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ポテトスープが大好きな猫 [バカ丸出し]


皆さん、こんにちは。

ブックオフには行きますか?

たまにですが私は行きます。目的は新刊だけ扱う
書店にはないような思わぬ古本・珍本を見つける
こと。地方には古本専門店などないですからね。

絶版になっていたり、ちょっと古くて見つけるの
が難しい本が稀にあったりする。しかも安価で。
見つけたときは得した気分になります。

で、先日、見つけたのがこの絵本。
村上春樹コーナーの文庫本の隅にひっそりと隠
れていました。薄っぺらなので見落としやすい。
イメージ (3).jpg
(この絵が何とも言えず感じがいい。村上さんも
絵に魅かれて翻訳したんじゃなかろうか?)

ところで次に買ったのがこの本。
扇情的な実話系?の月刊誌です。こういうのに
私は惹かれる。有害図書に指定されそうな本(笑)
貧しい国 001.jpg

昔、「噂の真相」という月刊誌がありました。
愛読していたけど廃刊になってしまって残念。
それに代わる本はなかなか見つからない。で、
それに近いのはないかなあと思っていました。

うまくいえないけどこういう本は毒気が強い
ですね。心が引っ掻きまわされて2~3日は精
神不安定になる。暗澹たる気持ちというか。

しかし、そこにはリアルな現実の一面が確か
に描かれている気がする。(まあ、今はネット
でもそういうダークサイトはありますが・・)

無常 001.jpg
(もしブッダに興味があったら是非お勧めします
仏教の核心部分の無常が徹底的に解説して
あります。
あー、ほんとは押し付けたい!(笑))


できれば「美しい」モノだけ見て生きていきたい。
けど現実は「汚い」モノで満ちている。ならば
それから目を背けてはならない・・ぶつぶつ。

泥の中から花が咲く・・男はタフでなければ生き
られない。優しくなければ生きる資格がない・・
なんのこっちゃ(笑)

まあ、そんな言葉がいきなり浮かんでくる。
脈絡のない文章でごめんなさい。

しかし、ブッダは苦行の際にウシの糞は当たり前、
自分の糞さえも食べたという。背中とお腹の皮が
くっつくくらい劇ヤセもしたという。死の寸前まで
いったらしい。
で、ブッダの結論。苦行に意味なし!賛成!

あー、またも脈絡がない(笑)
タイトルの記事はどうした!全然、別の勝手なこと
ばかり書いて!困ったもんだ自分!

でも、脈絡のない気まぐれが心の実相。それでいい
のだ!いや、よくないか!?いやいいのだ!
・・というのもアホな私の実相(笑)
どうか大目に見ていただけますように。深謝。

アホな文に最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にはいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。


ジョークというか名言

男は家の外では見えるがままに評価され、
家の中ではありのままに評価される。


          中国のことわざ

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ねりね

ブックオフは108円コーナー専門、108円なら買いますスタイル。
アマゾンでも古本が買えるようになり、1円、10円なんて価格のもけっこうあって、
まあ、本の中身なんてものはゼロ円みたいものだものなあ、と。

イギリスのアマゾンでも、本の価格は1ポンド(160円くらい)どころか0.1ポンドなんてのもずいぶんあって、
買わなきゃ損だ気分になり何冊か買ったことがあります。
英語?ええ読めませんよ、だから写真の多いやつを。
読めなくたって本棚に置いときゃインテリ気分の錯覚が持てるかもと。
1冊160円だけど送料が2千円くらいかかった、イギリスは遠いなあ。
同じ店から5冊買って同梱してもらえば安上がりかと頼んだら、送料でなく配送手数料なので1冊ごとに2千円だった。。
日本中どころか世界中から手軽に古本買えるのですから(サイフが膨らんでる人には)素晴らしい時代ですよね。


以前、古本屋で『ジャズ批評』をめくっていたら、それぞれがレコードにまつわるあれこれを語る定番企画
「私の一枚のレコード」をやっておって、虫明亜呂無のが面白かった。

『(金がなくて)喰えなくて本当に餓死しそうになったことが何度かあった』
『このときは銀座のジャズ喫茶に仕事を得て餓死せずにすんだ』
『あの頃は店を仕舞ってからぼんやりとベニー・グッドマン「カーネギーホールコンサート」をぼんやりと聴いていた』
そんな内容。
聴いていたのは、あの(超有名な1938年の)カーネギーホールコンサートのレコードですね。

ベニー・グッドマン聴いてジャズのトリコになったワタシは、以来、このレコードを聴くと、
餓死しそうに腹を減らしている虫明亜呂無が、明かりを落とした喫茶店で白熱のスイングを
ひとりぼんやり聴いている姿が目に浮かぶようになり、あのレコードの味わいが深くなったです。
浮かぶ姿は、あゝ無常という雰囲気。いやそれは無想なワタシの妄想だ!(無常・無想・妄想・三段活用)

