界でかけがえのない喜びを私に
与えてくれる。

オーランガバート駅の夜明け前の暗闇で、毛布を被って熟睡
している人々を目にしたときに私が受けた衝撃は、どうやら
ミーコに時折感じるそんな感情にとても近いのに気づいた。
それが突然にきた。愛おしさと切なさの入り混じった妙な感情。

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(これもバスから撮った同じ場所。あちこちに人が寝ています)
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考えてみれば、私はヘンなシーンで、突然ヘンな感情が湧いて
くるヘンな人間なのかしら(笑)
まあ、しょうがない、それも自分。

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(左は私達を待っていてくれたバスです)

一方的で訳の分からない手前勝手な文章でごめんなさい。

でも、人生って、そんなこともありますよね。
不確かな日常の流れの中で突然(一瞬だけど)わけもなく
ジーンとくる瞬間といいますか・・。

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最後までヘンな文章にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。


ジョークというか名言

パソコンとテレビ[スティーブ・ジョブズの名言]

あなたがテレビのスイッチをオンにするのは
あなたが自分の脳のスイッチを
オフにしたいからだと思います。
それに対してコンピュータで仕事をするのは、
脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。


 スティーブ・ジョブズ(アップルの創業者)




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インドの猫とアラビア海 [インド巡礼3]


皆さん、こんにちは。

今回もインド各地での猫との出会いはとても少ない
のでした。牛さんがやはり一番多くて、次は犬と羊
かしら?それからお猿さん。リスもよく見ました。
今回初めて見たのは黒豚?さんでした。

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イノシシの子ども、みたいな感じでした。飼われて
いる感じはしないから野生なのかしらね・・?


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街中でよく見るふつうの光景です。なんというか
人間と同じ感じに歩いています。
人もそれを見て
も平気というか・・。


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羊さんも飼われているのか野生なのかよくわか
りません。

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人間が猿を観察してるのか、猿が人間を品定めして
るのか?
攻撃はしてこないけど、ひったくりにあう
可能性はありますから
一応、注意はしないと・・。
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ビックリしたのはサソリ。もっとも死骸でしたが。
死骸で良かった。場所はどこだっけ?石窟寺院群の
あったところだからアジャンタだったかしら?

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死骸があるということは他にもいるかも・・怖いなあ!

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猫さんは(いたのかもしれないけど)意識して探さ
なかったので出会いも少なかったのかもしれません。

で、前に「インドでも海に近いところにはふつうに
猫もいますよ」とコメントをいただいたことがある
のですが、なるほどたしかにアラビア海に近い港町
で猫を見ました。それがこの猫ちゃん。

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同じ場所で、ご一緒した方丈様が猫を撫でていまし
たのでさっそく写真を撮らせてもらいました。

この方丈様は5~6匹の猫を飼っているので猫のい
る所はすぐにわかるよ、と言っていました。
ほんとかなあ(笑)

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秋田のすごく博識の方丈様で、ユーモアもあってタイ
やミャンマー・チベットなど海外事情にも詳しいので
びっくりしました。一体どういう経歴なんだろう?と
興味を抱かせられました。

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もう一匹、運よく撮ることができました。
素直ないい猫ちゃんでした。というか今までインドで
動物虐待みたいなシーンは一度も見たことがないです。

でも、特に可愛がっているシーンも見たことがない。
生き物はすべて同等なのが当たり前?みたいな感じ。

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アラビア海です。城?みたいなのはなんだっか忘れました。

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これは何処で撮ったんだったかな?
オシッコタイムでドライブインみたいなところで休憩
していたときに偶然見つけたのでした。こっちは警戒
心が強いのかな?うまく撮れませんでした。

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日本では町中にときどきお猿さんが迷い込んでくると
大騒ぎでニュースになりますよね。もし牛さんが闊歩
していても大騒ぎになるでしょうね。

