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肉が好き・・ぶつぶつ。 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

今日は雑談です。 
お時間があったらお付き合い下さい。
楽しくない内容になるかもしれないので嫌になったら
遠慮なく途中でパスしてくださいね。 

最近、下のこんな本を読んでいます。
ほんとは、この本を注文するのにちょっと抵抗があり
ました。 怖いもの見たさもありましたが、これはどう
しても読まなければ・・とも思っていました。

というのは私は(魚も好きですが)肉も大好きです。 
ベジタリアンには絶対なれません(笑)

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ときどき、豚さんを荷台にぎゅうぎゅう詰めにして、
運んでゆくトラックと、すれ違うことがありますが、
豚さんを哀れに思っても、見て見ぬふりをしていました。
でも、ほんとは荷台の豚さんの声が耳から離れない・・。

で、ネットの動画で牛さんや豚さんの屠殺するシーンを
探したらたくさんありました。 でも、紹介するのは止め
ますね。 いやほんとは紹介すべきかも・・ぶつぶつ。

2011,4,14, 018.jpg

で、屠殺を動物虐待の最たるもの・・と告発するような
サイトもありました。 まあね、気持ちはわかるけど・・
ぶつぶつ。

でもね、動物は食べてはイケナイけど野菜ならいい
・・というのは勝手な屁理屈に思えます。 
動物も野菜も生きているのは同じだと思いません? 
植物だってね、野菜だって「命」はあるんですから。
もしかしたら「感情」だってあるかもしれない・・。

それに、私たちは道を歩いていても、気づかないうちに
アリさんを踏み殺しているかもしれないですもの。
私なんか、仕事とはいえ思いっきりシロアリを殺してい
ますし・・。

2011,4,14, 020.jpg 

で、生きる=食べる=他の生命を奪う・・ことですが、
弱肉強食とか食物連鎖で、この世界が成り立っている
ことに怒りを覚えるときがあります。

でも、まぎれもなく私も「他の多くの命」を「食べて」きた
から「今」があるのは事実で、それは仕方のないことだ
けど、もしも神様に会う機会があったら抗議をしたいです。

「主よ、なぜこのように腹の減る存在に私たちを作った
のですか? 私は、とっても怒っています。 
でも・・でも・・でも・・・・・・肉って、美味しいですね、
野菜も、お魚もみんな美味しい・・・ああ悔しい!」(
笑)

ああ、これは茶化してはいけないですね。 ごめんなさい。

聖書的には、血を抜いてなら肉を食ってもいいよという
許可を神が出したのは、確かノアの洪水以降だったよう
ですが ・・ああ、これこそ屁理屈ですね。 脱線しました。

2011,4,14, 006.jpg

助かったのは、このウチザワさんの明るすぎる文章。
でもこの本、ほんとは重いなあ・・ぶつぶつ。
著者は、屠殺という言葉は適切ではないというので屠畜
いう言葉をメジャーにしたいそうですが、私も大賛成です。


人間は罪深い。 私はいつもそう思うのである。
他の生き物を殺して喰うという意味において。
だからこの次ぎ、生れて来る時はどうあっても
二度と人間にだけは生れて来たくない。
(車谷長吉)
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こうなったら、せめて・・・
美味しく肉をいただく
残さないできれいにいただく・
思いっきり楽しんでいただく・
・・と思う私はかなり罪深いんでしょうねえ。

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ところで、孔子は人肉が好きだった・・というのはほんと
かしら? デマですよね、きっと。 いや、もしかして・・
ぶつぶつ。

実は、カニバリズムとかいろいろ調べたのですが、
あまりに強烈なのが多くて・・ぶつぶつ・・それに時代や
風土というか、文化というか、価値観というか・・一概に
言えないといいますか・・よーするに私の手には負えない。

(実は、もうひとつ屠殺について調べていたら、偶然、
保健所で扼殺される運命の犬や猫の動画を見つけて
しまいました。 ああ、これはほんとに辛い・・見なければ
よかった・・犬や猫たちの眼が眼が・・ぶつぶつ)

2011,4,14, 016.jpg 

ああ、私も含めて人間というヤツは、なんて身勝手で
なんて愚かで、どーしようもないヤツなんだ・・
と思う今日この頃であります。

暗い気分にさせてごめんなさい。

でも、自分が生きるために他の生命を食べるという
ことに真剣に向き合う必要は・・食べられる命のため
にも・・一度ちゃんと考えておくべき・・と思って
いました。あ、これは私だけの問題かも。

