モードに入れない。 [つまらない]
みなさん、こんにちは。
今日は愚痴です(笑)
こういうことは私だけなんだろうか?・・ぶつぶつ。
タイトルにした「モードに入れない」の「モード」とは別に
大げさな意味ではなく、たとえば戦闘モードに入るとか、
仕事モードにスイッチを切り替えるとか・・そんな程度の
意味です。
で、私はその切替が苦手です。かなり苦手。
たとえば、先月までは仏教モード?というか暇さえあれば
仏教関係の本ばかり読んでいました。
すると、見るもの聞くことがブッダだったらこういう判断を
するんじゃなかろうか?・・と、頭が仏教モードになる。
で、ひょんなことから押入れの中に昔読んだ本を発見。
昔、夢中になったカトリーヌ・アルレーやロバートBパーカー
のハードボイルドが出てきたので読みはじめたらもうダメ。
毎晩毎晩、パーカーのスペンサー・シリーズばっかり読んで
いました。すると、今度は見るもの聞くことがスペンサー調?
になる。そのあいだは他の本はまったく読めなくなる。
なんというか文章には作家によってそれぞれリズムというか
節回し?みたいなのがある。
ロックを聞いていきなりクラシックを聞くのは無理みたいな。
で、スペンサーにもスーズにもホークにも飽きてきました。
そしたら、今度は故・安西水丸さんになぜか惹かれて今は
水丸さんの本ばかり読んでいます。
一種の強迫神経症なのだろうと思っています。
ある作家だけの本を(意味がわかろうとわかるまいと)とにかく
手元にある本は全部、読まないと気が済まない。
「極道の妻」シリーズの撮影に入っていたときに岩下志麻
さんは撮影中以外でも極道言葉が抜けなかったそうですね。
「なにやっとんじゃ-!おんどれはぁ!」なんて自宅でも
言っていたんだろうか?(笑)
自宅でも極道モードなんて恐いなあ・・。
そういえば昔、高倉健さんの任侠ヤクザものを見た観客は
映画館から出てきた時はすべからく肩をいからせて健さんに
なりきっていたとかいないとか。気持ちはわかります。
・・・・というわけで、ブログ更新モードになかなか入れない
私なのでした(笑)
半分、ホントで、半分は言い訳です(笑)
で、真面目な話、みなさんは「モードの切替」って上手くいって
いますか?それとも私みたいにモヤモヤしてるかしら?
スイッチを切り替えるうまい方法があったら知りたいです。
けっこう私的には昔からの悩みです。
最後まで愚痴にお付き合いいただいたみなさんには感謝
します。どうか皆様にいいことがたくさんありますように。
<ジョーク> 幸運のカエル
ある日曜の午後。わたしが,いつものゴルフ場の第二ホールでプレーしている最中の
ことだった。緑色の大きなカエルに出会ったのは。カエルはこんな風に鳴いていた。
「ケロケロ。ナインアイアン」
わたしは,冗談気分でナインアイアンを選んだ。
──その結果は,バーディ!
わたしは,カエルを見つめた。カエルはそしらぬ顔で「ケロケロ。ラッキー。ラッキー」
と鳴き続けている。わたしは,半信半疑の気分でカエルを掌に乗せて,次のホールへ
向かったのである。
「ケロケロ。スリーウッド」
──なんと,ホールインワンだった。
その日,わたしは,神懸かり的なスコアーで,生涯最高のゴルフを楽しんだのである。
二日後。
わたしは,会社を無理矢理休んで,ラス・ヴェガスにいた。もちろん,例のカエルも
いっしょだ。
「ケロケロ。ルーレット」
さっそく,カエルの指示にしたがって,わたしはルーレットのテーブルに座ったのである。
「ケロケロ。クロの6」
それは,100万分の1の確率である。しかし,わたしはカエルを信じて,有り金全てを
チップに変えると黒の6に賭けた。結果は,大当たり。
チップの山が,テーブルの向こうから押し寄せてきた・・・
その晩。
わたしは,ラス・ヴェガスのホテルの一番高い部屋に泊まっていた。
「ありがとう」わたしは,神妙な面持ちでベッドの上に座っているカエルに頭を下げた。
「何とお礼を言ったらいいものか...」
すると,カエルはこう鳴いたのである。
「ケロケロ。キス。キス」
もちろん,いくらなんだって,カエルとキスするなんて趣味じゃない・・・しかし,相手は
大恩ある不思議なカエルである。わたしは,ひざまづいてカエルにキスした。
一瞬,眩しい光がカエルを包み込み,やがてカエルは,美しい16歳の美少女に変身
したのだった。
「・・・というわけで,あの少女がわたしの部屋にいたのです。判事閣下」
『集中力』ってのがわからない。
頭を切り換えろ、集中しろ!って言われてもどうすりゃいいのか、どうすれば他人から『集中しているように見える』ことになるのかがわからない。