ペットは可愛がるけど、飽きたり、引っ越しをすると
きは無責任に置き去りにしたり・・。年間、かなりの
ワンチャンや猫ちゃんが殺処分されています。

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(犬の死骸ではありません。人通りでも平気でお昼寝
しているワンちゃんです)

猫に餌をあげるな、と文句を言ってきたり、理屈ばか
りは一丁前でも私から見れば大バカ者だと思います。
まったく日本はなんという社会だ!と思うときがあり
ます。

また、最近、追い越しをされたおじいちゃんが進路妨
害して怒鳴っているニュースも放映されてましたね。
いい年をしてほんとにバカなおじいちゃん。情けない
ったらありゃあしない。

インドや中国では車の追い越しなんて普通です。
だからそれでいいのだ、とは思わないけど少なくとも
そんなことでケンカにはなりません。基本的におおら
かと言いますか。

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それに何が「おもてなしの国」だ、と思います。
何が「絆」だと思います。それって、上から指図され
たり強いられることじゃないでしょうに。
あーっ、なんかムカムカしてきた(笑)

そういえば、「絆」という言葉の語源は決していい意
味ではないらしいよ、と御一緒した某方丈様が言って
いました。(絆=動物をつなぎ留めておく綱、が語源)

絆とは自然な信頼関係から生まれるものであって強要
されるものではないと思うけどなぁ。

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まあ、一概には言えないでしょうが少なくとも日本は
精神年齢が低いというか子どもの国、いや村だと私は
思っています。技術大国なんて言ってもね、もっと大
事なのは心の豊かさでしょ。その点ではインドの貧し
い人々よりも、もっと日本人の心は貧しい・・と私は
思っています。

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インドはレイプ殺人とか、とんでもない事件の起こる
怖い国だと声高に言う人もいますが、悲しいかな犯罪
は先進国だってあるのにね。もっと性質の悪いのが。

あ、なんかいきなり脱線してしまった(笑)
こんなこと書く気はなかったのに・・・。

願わくばインドの写真や風景で少しでも向こうの人々
の優しさを感じていただければ・・と思います。

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(見ざる聞かざる言わざるとは正反対・・)

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最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。

そしてすべての国の生きとし生けるものが幸せであり
ますように。



ジョーク ・・というより<名言>ですね。

欲しい物を全部手に入れたら[スヌーピーの名言]


ライナス
「もし一生懸命働いて、欲しかったものを
全部手に入れたら、満足かな?」

スヌーピー
「飼ってる犬に好かれなかったらむなしいね…」


 『ピーナッツ』チャールズ・モンロー・シュルツ

 






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カンヘーリーのシロアリ [インド巡礼3]


皆さん、こんにちは。

今回はムンバイからバスで1時間?くらいのところにある
国立公園内のカンヘ―リという石窟寺院に行った時に見つ
けたシロアリ塚を紹介します。

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(お猿さんはあちこちにいました。人に慣れているようです)
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(子どもたちも屈託がない。同じく人(観光客)に慣れている(笑))
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(大人の労働者はなんとなく暗い雰囲気・・一服してるのかな?)
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(女性もなんとなく暗い感じ・・気のせいかな?)

また脱線しそうなので、時系列に写真の説明を主にします。
その日の夜の便で帰る最後の日だったので皆さん、さすが
に疲れが出始めていたようです。

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(この奥にヒョウやワニさんがいるのかしらね・・)

実は、この国立公園にはヒョウやワニもいるので注意してね、
と現地案内人の方が言っていましたが、そんなこと言われた
ってねぇ。

しかし、ムンバイという大都市からわずかな距離のところに
野生のヒョウやワニがいるなんてまったくインドは底が知れ
ないというか多様というか・・です。

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こら!こら!!自動車に窓から侵入して、ダメだよ!
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ここの石窟寺院の印象は素朴というか派手でないのが私的には
好感を持ちました。後で近くにジャイナ教の寺院があったのを
知りましたが、まあ時間が限られていたので訪問は無理だった
と思います。実は、エローラ石窟寺院でジャイナ教の素っ裸の
僧侶と・・あ、脱線しそうなのでその話は後日にしましょう。

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(左の写真はシロアリの蟻土に食害された木です。右の女性は
現地案内人の女性。インテリっぽい中年の女性でした)

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(左はシロアリに食害された木)

で、やっと観光が終わってバスに戻る途中、道路わきに小さな
シロアリ塚を見つけました。
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さらに、バスの後部付近に今度は大きな(といっても
高さ1メートルもないかしら?)シロアリ塚があったの
でした。うかつにもバスから降りるときには気が付か
なかった。まさかこんなところにあるとは!

