独り言です。つまらないです。 [つまらない]
皆さんこんにちは。
ブログ、ちょっと休んでしまいました。 とても気になる本が出て、くりかえしそれを読んでいたからです。 メルマガで知った「ワルのしかけ」今井裕志・著 という本です。
で、その人の考え方が知りたくて、ホームページなんかいろいろ調べてみました。 興味のない人にはつまらないでしょうが、私にとっては久しぶりに刺激的な本でした。 そして、この著者はどうしてどうして、見かけでは判断できない人だと思いました。 多分大変な読書家だと推察します。 本よりも氏のブログのほうが圧倒的に面白いです。 文章は「メチャクチャ易しい」ですが、内容は「かなり手強い」と思いました。
で、反省させられたのは、いかに自分が、「自分の頭でものを考えていないか、」ということでした。 私は「情報の寄せ集め人間でしかない」気がしてきました。 今井氏は「情報無価値の時代」に入ったといいます。 誰も、自分の頭でものを考えていない、といいます。 ホントだ、と思いました。
私の好きな故伊丹十三のことばに「私はカラッポの容れものにすぎない」というのがあります。 私はそれを標榜してきましたが、それだけではいけないなあと思いました。 (これはあくまで私の場合で、伊丹氏は、もち論違います。 でなければあんなユニークな映画なんかつくれるはずがないですからね。 いわずもがなです。)
というわけで、もっと堅い本を、もっと問題意識をもって読まなければなんて思っています。 口当たりのいい優しい本は、所詮それだけのものですもんね。 消耗品としての本、情報としての本も実用としては、ときに必要ですが所詮オカズ本です。 骨格をつくるカルシウムのような本を、たまには自分自身の再検証も含めて静かに読むことにしよう、なんて殊勝に思いました。 時代を突破するには、脳ミソが爆発するくらい「自分の頭で考える」しかないように思います。
というわけで、今日はほんとに「独り言」になってしまいました。
読んでいただいた皆さん、ごめんなさいね。 つまらない個人的な「独り言」を書いてしまって。 ありがとうございました。
それでは皆さん、ごきげんよう。
マーク・トゥエイン氏のジョーク集の一つを思い出しました。 それはこんな話・・・ もしご存知でしたら恐縮ですが・・・
ある学者が大きな学会で自説の論文を発表した。 それは実に素晴らしい内容の物で、会場はそれこそスタンディング・オベーションの嵐。 学会終了後、会場に来ていた友人に 「どうだった?」 と聞いたところ、友人はこう言った。
「うん、確かに素晴らしい内容だったけど残念だね。 君の論文にある一字一句は全て私の愛読書に書かれている事だったよ・・・」
「そんな筈は無い! あれは私の研究結果だ!! そう言うのなら、その愛読書を読ませてくれないか?」
数日後、友人から一冊の本が届いた。 それは 「辞書」 だった。
知識とは経験の積み重ねだ・・・とも言いますしね ^^
by くるにあ (2007-04-19 23:04)
くるにあ様
コメント有難うございます。
知識とは経験の積み重ねだ・・。そうですよね。私はカナズチですが、では水泳の教則本をいくら読んでも泳げるわけないですよね。やっぱ、実際アップアップしなけりゃ無理ですもんね。ヘンなこと言いますが、昔、漫画家を目指していた頃、凄いストーリーを思いついて、自分って凄い!と思ったことがあります。でもよく考えたら、かって読んだ本のアイデアであることを思い出してガッカリしました。もうオリジナルなんて無理みたい。アレンジしかないのかなあ、なんてね。逆のこと言ってますね。ウ~ン。???です。
つまんない文なのに、読んでいただいて有難うございました。
by toyo (2007-04-20 00:46)