実はわからない。

みなさん、こんにちは。
すっかり記事を更新するのをサボってしまいました。
そして、今日はかなりヘンなことを書いてしまいそうです。

更新しなかった理由は、同居していた父親が1月はじめに
急な体調不良→入院→そして約一ヵ月半の闘病生活の後、
ついに還らぬ人となってしまったからで、この間、ほぼ毎日
面会に通っていて・・日に日に弱ってゆく父を観て・・

私としては為す術も無く（当たり前ですが）まあ、いつかこう
いう日が来ることは覚悟はしていましたが、実際にその状況
に投げ込まれると如何ともし難く・・・



未だに心の整理がつかない自分がもどかしく・・かと言って
心の整理なんてしたくない・・という思いもあって・・ぶつぶつ、
ああ、一体何を書いているんだろう（笑）ほんとに。

で、葬儀での喪主としての挨拶も、しどろもどろで情けなく、
ついに、お斎のときの挨拶では突然、妙な感情が押し寄せて・・
言葉が詰まって・・自分でも全く予期できない醜態を晒して
しまいました。　ああ、今思い出しても恥ずかしい。

　

で、こんなふうに書くと、さぞ父親の死が悲しかったのだから
当然でしょう・・と同情をしてくれて、皆さん、大目にみてくれるん
でしょうが、実は、実は・・そうでもない。至って冷静なんですね。　
というか圧倒的な悲しみの感情が起こってこない・・・みたい・・
です。

みたい・・って？
それならなんで醜態をさらしたの？と、言われそうですが・・
実は自分でもわからないんです。自分が泣いたのは確かなのに
なぜ泣いたのか自分でもわからない。　私はそのとき悲しくて
感極まったのだろうか？いや呆れるほどに、悲しいという感情は
意識できなかったぞ。

　

どうも、自分の使ったある言葉が泣きのスイッチになっていた
ようですが、それ以上のことは未だにわからない。
明らかに意識と感情は別々に動いているようで・・特に感情が
厄介で、未だに実は自分の感情がわからない・・・・のが正直な
気持ちです。ああ情けない・・ぶつぶつ。

きっとバタバタしていたので、今はそうだよ・・ということなのかしら？
違う気もしますが・・ぶつぶつ。
まあ、今回、実に葬儀に伴う不合理で土俗的な習慣を痛感しまし
たが、良いこともたくさんありました。



・・ということで、今はこれくらいしか書けないようです。
だって、自分が・・ああ・・わからない・・ですから。

勝手な雑文でごめんなさい。大変、失礼いたしました。
どうか皆様にいいことがたくさんありますように。　
ジョークは次回からということで。
それではごきげんよう。

（私なりの父への葬送歌を・・）

コメント 28

この度はご愁傷様です。
お父様のご冥福をお祈りします。

自分自身の感情がよくわからないときって確かにあります。
あの時、どうしてあんな態度を取ってしまったのだろう、言ってしまったのだろう・・・。
私にもありますね。
実は今患っている病気もそうです。
医師に「何か引き金となった出来事はありませんか？」って聞かれたのですが、全く思い当たるものがない。
知らない間にどこかでストレスが貯まり、それが蓄積された結果なのかなぁと思うことにしています。
by ホタルの館 (2011-03-03 03:52) 

ご愁傷様です。かけることばにご無礼あればお許し下さい。
私の実母も、義父もおととし他界しました。実父は健在です。
実母は同居はしていませんでしたし、長い間施設にお世話になっていましたので、「いなくなってしまった」という実感がありませんでした。今でもありません。しかし、臨終に立ち会えて、お礼の言葉を言えたのは幸いでした。現実を受け止められない、自分のふがいなさを攻め続けています。家族の関係はひとそれぞれです。安易なことばははけませんが、父と息子というのは、母とは異なる関係と思います。目標であり、壁であり、愛であり、憎しみですらあるときがあります。友人が「愛憎」といっていました。時間がたっていくだけが、心の整理の助けなのでしょうか。
by らっきょ (2011-03-03 07:50) 

そうだったんですか…_(._.)_。大変でしたね。我輩も親が離れた所に住んでいるのでなかなか会えませんので心配になってきました…
by ritton2 (2011-03-03 16:41) 

ご愁傷さまでした。そしてお疲れ様でした。
実は解らないのですよね。
それも人間なのかなと思います。
まだまだ慌ただしい日々と思いますが、
季節柄お体お大事に。
by しょうたく (2011-03-03 17:25) 

　お父様がお亡くなりなったとのこと…　ご愁傷様です

　お疲れがでませんように、ご自愛ください
by 心如 (2011-03-03 21:04) 