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おぉ~!素晴らしい!こんな道端にシロアリ塚があるなんて!

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時間がないので大急ぎで塚に枝木を差し込んで壊して
みたら・・

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いたいた、シロアリがうごめいていました。
接写で撮ろうとしたけどこれくらいが精一杯。

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もう一つ、この公園で気になったのは少数民族?が昔から
住んでいるという区域でした。案内人の方はサラっとしか触
れなかったけど、もしかしてアンタッチャブルの人?
この住居付近は侵入(接触)禁止だそうです。

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(ヒョウやワニが棲むという地域に人も住む・・とは)
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(彼らの暮らしが気になります・・)
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(下の写真はカンヘンリー寺院群の受付手前で撮ったものです。
数人の女性と男性がおそらく工事に使う石を運んでいました)
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(女性の頭に石を載せてゆっくりと運んでいます。彼ら彼女たちも
アンタッチャブル(カーストの下層階級)なのかしら?)
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有名な観光名所に行っても、名所はそっちのけでシロアリ
の痕跡をつい探してしまう癖は直らないですね。
観光を楽しむ余裕が持てない私はきっと周りからは勝手な
行動をするヘンな奴と思われていたかも・・。

また、どうしても不可触民や下層階級の人の暮らしが気に
なります。インドには光と影といいますか、何もかも混然
としている不可思議な印象があります。

所詮、旅人の私達には一面しか見えず、うかがい知れない
面もたくさんあると思いますがそこまでは踏み込めないし。
ほんとに「渾沌の国」ですね、インドって。


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(今回の巡礼の大雑把な範囲です)


後までお付き合いいただいて感謝します。

どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。


ジョーク

親子三人揃ってサーカス見物。象が円形のサーカス舞台に現れると、
好奇心旺盛な坊やが母親に聞く。「アレ、何なの?」


母親;「象のシッポよ。」

坊や;「そうじゃなくて、シッポの下のやつ。」

女親にとってこういう質問は大の苦手;
「そっちのこと? どうってことないもんよ。」


正しい答を欲しがる年代だから今度は父親を頼る。男同士で隠し事はない
;「象のペニスだ、分かったか、ぼうず。」


坊やには新たな疑問が湧く;
「どうってことないもんよってお母さんは言ったけど、どうしてなの?」


こういう質問には襟を正して諭さねばならぬ。
父親;「亭主としては女房の教育に失敗したということだ。」




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ナーガルジュナコンダのシロアリ [インド巡礼3]


皆さん、こんにちは。

前回の続きです。
前回はナーガルジュナコンダ(地名です)に行く前日に
泊まった国営ホテル(ハリタリゾート)の庭で見つけた
シロアリ塚とシロアリを紹介しました。

今回はいよいよナーガジュナコンダの遺跡がある場所と
そこで見つけたシロアリ塚などを紹介します。

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(ボートに乗るチケット売り場付近の様子です。観光客は少なく
地元?の中学生らしき一団が興味深そうに我々を見ていました)

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(ボートは遥か先です。疲れるなあ~、暑い日でした)

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(ボートに乗るのも大変、板が沈んでいるんだもの・・)

その前にそもそもナーガルジュナコンダって何?
ですよね。その説明からしましょう。

まずナーガルジュナとは人の名前です。コンダって
「丘」とか「島」という意味らしいです。地形的に
高台という意味でしょうか。

というのは、実はナーガルジュナさんのいた都市は
クリシュナ河のほとりにあって、ダム建設で水没する
ことになったので遺跡群を高台に移築したそうなんです。
それで巨大な人造湖ができたわけです。

