雪の炭焼き小屋 [炭]
みなさん、こんにちは。
敷炭用の炭の注文をいただいたので炭焼き小屋に
行ってきました。 といっても先日行ったら、これは
トラックも入れないほどの積雪なので無理。
それで急遽、役場に連絡して除雪をしてもらいました。
まあ当地方は例年通りの積雪・・といった感じなので
豪雪というほどでも無いです。 いや、昨年よりは少し
多い・・かしら?
個人的には雪景色って嫌いじゃあないです。
余計な物がない景色って凛としていいなあ~と思います。
空気も澄んで気持ちいいし。ここで一句。
「白銀に枯れ木が作る黒模様」
(中学時代の唯一の俳句)
なんだか最近、世の中って薄っぺらだなあ~と思います。
生も死も大したことない・・というか、そんなに深い意味の
あることじゃあないかも・・なんて。
ヘンなことをいいますが、昔ケネディ大統領が暗殺された
ニュースをラジオで聞いたとき凄い衝撃を受けました。
政治的な意味の衝撃ではなく、ヘンな衝撃ですが・・・。
だって、ケネディ大統領が殺されたとき、そのニュースは
世界を駆け巡りましたが、じゃあ私が死んでもそのニュースが
世界を駆け巡るなんて絶対ないですよね。
ああ、私はその程度の「いてもいなくてもいい存在なんだ」
と気づいてショックでした。 あはは、ヘンなショックの仕方
ですね。 ほんとに幼稚なショックかも(笑)
だから、大工さんとかいわゆる「物を作る」職業の人を羨ましく
思ったことがあります。 だって、大工さんが死んでもその家は
残りますもの。 あるいは芸術家の作品だって残りますもの。
でも、私が死んでもね、なあ~んにも残らない。
当たり前ですけどね。 存在した証がなあ~んにも残らない・・
って、寂しいなあ・・と中学時代に思ったわけです。
でもね、今は「なあ~んにも残らない」ほうがサッパリしていい
かも・・なんて思います。
ジャック・バシエという芸術家だったかしら?
「作品を残すことによって、後世の人間に影響をあたえるのは
嫌い」な人もいましたしね。 彼は鰐に食われて死んじゃった
ようですが。 見事な死に様。 あはは意味不明ですね。
私の理想的な人間関係は「透明な関係」。
これは私が勝手に思ってる関係なので説明は難しいです。
まあ、こんなこともどーでもいいですね。
書きたいことも浮かばないので例によって独りよがりのヘンな
ことを書いてしまいました。 ごめんなさい。
私も人に影響を与えることは嫌いです。
だったら、こんな文など書かなけりゃあいいのにね。
自分でも矛盾してると思います。 あ~あ、自分は「何者かに
なりたいのに何者かになるってことは実はウソなんだ」
という思いもあります。 これってほんとみっともないですね。
最近の私の心境を歌で・・
鶴田浩二っていいなあ~(笑)
独りよがりの駄文に最後までお付き合いいただいて
ありがとうございました。
束の間でもみなさんにいいことがありますように。
いいこと=幸福なんて瞬間、瞬間、束の間ですものね。
だったら、束の間だからこそ思いっきり楽しみましょう。
・・と思うのであります。 違うかなあ~(笑)
<ジョーク>
スペインへ出かけた旅行者がグルメ気取り満々のレストランで
夕食を取ることになった。 テーブルに着いて店内を見渡すと、
皿の中央に大きなミートボールを盛り付けて見栄え良くあしらった
料理が客に出されていることに目が止まる。
オーダーを取りにきたウェイターに旅行者はその料理について
訊いてみた。 ウェイターの説明によると、ミートボールだと思った
のは牛の睾丸ということだ。 闘牛で仕留められた牛がこのレスト
ランに持ち込まれ、名物料理として客に出されるという事情だった。
そう説明されるとオーダーしたくなるものである。
ところがウェイターによれば、牛は一日に一頭しか持ち込まれない
ので今日はもう品切れだとのこと、明日の注文としなければならない。
旅行者は納得して翌日再度レストランを訪れた。
打ち合わせ通り睾丸料理を注文する。
料理が出来上がって出てくると、「ミートボール」なるものはやけに
小さいではないか。 この点を指摘されたウェイターの説明;
「それが、お客様、ご理解頂きたいのですが、場合によっては牛が
勝つこともあるんですよ。」
アメリカから日本へ初の衛星生中継がケネディ暗殺のニュースでしたね。見た記憶はあるのですが、ケネディがだれだか知らないし、衛星中継というのも判らないもんだから、暗殺のニュースを伝えるために衛星中継したのだと思い込んでいました。
子供時代に住んでいた東京郊外の4階建て鉄筋アパート(昭和20年代の作られたもの)が取り壊されるとき、見学に行きました。住んでいた部屋の内装は撤去されていて、コンクリの柱に年月日と名前が墨で記してあることを発見しました。そのコンクリを打った人(型枠作った人かな)が記したのだろうと思います。自分が作ったモノに、自分の出身県と名前を記したのだろう、そこに住んでいたときにはそんなこと知らなかった。属している会社の名前なんかではなく、出身地と名前ということに、そのひとの自分を誇る気持ち、自分を残そうという気持ちを感じました。