ｔｏｙｏ様
この度はご愁傷様です

私の父も闘病中なのですが、会いに行くと
気分が落ち込むので、ついつい行かなくなってしまいます

後から後悔しないように、なるべく行くようにしたいと
思います。
by sugar (2011-03-03 22:07) 

お悔やみ申し上げます。
厳父さまは充分なお歳とお聞きしましたが、何歳だから不服がないという気分になれませんよね。

喪主の挨拶を見事にこなすかたもおられますが、傍目にはとりみだしたように見える挨拶をされるかたにシンパシーを感じます。
上っ面でなく、自分の思いを伝えたいと言葉をさがした結果、どうにも言葉が見つからずに流暢なものでなくなってしまうしまうことは、誠実であろうとした結果だと思うから。

わたしは父の臨終のときも、葬儀の間もまるで涙が出ませんでした。
突然のことではなく、あるていどの期間ががあったので覚悟ができたのかもしれません。
ところが、父を炉に入れるときに突然涙が出ました。どうにもならない感情でした。
私は出席できなかったのですが、父が祖父の葬儀の時も、そのときに泣いたそうです。
これで姿が無くなる、父が消えるという感情が涙に繋がったのは確かなのですが”悲しい”とは別の感情だったような気がするけど、
それがどういう感情なのか自分でも判然としません。

Left Alone　ほっといてくれ、ひとりにさせてくれ。
ｔｏｙｏさんがそう思うのかな？だったらそれは共感できる。
あのときは、しばらく俺をほうっておいてくれ、考えさせてくれ、という気分でした。
考えても何もなかった、というより何を考えたらよいのかも判らないまま今日まで来たかんじ。

月並みですけど、ご自愛ください。
by NO NAME (2011-03-03 23:07) 

↑に名前を入れるの忘れました。
こんなときにかぎって失礼千万、ご容赦ください。すみません。
by ねりね (2011-03-03 23:11) 

お悔やみ申し上げます。

私は父が一昨年37回忌で、弔いあげも終わっているというのに
それでもこんにちなお、父を亡くした喪失感から解放されません。

つまり人生の大半を、喪失感持ちで生きてきたわけです。
親を亡くすというのはそういうことだと思います。

そんな弱い私がこんなことを書いても説得力がありませんが、
頑張って下さい。
by いっぷく (2011-03-04 05:35) 

このたびはご愁傷様でした。
傷心の中ブログ更新ありがとうございます。
私も年をとり両親の死を近くに感じる今日この頃。
同居していたならなおさらですよね。
ぽっかり開いた穴が埋まるのは時間がかかるでしょうが頑張ってください！
by 引越し (2011-03-04 11:06) 

お父様のご冥福をお祈りいたします。
どうぞ、ご自愛くださいね。

by ぶすねこ (2011-03-04 17:33) 

ブログを読んで、驚いています。
お悔やみ申し上げます。

天国でお父様が幸せに過ごされ、やがて
茂木さまたちご親族と再会できることを念じ、
また信じます。
（私も親とそうありたいと望んでおります）。

心身ともショックを受けられたと存じますし、
ご実感以上に疲れがおありではないで
しょうか。
今から暫くはとくに体調を崩しやすい時期
ですので、くれぐれもご自愛下さい。


by 福智山 (2011-03-05 09:52) 

ホタルの館 様

ありがとうございます。
心から御礼申し上げます。

ふだんは自分のことは自分が誰よりもよくわかっている・・
と、思いがちですが、それは意識できる範囲のことだけで
実は心の奥底で何が起こっているのか？については
情けないほどにわからないものだと思います。
だから「実は今患っている病気もそうです」・・というのも
ほんとに、いくら考えてもわからない場合も当然、ありますよね。
考えてわかるくらいなら苦労はないですよね。
あ、脱線しました（笑）

どうかホタルの館 様にいいことがありますように。
ありがとうございました。


by toyo (2011-03-06 11:23) 

らっきょ 様

ありがとうございます。心から御礼申し上げます。

＞実母は同居はしていませんでしたし、長い間施設にお世話になっていましたので、「いなくなってしまった」という実感がありませんでした。今でもありません。

そうだったんですか。軽々しいことは言えませんが「臨終に立ち会えて、お礼の言葉を言えたのは幸いでした。」・・は、良かったですね。

仰るように、「父と息子というのは、母とは異なる関係と思います。」
・・については同感です。まさに愛憎の関係というか「呑み込むか、呑み込まれるか」の関係じゃあないかと思っています。これはとってもキツい関係でもあると思います。といっても要は、私の心のキャパシテイが狭いだけなのかもかもしれませんが（笑）

どうか、らっきょ様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。


by toyo (2011-03-06 11:34) 

ritton2 様

ありがとうございます。心から御礼申し上げます。
そうですよね、親が生きている間しか親孝行はできませんものね。
どうか、ritton2 様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。


by toyo (2011-03-06 11:44) 