最近のブックオフでの収穫は、引退を噂されていたけれど現役だった高見山大五郎の『わしの相撲人生』(虫明亜呂無・訳)。
これ、出版当時買って読んだけど、いま読み返すとさらに興味深くて面白い。
競技者としての内面が丁寧に語られているのはもちろん、マウイ島の田舎町で駄目な暴力親父の家庭で育って、
なんとかせねばと異国に渡って異様な世界に身を投じ、自分がどこの誰なのかわからなくなる不安、
というようなセンシティブな部分もちゃんと記されていて、さすが虫明亜呂無だなぁと。
by ねりね (2018-04-19 13:29) 

toyo

ねりね様

コメント感謝します。
108円コーナー専門っていいですよね。掘り出し物がないか私もよく見ます。多少傷んでいても中身が読めればいいんだから安いに越したことはない。
おっしゃるようにアマゾンでも探せばいいんだろうけど、まあそこまでするほど欲しい本も今のところないし。どうしても欲しい本というか、そういう元気もなくなってきました。

高見山の話はびっくりしました。ハワイ出身なんていうからそれなりに幸せな生い立ちかと思ったら違うんですね。私も読みたくなってきました。
観光旅行ではそういうことはわかりませんしね。
まあ、旅行会社も上辺だけのハッピーをウリにしなきゃ商売にならないから仕方ないんでしょうが。

海外(特にハワイ)に行って違和感を感じるのは大体においてあっちの皆さんはすごくハッピーというかフレンドリーに接してくれますが、なんだろう?このフレンドリーさはと思う。それがほんとの優しさから発しているのか?ある種の諦念から発しているフレンドリーさなのか?それなりに生活は大変らしいのに・・よくわからない。本音を聞きたいけど英語ができないし。
それともこんな風に感じる自分がおかしいのかな?とも思う。

虫明亜呂無さんの話も面白い・・といったら失礼ですね。音楽って、特にその時の状況・事情と密接に結びつくというか、そのときの感情がよみがえってきます。
判断停止状態で、ぼけーっとする時間って、きっと必要なんだろうな。音楽はここ数年、ほとんど聞いてないけど・・まずいかしら・・ぶつぶつ。

もっと気の利いたコメント返しができればいいんだろうけど年をとればとるほど成熟の反対になっていく自分を感じて「寄る辺ない気分」になります。人生なんて大したもんじゃない・・みたいな・・私の人生、薄っぺら・・ぶつぶつ。卑下する気はないけど何と言っていいか・・の、気分です。

ろくでもない文ですみません。
どうか、ねりね様にいいことがあります様に。
私もいいことがないかなあと思っていますが・・(笑)




by toyo (2018-04-20 00:19) 

ぼんぼちぼちぼち

個人経営の古書店には行きやすがブックオフには行きやせん。
昨日も神保町の古書店に行って来たところでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-04-24 18:37) 

U3

 地方にも地元で長い間営業している古本屋さんはありますよ。
 最近は奈良市の奈良町で4軒の古本屋さんを見つけました。明治時代や江戸時代の古書などもあって、しかも思ったよりもリーズナブル。わたしは合計20冊も買い求めて、千葉まで持って帰るのに苦労しました。
 BOOKOFFも行きますが、普段遣いしない特殊な辞書とか、ちょっと前に話題になった本とか興味があったら買い求める事にしています。
 神田神保町の古本屋は丸一日いても飽きる事がありません。
by U3 (2018-04-25 18:31) 

toyo

ぼんぼちぼちぼち 様

コメントありがとうございます。
神保町の古書店・・うらやましいです。憧れます。
私の住んでいる田舎では古書店どころかそもそも書店が
ないのでいつも隣町まで行かなければならないんです。
スーパーもないので同じく隣町に買い出し。

かといってアマゾンに注文するのもなんとなく嫌(笑)
新刊本は隣町の書店から取り寄せてもらっています。
これ以上書店が減っては困るので私なりの書店を応援しています。脱線しました。
でも、神保町の古書店・・いいなあ(笑)

どうか、ぼんぼちぼちぼち 様にいいことがあります
ように。

by toyo (2018-04-26 00:10) 

toyo

U3 様

コメントありがとうございます。

奈良市から千葉まで20冊とは大変でしたね。
でも、そこまで情熱があるって素晴らしい!
私も新潟市内で古書店を探してみようかな。何件かあるかもしれない。あるかなあ・・。

>普段遣いしない特殊な辞書とか、ちょっと前に話題になった本とか

あ、そうですね、画集とか郷土史関係や辞書って
意外と安いのでそういうときにブックオフを利用
するのもいいですね。

>神田神保町の古本屋は丸一日いても飽きる事がありません。

あー、これはほんとに羨ましい。
かといって新潟から神田まで新幹線に乗っていくのも
億劫(笑)いや、そこまでの情熱がないのが本音です。
東京にはたまにしか行く機会がないけど今度機会が
あったら神田神保町の古本屋をハシゴしたいです。

U3 様にもいいことがありますように。
ありがとうございました。

by toyo (2018-04-26 00:23) 

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