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(重力ダムとしては世界でも最大級らしいです)
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(遠くにダムが見えます。海みたいに広い人造湖でした・・)
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(ボートで50分くらいかかってやっと上陸です)

いよいよ上陸です。
島までボートで約50分かかりました。
で、忠実に高台に遺跡を移築再現したそうなので、まだ
新しい遺跡(ヘンな言い方ですね)です。印象は殺風景。
まだあまり有名ではないので、一般の観光客は殆ど知ら
ないというか行かない場所みたいです。

(ここが目的地の遺跡です。私たち以外の観光客はゼロ。
きっとインドではナーガルジュナさんの知名度は低い
かしらね?)

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(報恩供養のお経を捧げます)
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で、ナーガルジュナさんとはブッダの死後400年後の人
(AD150~250)で大乗仏教の大成者と言われています。
漢字では「龍樹」と書きます。
南デカン高原ヴィダルバ地方のバラモン出身で、一度
聞いたことは忽ち理解する超天才的な人だったようです。

ブッダは無常と因果の法則を重要視したけどナーガルジュ
ナさんは「空」の概念を重要視して哲学的体系にまでがっ
ちりと理論武装で固めた人。大乗仏教のカリスマ・・なん
ていっても私のレベルではちんぷんかんです。

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(島のあちこちにこういう光景が見られました。黒っぽいのはサボテン
このサボテンを蟻土が覆っていました。こんな光景は初めて見ました!)

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私はブッダの原初的な教え(ダンマパダとか)を暗中模索
のまま齧り始めたばかりですので、仏教云々について話す
レベルではとてもないのです。だからブッダの教えと龍樹
さんのどこが違うのかといった「教理的」なことは勉強中
なのでまだ聞かないでくださいね(笑)

ブッダさんのいうこともよくわからないのに・・
いつになったらナーガルジュナさんを理解できるようにな
るんだろう?先は長いというか死ぬまでに少しはわかるん
だろうか?

(でも、古い経典はそれはそれでとっても面白いですよ。
私的にはブッダという人は、宗教者というより人間の「心」
を極限まで科学的に精査しつくした超合理的な思考の科学者
というイメージです。あるいは超優秀なメンタルトレーニン
グコーチかしら?最終的には、論理では説明不可能な領域に
まで踏み込んだ前代未聞の人というか)

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(木にも見事な蟻道が・・)

ブッダの思考には神秘的な部分はゼロです。徹底的な自力
本願というか他力本願ではないです。だから、ある意味
とても厳しいクールな教えです。でも、当時の一般大衆や
農民からすれば「難しいことはいいからそれよりももっと
単純に御利益のある方法を教えてよ」と言いたくなる気持
ちもわかります。

そこで新しい宗教運動(大乗仏教)が起こった。
そのカリスマがナーガルジュナさんと解釈しています。

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大体、文化って、貴族とかその当時の働く必要のない上流
階級かエリート階層から作られてきますよね。
あるいはスポンサーがいてはじめて文化が作られます。

大芸術家とか言われる人は共通していいとこの出か、あるい
はバックに大スポンサーがいますよね。クラシックの有名な
作曲家とか、空海とか法然さんとか日本の有名なお坊さんだ
って出自は上流階級の人ばかりです。

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(詳しく調べたかったけど帰りのボートに乗る時間が
ぎりぎりだったので、う~む残念・・)

よーするに、働く必要のない暇人のお金持ちはすることが
ないから「考える」時間がたっぷりとあった・・だから
そこからスポンサーになったり・・結果、哲学とか芸術
作品が生まれた・・というと皮肉に聞こえるかしら(笑)

まあ、ナーガルジュナさんは日本仏教の礎的な人と思って
います。だから日本仏教界ではとても重要な人ですね。
ついでに・・ちなみにナーガ(龍の意味)とアルジュナが
合体してナーガルジュナという名前になったようです。