しょうたく 様

ありがとうございます。心から御礼申し上げます。
＞実は解らないのですよね。
それも人間なのかなと思います。
・・と、言っていただけて少しホッとしました（笑）
どうか、しょうたく 様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。

by toyo (2011-03-06 11:46) 

心如 様

ありがとうございます。
どうか、心如 様にもいいことがありますように。
心から御礼申し上げます。



by toyo (2011-03-06 11:48) 

sugar 様

ありがとうございます。心から御礼申し上げます。

＞私の父も闘病中なのですが、会いに行くと
気分が落ち込むので、ついつい行かなくなってしまいます。

・・そうだったのですか。
気分が落ち込む・・のは、ほんとにそうですね。
ちょっとでも元気な様子のときは、帰りも気分がいいけど、
苦しそうな様子のときは帰りも辛いですよね。そのとき自分を
コントロールするのがとてもシンドイ・・だって、自分では
どうにかしてあげることができないし・・。
結局、定めに任せるしかないようです。後は自分が後悔しないように
自分のできることはやる・・と、言ってもねえ。

どうかsugar 様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。





by toyo (2011-03-06 11:56) 

１ヶ月半という短期間に起こったことでも、気持ちの整理には長い期間が必要なのだと思います。
身内との死別というのは、人生の中でも特にインパクトの強い出来事ですから。。。
by Zoffy (2011-03-06 12:24) 

ねりね 様

ありがとうございます。
ねりね様の文章を読んでいちいち納得します。
ほんとにそうみたいです。悲しみの感情がさっぱり湧かない
のに身体だけは勝手に反応している。
ほんとに・・
＞それがどういう感情なのか自分でも判然としません。
・・まさにそのとおりです。
おそらく時間が経てば少しはわかるのかもしれないけど、
もしかしたら、わからないままかもしれないですね。
なんだか自分は薄情者なのかしら？と思っていましたが
ねりね様の文章で少しホッとしました。
ほんとに心から御礼申し上げます。

レフトアローンに深い意味はなく、ただふと思い出しただけです。
オールアローンにしようかな、なんて思ったくらいで。
まあ、たしかに、ほっといてくれ・・という気持ちはありますが。

お礼が遅れてしまってすみませんでした。
ありがとうございました。
どうか、ねりね様にもいいことがたくさんありますように。



by toyo (2011-03-08 13:55) 

いっぷく 様

ありがとうございます。
そうですか。よっぽどお父様が好きだったのですね。
私はまだ喪失感も湧くほど余裕が無いのだと思います。
実感がないようです。おそらく、もう少ししたらジワーッと
来るのではないかと予感していますが・・・。

お礼が遅れてごめんなさい。
どうか、いっぷく様にもいいことがたくさんありますように。
心から御礼申し上げます。ありがとうございました。


by toyo (2011-03-08 14:00) 

引越し 様

お気遣い、ありがとうございます。
ほんというと、こうなるなら、もう少し親身になって
あげるべきだったと思っています。親って、空気のようで
そこに存在して当たり前と思っていましたので・・・。
でも、まあ97歳ですから無理矢理、大往生だと思うことに
しています。
お礼が遅れてすみませんでした。
どうか引越し様にもいいことがたくさんありますように。
コメント、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

by toyo (2011-03-08 14:06) 

ぶすねこ 様

ありがとうございます。
お気遣い、ありがとうございます。
どうか、ぶすねこ様にもいいことがたくさんありますように。
コメント、心から御礼申し上げます。
お礼が遅れてすみませんでした。
ありがとうございました。


by toyo (2011-03-08 14:07) 

福智山様

お気遣い、ありがとうございます。
コメント、心から御礼申し上げます。
お礼が遅れてすみませんでした。
どうか、福智山様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。




by toyo (2011-03-08 14:09) 

Zoffy 様

ありがとうございます。
お気遣い、感謝します。
たしかに・・
＞気持ちの整理には長い期間が必要なのだと思います。
私もそう思います。
きっと後悔することが出てくるかもしれないですが・・・。

お礼が遅れてすみませんでした。
どうか、Zoffy様にもいいことがたくさんありますように。
ありがとうございました。

by toyo (2011-03-08 14:13) 

合掌でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-03-09 22:26) 

ぼんぼちぼちぼち 様

ありがとうございます。御礼申し上げます
お気遣い、ありがとうございます。
どうか、ぼんぼちぼちぼち様にもいいことが
ありますように。

by toyo (2011-03-10 10:18) 

お父上のご冥福をお祈りいたします。
by bamboosora (2011-03-16 19:20)