2011,4,14, 008.jpg

ああ、ほんとにバラバラで、まとまりのない雑談に
なりました。今日の記事、書くべきじゃあなかった
気がしてきました。ごめんなさい。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
それでは、みなさんにいいことがありますように。


ジョーク
あるテロリストグループが与党議員らが集まるホテルを占拠した。

彼らの要求は200億円もの身代金だった。

彼らはありきたりの犯行声明文を読みあげて、最後にこう言った。

「我々の要求がのまれない場合、一時間毎に、ここにいる政治家達を
一人ずつ解放していく」


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心如

 子どもの頃、父が鶏を捌くのを何度か見ました。生きている鶏を、できるだけ苦しまないように殺し、血抜きして、熱湯をかけ、羽を毟り、残ったうぶ毛を火で焼いてから、包丁で切り分けます。鶏冠とか足の先のほうなど、どう調理しても食べられそうにない部位以外はすべて食べていたと思います。最近は、魚を三枚におろすことすらできない人がいると思いますので、自分で鶏を捌くなんて想像すらできないかな…
 米粒のひとつぶにも生命があるのです。どんなに綺麗事を言っても、みんな、多くの生命を犠牲にして生きているのです。せめて感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいと思います。
by 心如 (2011-04-18 21:58) 

yanasan

確か、豪州では活け魚調理は残酷料理になる為に御法度だったと思います。
by yanasan (2011-04-18 22:31) 

ぼんぼちぼちぼち

生きるってことは即ち殺生でやすもんね。
あっしも肉大好きで 食べるの止められやせん。
自己弁護かもでやすが、せめて
命をいただいてるっていう自覚は忘れずに日々食べたいと思ってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-04-19 18:38) 

toyo

心如 様

いつもお付き合いいただいて感謝しています。
まったく、おっしゃる通りだと思います。

>米粒のひとつぶにも生命があるのです。どんなに綺麗事を言っても、みんな、多くの生命を犠牲にして生きているのです。せめて感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいと思います。

私もクリスマスのときに、父が鶏を捌いてくれたのを覚えています。
羽毛むしりを手伝った(手伝わされた?)ことを思い出しました。

「多くの生命を犠牲にして生きている」ことに無自覚になっている昨今、
逆に屠殺の現場を、もっと公にすることで感謝の気持ちを持っていただけないかしら?なんて思っています。
でも、結局、屠殺の現場の動画を紹介するのに躊躇してしまった自分が情けないと思っています。

的確なコメントをいつもありがとうございます。
心如 様にいいことがありますように。
by toyo (2011-04-20 20:21) 

toyo

yanasan 様

外国の人からすればそのような感覚なんでしょうね。
羊や牛ならOKというのも矛盾してますけど、まあどっちにしろ
生き物の犠牲の上に私たちは生きている・・これはどうにもならないですよね。
いつもコメントをありがとうございます。
yanasan様にいいことがありますように。

by toyo (2011-04-20 20:27) 

toyo

ぼんぼちぼちぼち 様

>生きるってことは即ち殺生でやすもんね。

ほんとですね。ふだんそういうことを忘れていますが、少しでも
それに気付いてほしくてヘンな記事を書いてしまいました。
鉱物でも食べれればいいんですが(笑)
いつもお付き合いいただいてをありがとうございます。
ぼんぼちぼちぼち様にいいことがありますように。


by toyo (2011-04-20 20:33) 

福智山

ご無沙汰してます。

原発関係についてのこれまでのブログ記事、you tubeは全部は
見終わっていませんが、とても勉強になってます。

「原発導入のシナリオ」も、教えられました。
正力=読売グループの重要性を改めて知りました。詭弁を弄して
まで、原発導入を実現させたのですね。

さて、『屠畜紀行』を読んでいないままなのですが、今回の記事にコメントしますと、

前にもふれたかと思いますが、
M・ポーラン『雑食動物のジレンマ』(東洋経済)という本、
特にその下巻に今回のテーマと関係する箇所があります。

そこでの著者の意見を乱暴にまとめると、

〇現代の「工業化された食」において行なわれる動物(採卵用の
鶏を含む)の待遇はベジタリアンや「動物の権利」論者も言うように、
不必要に残酷で受け入れられない。

〇しかし、家畜が――結局は食べられるにしても、――
種として人間と「共進化」し繁栄してきたことも事実である。

〇「動物の権利」論者は、種としての動物ではなく個体としての
動物だけに着目し、家畜を蔑視する傾向がある。その思想の源は、
自由主義的個人主義であり、また捕食などに現れる動物の獣性
を憎むことに示される、ピューリタニズムでもある。
その主張は動物を擬人化し人間の倫理を当てはめようとするもの
で、人間中心主義的であるとともに、偏狭かつ(自然から離れた)
都会的なものの見方に縛られている。