・・と、こんな話は興味ないですよね。
なんだか支離滅裂になってきた。脱線。脱線。

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う~ん、やっぱりナーガルジュナさんのことが書きたい
のか遺跡群のことが書きたいのか、ブッダのことが書き
たいのか、シロアリのことを書きたいのか、自分でもわか
らなくなってきました???。完全に破たんした気分です。

まあ、とにかくナーガジュナコンダは暑かったです。
ホントは歩くのもけっこうしんどかった。
帰りのボートの時間も迫っていたのでシロアリ塚について
じっくり調べる時間もないのでした。ちょっと残念。

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(この写真、シロアリ塚です。私的にはこの写真を撮れた
だけでもナーガルジュナコンダに来た甲斐がありました)

まあ、でもこの島にシロアリがいたということは、このあたり
全土にシロアリはたくさんいるんでしょうね。サボテンに巣くう
シロアリなんて初めて見ました。私にとっては収穫でした。
あ、そういえばこのあたりのシロアリは「シュウカクシロアリ」
というんだった(笑)

今回もまとまりのない雑談的内容になってしまいました。
自分だけ面白がってもダメですね。こりゃあダメだなと思うけ
ど仕方がない、それもまた自分だもの・・と苦しい言い訳。
みなさん、ごめんなさい。大目に見ていただけますように。

最後まで駄文にお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。


ジョーク

頭のいい、ひねくれた男が、占い師を困らせてやろうと一計を案じた。

「喜びそうなことばかり言ってくれるのはもう結構。
 今度は俺がどういう人間なのか当ててみな」
「そうですか、それでは……。まず、あなたは3人の子のお父さんです」

「ほれみろ、間違いやがった」ひねくれた男は言った。

「俺は4人の子の父親なんだ」

占い師は静かな声で言い返した。

「それは、あなたがそう思ってるだけです」







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南インドのシロアリ [インド巡礼3]


みなさん、こんにちは。

今回の旅でついに!インドのシロアリを見ることが
できました。
その前に今回の行程をざっと紹介します。

成田(空路)→ムンバイ(空路)→ハイデラバード(列車)
→ナーガルジュナコンダ(ボート)→オーランガバート→
(専用バス)→エローラ(専用バス)→アジャンタ(専用
バス)→オーランガバート(空路)→ムンバイ(カーヘンリー
石窟群他)→成田

・・と書いても自分でもよくわからないのでした。
まあ、インドの真ん中あたりってことで。
(大雑把に南インドなんて書いたけどそれでいいの
かしら?)

そこを国内線とバスと列車で行ったり来たりした5日
間でした。

シロアリ塚を見つけたのは「ナーガルジュナコンダ」
と最終日に見学した「カーヘンリー石窟群」の2ヵ所
です。

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(ここは泊まった国営ホテル。ハリタ・リゾートというらしい)
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(国営ですからサービスは期待できない・・)

で、インドのシロアリについては私も無知です。
世界のシロアリは大きく7科に分類されるそうですが
インドにいるのは「シュウカクシロアリ科」だそうです。

ちなみに日本にいるのは「ミゾガシラシロアリ科」と、
近年アメリカからきた「レイビシロアリ科」のアメリカ
カンザイシロアリ・・なんて言っても分類学上の区分け
なんて興味ないですよね。

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(建物の周りは猿だらけ。猿と共存の環境)
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(室内にも入って来るらしいのでドアの開けっ放しは厳禁)
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で、「シュウカク」というからにはきっと何かを収穫
するのかしら?草とかキノコかしらね。キノコを栽培し
て収穫するシロアリも海外ではいるそうですね。

