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コンクリートへの過信 [シロアリとコンクリート]


皆さんこんにちは。

ちょっとパクリですが、ある本からの抜粋を読んでくださいね。 
これは法隆寺の宮大工棟梁、故・西岡常一翁の語っていたことばです。




「・・・・木を横にして。 それはもうだめ。 これをややるから20年しか
もちません。 木を横に置くのは一番腐りやすい。 結局水を含んだとき、
木が縦にあると水が縦に動きますので乾きやすい。 横にしてあると乾きません。 
それで早く腐るんです。 (中略) 
コンクリートは固まってあるためには水分をどっさり含んである。 
その上に木を横にしてあるから土台がすぐに腐ってしまう。 シロアリが湧く、
こうゆうことです。 耐用年数が非常に短い。(中略)
床下は土をつき固めておくのがよいでしょう。 土も生きているし木も
いきているのやよって。
 自然に授かった命を生かすように。 
セメントは水分を呼び、シロアリの温床になるのではないかと
思います。」

コンクリートはそうもつものではありません。 あんなたくさんのビルが
ダメになったとき捨て場にこまりますやろ。 それに木は植えとけば大きく
なりますけど、コンクリートは育ちませんわ」
「けやきは強度はあるけど耐用年数は短く弱いですな。 ま、800年
くらいです・・・・」


皆さんはコンクリート住宅と木造住宅はどっちが長くもつと思いますか?
素朴に考えればコンクリートだと思いませんか。 私もそう思っていました。 
でもいろいろ調べたら正反対の結果が。 
実際は木造住宅のほうが圧倒的にもつんですよ。 だってコンクリートの
寿命はせいぜい40~60年くらいでしょ。 木は100年~200年は平気です。

但し、それには西岡氏のように「木の性質を熟知して、その強みを最大限引き
出す知恵と経験」が必要ですが、残念ながらもう「木を見る」ことのできる
大工さんは、絶滅しかかっています。 
すごくもったいない、と私は思ってしまいます。 

コンクリートには健康上も大きなデメリットがあります。 
それはラドンガスの問題です。 冷輻射の問題もあります。 
 ・・・・といっても何のこと? と思われるかもしれませんね。 
これらの問題についてはマスコミでもほとんど取り上げられることは
ないようです。 機会があったら説明しますね。

とにかくコンクリート過多の住宅は、一見カッコよく見えても決して
いいものではないことを知っていただきたいのです。 

それでは皆さん、ごきげんよう。
(パクリは楽だなあ。でも考えさせられるでしょ)

 (写真は地元の銘木です。樹齢ン百年だったかなあ?)

 


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たいせい

 早速、一連のベタ基礎とシロアリ関連の記事を引用させていただきました。
 ありがとうございました!
by たいせい (2007-10-13 15:44) 

toyo

たいせい様
こちらこそありがとうございます。
チラッと見せてもらいましたが、どうしてどうして私の方こそ参考になりそうな記事が満載なのでじっくり、たいせい様のブログを読ませていただこうと思っています。ありがとうございました。
by toyo (2007-10-14 07:50) 

こう

またパクリじゃないですか!!
しかし、すばらしい紹介です。
同じ本を昔読んだと思います。
読んで「飛鳥時代の建築が一番進んでいたのでは?」と感じた記憶があります。
まだ家にあると思うので、探してもう一度読んでみます。
by こう (2007-10-15 22:28) 

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