石灰で湿気は押さえ込めるか？その１

皆さん、こんにちは。

今日は「石灰で湿気は押さえ込めるか」というテーマで、私の経験を
お話します。
数年前に私たちの地方で大雨による災害が発生しました。
連日ＴＶでも全国放送で報道されました。そのときの経験をお話します。

水が引いてから、どの家もいっせいに市から配給された石灰を床下に
撒き始めました。私のほうにもお客様から問い合わせがありました。

• お客様　
  「床上1メートルくらい浸水したんですけど、水が引き始めたら
  隣近所の人はみんな石灰を撒いているようですが、石灰は
  どのくらい撒いたらいいですか？市から配給された量では
  とても足りないような気がするんですけど？」
  
• 私　
  「まず、市からエタノール（消毒用アルコール）が配給されている
  と思いますが、それを部屋中に噴霧してください。石灰はそれ
  からです」
  
• お客様　
  「でも、近所の人はホームセンターから石灰をたくさん買ってきて
  いるようですよ。床下が真っ白になるくらい撒いています。」
  
• 私　
  「近所の人は近所の人です。あわてないでください。とにかく雑菌を
  駆除するほうが先決です。それから石灰は床下が真っ白になるくらい
  には撒かないでください。ほんの少しでいいですから、なるべく全体に
  パラパラと撒いてください。市から配給された量で充分です。」
  
• お客様　
  「それでいいんですか？」
  
• 私　
  「それでＯＫです。ところで二階でしばらくは生活できますか？」
  
• お客様　
  「できます。一階はとても無理ですから」
  
• 私　
  「それなら、なるべく一階の全部の部屋に、風が通るようにして
  ください。もちろん、床板も剥がした状態で、とにかく風を入れて
  ください。扇風機があったら床下に風を吹き込んでください」
  
• お客様　
  「それから、近所の人はもう大工さんに床板を張り替えてもらって
  いますし、左官屋さんに壁も塗ってもらっているようです。
  畳を入れ替えている人もいます。急がないと大工さんも大忙しで、
  いつになるかわからないって言っていますし・・・」
  
• 私　
  「近所の人は近所の人です。あわてて大工さんを頼んだり絶対
  しないでください。畳も入れ替えないように！もちろん壁もその
  ままで！」

・・・・さて、なぜ私はこのような指示をしたと思いますか？

書ききれないので、続きは明日までまってくださいね。

もし、皆さんのお宅でも、床下浸水したときの参考になるように説明したい
と思います。

今日もメモしておいたジョークを少々・・・

●先日、父は眼鏡を作りに行った際、
「無色ですか？」と店員にレンズの色を聞かれると、
何を勘違いしたのか、
「いえ、銀行員です」と自分の職業を答えていた。

父はちゃんと銀行員しているのか不安になった。

●私の家はクリーニング屋です。ある日お客さんが、
「今、セール中ですか？」と聞いたのを母は、
「今、生理中ですか？」と聞き間違え、
「もう、３年前に終わりました」と言ってしまった。

●母方の祖母のお話です。
お医者さんに行き、
「帰ったら、お尻に入れなさい」と渡された座薬を、
おばあちゃんは、お汁に入れて飲んでいました。

皆さん、ごきげんよう。

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by お名前（必須） (2012-08-18 11:39)