この「シュウカクシロアリ科」のシロアリの習性につい
ては資料が少ないので私も知りません。ただシロアリ塚
の実物は初めて見ました。

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(これは塚ではなく折れた木を蟻土が征服した感じですね)
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(蟻土を崩したらシロアリがいました。ちょっと興奮)
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シロアリ塚と言えばTVでときどきオーストラリアの高さ
数メートルの巨大なシロアリ塚を紹介していますよね。
インドのシロアリ塚は高さがせいぜい30cm~1m位で
しょうか、低かったです。

塚を壊したら、中から出てきたシロアリも意外と小さかっ
たのでガッカリ・・とはしなかったけど、熱帯ですから
きっと大型のシロアリかしらん?と想像していました。

で、ナーガルジュナコンダへはボートで渡る(実はナーガ
ルジュナコンダ遺跡群は人造湖の中の島にあります)ので
すが、その手前に前日に泊まったホテルがあります。
そのホテルは国営だそうで設備はいまいちでした。

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(おーっ!見事な蟻道です)
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(近づいたらギャーッ!トカゲみたいなのが!シロアリを捕食?)

日本で言うとユースホステルみたいな簡素な建物です。
お猿さんも我が物顔でたくさんいました。というか共存し
ている感じでした。確か野良豚さんも見ました。

その国営ホテルの庭で巨大な蟻道とシロアリ塚を見つける
ことができました。比較的ゆったりとした時間があったの
で私的には幸運でした。

さっそく被害の程度は?と思ってホテル内を調べたらあり
ました!その国営ホテルのトイレが食害されていました。
それが下の写真です。でも、誰も気にしていないみたい
です。

IMG_2670 (2).jpg
(ホテルのトイレ。案の定、シロアリの食害です)
IMG_2673 (2).jpg

IMG_2674 (2).jpg

IMG_2675 (2).jpg
(こういう光景は日本でもよく見ますね)
IMG_2676 (2).jpg

ちなみにインド・シロアリで検索したらこんな記事を見つ
けました。
シロアリが銀行の金庫のお札を食べて大被害だそうです。
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20110425/Narinari_20110425_15437.html

う~ん、シロアリもお札が好きなのかしら(笑)
私もお札は大好物ですけど・・。

IMG_2635 (2).jpg
(矢印は塚の初期の状態みたいです)
IMG_2632.jpg
(これは塚ですね。ホテルの周囲にふつうにありました)
IMG_2639 (2).jpg

IMG_2468 (3).jpg
(意外と小さいですね。もっと大型かと思っていました)
IMG_2468 (2).jpg

えーとシロアリの基礎知識としては・・
〇世界には2千種のシロアリがいるということ。
〇日本には約22~5種類いるということ。
〇そのうち家屋にダメージを与えるのは5~6種類。
〇具体的にはヤマト・イエ・ダイコク・タイワン・
アメリカカンザイ・・などのシロアリがいます。

まあ、一般的にはヤマトシロアリが日本全土にあまねく
います。でも種類よりも気になるのは「防ぎ方」のほう
ですよね。

IMG_2448 (2).jpg
(ホテルのトイレとシャワー室。バケツはもう御馴染みです)

ということで、シロアリに興味のない方には退屈な内容で
した。う~ん、シロアリと私たちの暮らしの接点というか、
そこんところをうまく切り口にしないと興味をもって、と
いっても無理ですよね。

IMG_2596.jpg
(お猿さんだらけのホテル。でも素敵な光景だと思いました)
IMG_2601 (2).jpg

写真はいっぱい撮ったのですが、なんだかどの写真を
紹介していいのか迷っています。テーマがはっきり
しないからですね。まとまりのない写真ですみません。

で、今回はナーガルジュナコンダに行く前に泊まった
ホテル(ハリタ・リゾート)の周辺風景に限定しました。
徐々に他の場所のシロアリも紹介できればと思っています。

(あ、大失敗。そもそもナーガルジュナコンダといっても
ナーガルジュナさんって、どういう方か全く説明しま
せんでしたね。ごめんなさい。次回、説明しますね。)


最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。




ジョーク

楽観主義者は飛行機を発明し、

悲観主義者はパラシュートを発明する。





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