〇完全な菜食主義が実現してもそのための耕作で、牧畜の時代
よりも殺される動物の総数が減るとは必ずしもいえない。また、
肉食をやめれば、堆肥も激減し、化石燃料と化学肥料への依存は
今以上にひどくなる可能性がある。

著者は、肉食自体ではなくそのやり方こそが問題で、
動物の権利よりもその幸福のためにも――人間の健康や人間と地球の未来のためにも、ですが――、現代の工業的な食のシステムを改革すべきだ、
という考えのようです。

他にも面白い論点があるのですが、それはともかく、

私が感心したのは、
著者が、誠実に菜食主義やそれに結びついた「動物の権利」論と
しっかりと「対話」していること、です。
(これは、上記の主張そのものの内容よりも、もっと大事で、日本では不足していることでは、と思います。)

そして、「動物の権利」よりもその幸福を、したがって、屠殺する場合にも一瞬で苦しみが少なくすむように、という著者の考え、
また、著者が紹介しているような、田園的な「良い農場」の工夫から学ぶその姿勢は、

日本ではとくに共感を呼ぶのではないか、と感じました。
(この春のNHK BSの海外ドキュメンタリーの「食」にかかわる
シリーズでも、著者や著者の紹介する農場が登場していました。)


以上、長々しく、かつブログの論点とズレてしまい、すみません。
ぜひ紹介したかったので。
by 福智山 (2011-04-22 00:27) 

らっきょ

ひとは他の生き物を殺生して食するより生きるすべはありません。そのこと「感謝」して食するべきです。私の実家は曹洞宗なので、その影響もあるのでしょう。たした信心はありませんが。生きることは多くの矛盾をはらみますが、その中でしか生きられません。「シー某」という気違い集団が鯨の為の戦争だなどわめいていますが、彼らは何を食べて生きているのでしょう。詭弁でしかありません。パンダはかわいいから、トキは美しいから保護するが、フライドチキンは好物です。は矛盾しています。地球と自然にやさしくするには、究極、人類が地球上から消滅するしかありません。
車谷長吉の「鹽壺の匙」は読みましたが、かなりきつい。また、他の本を古本屋で探します。でも、なかなかないんだな、彼の本は。
by らっきょ (2011-04-22 07:43) 

toyo

福智山 様

ありがとうございます。
正直言って、私はそんなに深く考えてはいませんでした。
肉食について漠然と、とっかかりもなく、印象的なことを
まとまりもなく書いてしまったのです。
ほんとに駄文でした。 すみません。

>M・ポーラン『雑食動物のジレンマ』(東洋経済)
>(この春のNHK BSの海外ドキュメンタリーの「食」にかかわる
シリーズでも、著者や著者の紹介する農場が登場していました。)

さっそく、私も紹介いただいた本を求めてみます。
私に取っては数少ない貴重な情報です。考えるヒントになると
思っています。ほんとにありがとうございました。
こういう情報って、調べてみてもほんとに少ないので助かります。
心から御礼申し上げます。

いつもお付き合いいただいて感謝します。
福智山 様にいいことがありますように。
ありがとうございました。

by toyo (2011-04-24 09:05) 

toyo

らっきょ様

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。

>ひとは他の生き物を殺生して食するより生きるすべはありません。そのこと「感謝」して食するべきです。

おっしゃるとおりだと思います。
でも、私たちは「あれは不味い、とか、これは美味しいとか、また毎日の
食材の廃棄物」は相当なものだと聞いています。
ほんとに我儘で罰当たりなことを無自覚にしていますよね。
私自身もそうでした。
自分の食べているその食材が、どこからどういう家庭を経て届いているのか?肉の場合は屠殺から始まりますが、そのことに思いを馳せるというか、そういう生々しい現場を知ることが「感謝」に気づかせてくれるのはないかしら?なんて思っています。
いずれにせよ「地球と自然にやさしくするには、究極、人類が地球上から消滅するしかありません。」・・同感です。ほんとに。

どうか、らっきょ様にいいことがありますように。
ありがとうございました。お礼が遅くなってすみませんでした。


by toyo (2011-04-24 10:27) 

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