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シロアリ防除剤の毒性について [シロアリ]


皆さん、こんにちは。

嬉しいことにこのブログを書き始めてから、いくつかコメントを
いただきました。
そのなかで、やはりシロアリ防除剤の毒性について気にされている方が
多いように感じました。 そこで、そのことについて書いてみたいと思います。

「シロアリ駆除」をして下痢、吐き気、めまい、頭痛、動悸、口内炎、等の
身体の異常を訴える人が増えています。 お医者さんに相談しても診断の
つかないまま苦しんでいる人が全国的に、水面下でかなりいると思われます。
一体何故でしょうか?

実はシロアリ防除剤の多くは農薬と一緒です。 しかも効き目をもたせる
ために殺虫成分の濃度も農薬の数十倍の濃さに改良して作られています。 
それを床下に撒いてシロアリを駆除するわけですから当然、揮発成分が
室内に侵入してきます。 

住んでいる人はそのような「汚染された空気」を毎日吸うことになるわけです
からシロアリ防除は「シックハウスの最大原因」といっても過言ではないでしょう。

では、それらを規制する法律はないのでしょうか?
田畑に撒く農薬は「農薬取締法」「化審法」によって厳しく規制されています。 
ところがシロア防除剤のほうはというと、農薬の数十倍の濃い殺虫剤を、農薬の
数百倍の量、床下に撒いても規制する法律はありません。

その理由は「床下は田畑ではない」からです。
つまりシロアリ防除剤は「法の盲点」下で野放し状態といってもいいでしょう。

私も時々「シロアリ駆除をしてから身体の具合が悪くなった」という人の相談を
受けます。 しかし「撒いてからではどうにもできない」のです。 
一度「被爆」するとほぼ一生苦しむことになりかねないのです。

もし「シロアリを殺すのだから多少の危険は仕方がない」と考えるなら、それこそ
危険な考え方だと思います。

一体なんのためにシロアリ駆除をするのでしょうか?
もちろん「家を守る」ためですね。 家を守ることは「家庭を守る」ことでも
あります。 
その家庭がシロアリ駆除によって破壊されるとしたら本末転倒です。

また「薬害問題」で裁判になると、決まって持ち出される争点が薬剤の
「基準値」なるものです。しかし、お酒にたいして下戸もいれば大トラもいる
ように、人間の身体はひとりひとり免疫力・抵抗力も違います。 
特に免疫力の弱い子どもやお年寄りに「基準値」はなんの意味ももちません。

アメリカではEPA(米国環境保護庁)がシロアリ防除剤として認可している
のは、たしか~3種類です。 日本の場合は約40種類が認可されています。 
まさに日本は「化学薬剤の野放し天国」といってもいい状況にあります。

以上の文を、もし同業他社や薬剤メーカーのひとがみたら激怒するかも
しれません。

この文章を書くことは私にとってちょっとリスクがあります。 
同業他社の方でもし異論反論がありましたらどうぞコメントをください。 
一緒に現状を少しでも変えていけるのなら異論反論、大歓迎です。

次回は、では「どうしたらいいのか」について私の試行錯誤の経験を
お話したいと思います。

退屈な文章ですみません。 
もっとおもしろく書かなくっちゃ~誰もよんでくれないかなぁ、なんて思って
います。

皆さん、ごきげんよう。


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