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炭は刺身と同じナマモノ? [炭]


こんにちは。みなさん。

私の拙い文を読んでいただいてる皆さんへ。ほんとに有難うございます。

(案の定、「炭」の話になったら閲覧数が急激に落ちてきました。 
予想はしていましたが、やっぱり!という感じです。だって自分だけが
面白がっているかんじですからね。第一、工夫がない。
それに文章力のないのは自明です。反省。)

とはいっても、へこたれないぞ!

というのは「炭のチカラ」をなんとかお伝えしたいからです。
炭を上手に暮らしに取り入れることのメリットは地球環境にも大きいと
思うからです。「私も早速、炭を使ってみようかな」っと思っていただきたい
のです。そのためには????う~ん??                   

私にとって「炭との出会い」は結構、気分は劇的でした。
それは「シロアリ3点セット」の問題
を、炭が解決してくれる可能性がでて
きたからです。危険な化学薬剤にたよらなくても、効果の薄い床下換気扇が
なくとも、高いばかりで単一の効き目しかない床下調湿剤も、みんな、みんな
いらなくなるかもしれないからです。

そして、なんのことはない、どうやら昔の人は、炭のチカラを既に知っていた
らしいのです。
 炭の資料を調べていくうち次第に、「昔、県境の山村で、私が
眉唾と思って聞いた話」は、まんざらそうでもないらしい、いやあれはもしかしたら
凄い知恵だったのではないか?と思えてきました。

炭に興味のある方なら御存知かもしれませんが、炭のチカラの凄さを証明する
事例として、たとえば「馬王堆古墳」の話があります。

中国で、約2000年前の「馬王堆古墳」(まおうたい、こふん)が発見されたとき、
その古墳の中の棺の婦人のミイラがなんと死後4日の状態!だったこと。
その
肌には、まだ弾力があって、解剖したら死因も「狭心症」とわかり、胃の中の
ウリの種を植えたら芽を出したこと。それは棺の部屋を「5トンの炭が覆っていた」
のが理由といいます
!これは調査した学者の公式見解ですから信用しても
いいかな、と思います。
信じられますか、皆さん?でも事実です。

また中国でなくとも、日本の「法隆寺」は世界最古の木造建築(築1300年)
ですが、その床下にも大量の炭が埋め込まれていたことも知りました。
調べてみると、京都御所しかり、金閣寺しかりで、他にも神社仏閣の床下に、
炭が日常的に使われていた例は決して珍しくないことがわかってきました。

問題は「炭のチカラ」といっても、炭のどのチカラ?かということです。
炭関係の本に、必ずといっていいほど書かれているのは、その「脱臭力」です。
つまり木炭1グラム(大人の指先くらいの大きさ)で、75坪~90坪くらいの
「総表面積」があり、それが強力な脱臭力のもとという話。

「総表面積」とは・・・炭は「穴だらけのストローを縦に束ねた構造」をしていますが、
その穴の内部表面積を、平らにした場合の広さ、という意味です。
これは「脱臭炭」のTVCMでは、テニスコート何面分と表現されてもいますね。

それと湿気を取る力、つまり「吸湿力」。これも圧倒的な表面積の力が理由です。
しかし「馬王堆古墳」の婦人の場合はこれだけでは説明がつきません。
もっと別の力が働いていたと考えるほうが自然です。
次に、これもよく「炭の8大効果」として、炭商品のカタログ等に載っているチカラ
があります。

  1. 身体に有害な物質を吸着する
  2. 住まいの湿気を吸着する
  3. 嫌な臭いを消す
  4. 有害電磁波を遮蔽する
  5. マイナス電子を供給する
  6. 遠赤外線で温熱効果
  7. 天然ミネラルを供給
  8. 陽性エネルギーを供給する

さて、この中でおばちゃんの頭痛を治したチカラがあるとしたら一体どれ
なんでしょうか?

{閑話休題}   「置炭」(おきたん)について

ここでちょっと「置炭」(おきたん)の具体的なやり方を説明させてください。
「置炭」とは字のとおり、炭を容器に入れて部屋の空気を浄化するための
使用法です。シックハウスの原因物質をすべて除去するというわけでは
ありませんが、かなりの効果があります。

なにより効果が無期限でメンテナンスの必要がない(つまり、置きっ放しでいい)
のがいい点です。費用も大して負担になりませんし。

以下は、新潟薬科大学での、最新の実験結果にもとずく知見です。
吸着対象はホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の(ビニールクロス製壁紙の
接着剤や塗料などに含まれているシックハウスの原因物質)とします。                          

その他の環境ホルモンは化学物質の成分が違いますので対象外です。
炭は材質よりも焼く(ホントは蒸す)温度で激しく性質が変化します。
その意味で私は、炭は刺身と同じような「ナマモノ」と捕らえています。

○どんな炭がいいか? →千度Cで焼いた炭。できれば竹炭がベスト。

○量は? →6畳に対して約1キロ。清潔な箱か、市販の籐か木、竹でできた
通気の良い入れ物。                                              

○置く場所は? →空気清浄機か扇風機の前。または空気が循環しそうな場所。

薬科大学の実験では、ホルムアルデヒドなら、「約24時間後に完全吸着」した
結果がでています。実際に、私のお客様の経験では、部屋の空気の質が一日で
変わったと喜んでくださいました。

シックハウスだけでなく、やむなく化学薬剤でシロアリ防除をしてしまった場合でも
きわめて有効ですよ。

炭の話になると、私はつい夢中になりがちです。            
しかし、興味のない方にとっては、うっとしいだけだと思います。 
ただ一時期、TVの、みのもんたの番組なんかがきっかけで、炭ブームが起こった
ようですが、「炭といえば備長炭が最高」とか「硬いほど良い炭」だとか誤った情報が
流されました。

炭は刺身のように「ナマモノ」です。
たとえば、備長炭を使っていた江戸時代と、今では「用途」がまったく違います。
「使う目的」で炭を選ばないと、せっかくの優れものもチカラを発揮しません。  

上手に使えば「安価」で「半永久の効果」が期待できます。

このブログでも、使い方や実際の凄い効果の体験談などお知らせしたいと
思っています。薬事法のからみがありますので、難しい点もありますが。

どんどん脱線してしまいました。駄文と最後までつきあっていただいた皆さん、
ありがとうございました。

ごきげんよう。


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