他のことを考えずに、そのことだけを考えていなさいって意味らしいけどなあ。
それは『夢中になる』ってこととは違うらしい、我を忘れて見入るというのともちがうらしい。
夢中ってのは我を忘れている状態で、正気を保っていないってことかな。
何かに興味(ほとんどじゃなくて、すべてくだらないこと)を持つと、そのことに熱中してしまうという傾向は若い頃からあって、それについて知りたくなっても実践はせず、資料をあたることで知ろうとする。以前に東京観光の穴場として国会図書館を勧めましたけど、あそこへ通ったのもそんな理由です。
図書館へ通うと聞くと、勉強家のように受け取る人がいるけど、もちろんそんなんじゃない。
エロ本に(特に強く)興味をもった時期には東京の神保町の古本屋でずいぶん小遣い使った、みたいなのと同じ。
いまはネットで同じ事をやっている。
『夢中になる』というのは、まだましな言い方で、自分がやってきたこと、やっていることは『淫する』ってことなんだと思う。
あっさり何かに淫してしまう。
自分を持っていない依存体質なのかも。
安西水丸のイラストが肌に合わないようで、だから本もほとんど読んだこと無いです。
村上春樹もまるっきり駄目、体が受け付けないかんじ。よく売れているのだから面白いはずなので、なんとか面白がろうと試すのだけど、どうにも駄目でした。
でも、彼が翻訳したジャズに関する本はとても面白くて、そっちはお気に入り。新しいのが出ると買う。
去年出た『セロニアス・モンクのいた風景』はモンクについての雑誌記事などを集めて翻訳してまとめたもので、モンクが好きなのでとても面白く読みました。
この本の表紙は和田誠ですが、モンクと出版の前に急逝した安西水丸と和田誠、三人がちゃんと一枚の絵に収まっているのですよ。
洒落ていていいなあと思った。
と、本日のチラシ裏を終わる。
by ねりね (2015-04-03 11:08)
ねりね様
コメント、感謝します。
実はねりね様のコメントはすぐに読ませていただいたのですが、
どうコメント返しをしていいのか迷っていました。
なんか私と同じなので(笑)
>何かに興味(ほとんどじゃなくて、すべてくだらないこと)を持つと、そのことに熱中してしまうという傾向は若い頃からあって、
私もそうなんです。だから同僚が仕事帰りにソープランドに行く
というので私も連れて行ってくださいよぉ・・と言ったら、お前は
ダメ!と言われました。お前はすぐに何にでものめり込む性質
だから怖くて連れていけないんだそうです(笑)
そんなことないと思ったけど・・ぶつぶつ。
>『夢中になる』というのは、まだましな言い方で、自分がやってきたこと、やっていることは『淫する』ってことなんだと思う。
う~ん、でも淫するって「業」みたいな気がします。
たしか、五木寛之さんが何かの本で「物事に夢中になったら
傍から見て、異常だと思われるくらいのめり込んでも、後で
振り返れば大したことないんだよ。結局、ちょうどいいくらい
しかのめり込んでいないんだよ・・。」みたいなことを言っていた
ので勇気付けられてせっせとエロビデオをダビングしたことが
あります(笑)・・で、やっぱり途中で倦てしまいました。
>村上春樹もまるっきり駄目、体が受け付けないかんじ。よく売れているのだから面白いはずなので、なんとか面白がろうと試すのだけど、どうにも駄目でした。
本音を言うと私もそうです。無理に面白がっている・・というか、
村上春樹が好きな人に、つい調子をあわせてしまうようなことが
なかったとはいえないです。村上春樹は嫌いではないけど、
ノーベル賞候補になるほど凄いとはどうしても思えない。
思えない自分がおかしいのかよくわかりません。
>去年出た『セロニアス・モンクのいた風景』はモンクについての雑誌記事などを集めて翻訳してまとめたもので、モンクが好きなのでとても面白く読みました。
たしかに、自分の好きな分野について書いてくれると、わかり
やすいので好きでもない作家でも急に親しみがわくことはある
ようです。
で、なんやかんや言っても、ねりね様は私よりもはるかに自分
をもっているなあ~と思います。依存体質じゃないような気が
するのですが・・羨ましい・・ぶつぶつ。
勝手なことを書きました。ねりね様のコメントはいつも私には
刺激になっています。ほんとに密かに楽しみにしています。
・・ということでどうか、なりね様にいいことがありますように。
ありがとうございます。
いる
by toyo (2015-04-04 02:03)