この鉄筋アパートで暮らしているときにテレビで観た「野のユリ」という映画、風来坊のシドニー・ポワチエが荒野に自力で教会を建設するはなし。完成したとき、屋根の十字架を固定したモルタルにHOMERと自分の名前を指で書いて天を仰ぐシーンがあったなあと思い出したっけ。
芸術家は作ったモノに名前を記すけど、職人は作ったモノに名前を記さないですよね。名前を入れるというところに、ちょっと卑しさを感じないでもない。土木会社の宣伝文句『地図に残る仕事』というのも、素晴らしいけれど、ちょっと卑しさを感じないでもない。(あたしはヒネクレてるなあ)
武田和命(たけだかずのり)というテナーサックス奏者がいました。だいぶ前に癌で逝ってしまいました。名を知られたひとなのですが、生前に自分名義でのレコードは一枚出ただけでした。とても印象的なひとでした。奥成達という詩人が、何も残さないダンディズムという言葉で武田和命を解いていて、自分が感じている魅力を解説された気分でした。
↓退屈なときにでも読んでみてください。
http://blog.carco.jp/?p=159
by ねりね (2011-02-08 22:34)
あなたの作った物が残らなくても、あなたがいたことは周りの人や家族の心に残ります。生きていてやりたい事をやれれば、それだけで幸せと思えるのですが?
by jack (2011-02-09 12:05)
私という人間が存在していると知っている人が何人いるのでしょうか? 100人もいるかどうか怪しいですね…
世界の人口が69億人だとすると、100÷69億=0.000001449%程度の人しか私を知らないということに。
100年後に、私のことを覚えている人がいるでしょうか? きっと誰も覚えてないと思います。
そう考えると、世間体とか見栄なんて、なんの意味もないということになります。
結局、自分の人生は自分で納得のいく生き方をするしかないのだと思います。
たった一度の、やり直しのきかない人生です。周りの人と明るく楽しい人生を過ごせたら、それで良いなと思っています。
by 心如 (2011-02-09 19:13)
初の衛星生中継がケネディ暗殺のニュースでしたが、今はインターネットの時代、どんな情報も“即”世界へ発信されますね
by yanasan (2011-02-12 22:48)
ねりね様
いつもコメントをありがとう御座います。
>名前を入れるというところに、ちょっと卑しさを感じないでもない。
同感です。まあ人間は誰でも自己顕示欲が強いというか
卑しい存在ですからそれもまたいいか、とも思いますが(笑)
>武田和命(たけだかずのり)というテナーサックス奏者がいました。だいぶ前に癌で逝ってしまいました。名を知られたひとなのですが、生前に自分名義でのレコードは一枚出ただけでした。
すみません、この人は知りませんでした。でもそういう人なら
好きですねえ。とってもクールですよね。ジャズ的というか(笑)
人生は即興かも。ならばいっそ武田氏のように潔よくありたいですね。
ご紹介いただいたサイト、あとで見せてもらいます。
ありがとうございました。
ねりね様にいいことがありますように。
心からお礼申し上げます。
by toyo (2011-02-15 08:28)
jack 様
>あなたの作った物が残らなくても、あなたがいたことは周りの人や家族の心に残ります。生きていてやりたい事をやれれば、それだけで幸せと思えるのですが?
まったく、まったく、その通りだと思います。
とは思っても、私は情けないことに未だに「やりたい事」が
わからないのです。もう潔くないんですね。
みっともないんです、私は(笑)
jack 様みたいになりたいです。ほんとに。
いつもコメント、ありがとう御座います。
どうか jack 様にいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2011-02-15 08:35)
心如 様
>結局、自分の人生は自分で納得のいく生き方をするしかないのだと思います。
たった一度の、やり直しのきかない人生です。周りの人と明るく楽しい人生を過ごせたら、それで良いなと思っています。
ほんとにそうですよね。仰るとおりだと思います。
そう思い切れない自分はとっても愚かだと思います。
ああ、どうしたらいいんでしょう。きっと私はウダウダしたまま終わるのかしら・・なんて思っています(笑)
いつもコメント、ありがとう御座います。
どうか心如 様にもいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2011-02-15 08:39)
yanasan 様
そうですよね。世界が身近になったのはインターネットのおかげですよね。昔のほうが時間がゆったりして良かった・・なんて言うともう笑われるかしら(笑)
いつもコメント、ありがとう御座います。
どうかyanasan 様にもいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2011-02-15 08:42)