危険な勝手口のつくり

皆さん、こんにちは。

このブログは、毎日更新が目標でしたが無理でした。
バイオリズムに左右されたくないのですが、やっぱりどうにも気分が乗らない
ときがあります。成功哲学では、単に脳内化学物質の分泌の問題だそうですが、
そうなんでしょうか？

やる気のおきないときは「行動」から直せば治る、というのはホントだと思います。
武田信玄だと思いますが、こう言っています。
「戦意が湧かないときは、戦え！　斬る気が起きないときは、斬れ！」

今日は「コンクリートが如何にシロアリを呼び寄せるか」の事例を紹介します。
勝手口を見てください。よくある勝手口のつくりです。

このつくりのまずい点は、外壁下部と勝手口のコンクリートが完全に
くっついているところです。
こういうつくりはシロアリにとっては、とてもありがたいつくりです。
外壁の裏から日光、外敵に邪魔されることなく簡単に侵入できるからですね。

この右側も見てください。日陰になっていますね。ここも危険なところです。
こういうところに蟻道がよくありますよ。（下の写真です）

　

外壁をはがして、新しい防水紙を張ったところです。基礎に蟻道の跡が
ありますが、わかりますか？
ここにたくさんのシロアリが行列をつくっていました。（下の写真です）

アップです。

もっとアップです。
蟻道の跡が見えますね。（下の写真です）

この内部の土台と柱は見事に食われていました。
大工さんは、なんとか補強してもたせるようにしていました。

最後は消毒の薬剤を流し込んでいるところです。

もし、ご自宅の勝手口が同じつくりでしたら、是非、調べてみてくださいね。
基礎と外壁下部の隙間に、不自然な砂か土が見えたら要注意です。
また、この部分の部屋側の床板にヘタリやキシミがないかも注意してみて
くださいね。

「やっぱりヘンだ！」と思ったら基礎と外壁下部の隙間に、灯油コップ2杯
くらいの量を流し込んでください。市販の殺虫剤でもいいですよ。
なんにも異常がなくても同じつくりでしたら、今のうちに同様の処置をして
おけば安心ですね。参考にしてください。

それでは皆さん、ごきげんよう。