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さらば友よ・・・。 [つまらない]


みなさん、こんにちは。

いつも拙い記事にお付き合い頂いてる皆様には心から
御礼申し上げます。

で、今日は愚痴なのでつまらないです。
実は最近、がっかりすることがありました。

で、なんだかモヤモヤ気分が抜けないので勝手にブログに
書いてうさを晴らそうという次第・・。
ほんとはイケナイことですが、まあ大目に見てくださいね。

2011,4,26 037.jpg

というのは、私にとって「友達以上親友未満」と思っていた
友がいて、彼に要請されたので彼のために全力で精一杯の
応援活動をしました。

そのかわり、実は私もちょっと困った問題を抱えていたので、
もし彼にとって良い結果に終わったら、私の要請も承諾して
よね、と、私は言質をとったつもりでいたのです。

彼は「わかった、真剣に考えるよ」と言ってくれたので私も
しつっこく言わなくても彼には「通じて」いた・・と思い込んで
いました。

しかし、後で「そんな約束などした覚えがない」と彼に言わ
れて愕然としました。 結果的にはちっとも「通じて」はいな
かった。 私の早とちりです。

2011,4,26 018.jpg 

まあ、たしかに「契約書」を交わすような要請ではなかった
のでそう言われればそのとおりです。 
私が勝手に「ギブ&テイク」と思い込んでいただけですからね。

あ、でも、「ギブ&テイク」といっても、たまたまお互いに困って
いたことがあって、それがタイミング的に同時期だったので
依頼しただけで、仮にそういう事情がなくても、私は全力で
彼を応援したことは断言できます。 

私はほんとは「ギブ&テイク」って、好きじゃあないですから。 
「ギブ&ギブ」が理想です。 言い訳がましいけど(笑)

なんだか、曖昧な言い方ですみません。
これじゃあ意味がわかりませんよね。

2011,4,26 039.jpg

よーするに本当の友・・というのは詳しい事情を言わなくても
お互いに通じるものだと思い込んでいました。 
詳しく言わなくても、察してくれる関係といいますか。 

もちろん、私も友から依頼されれば、詳しい事情を聞かなくても
「友が困っている」というそのことだけで動くには充分な理由に
なります。 だから今回、私は精一杯動きました。

私の理想の友との関係はこれ・・古い映画ですが・・
説明しづらいですが・・この二人の関係、。

images2.jpg



昔、私にもこの映画のアランドロンとチャールスブロンソンの
ような関係の友がいました。
その彼(A氏)は病気で、もうこの世にはいませんが。

といっても、この映画を知らない方には??ですよね。
ごめんなさい。 よーするに根底の価値観・世界観が似ている
・・というか、無常観を共有出来てる・・というか・・ぶつぶつ。

このブログでコメントをいただいてる何人かの方にもそれを
感じる瞬間があります。 あー、うまく言えません。 すみません。
 
う~ん、なんといいますか、お互いが困っているときに詳しい
事情を聞かなくてもすぐに駆けつけて全力でフォローする関係と
いうか。 それで貸し借りということもない・・というか。

で、実際は、ほんとの友って、助けなど求めないで自分のことは
自分で解決する場合がほとんどなので、余程のことがないかぎり、
助けを要請する(される)こともないですね。

2011,4,26 058.jpg

まあ、今回の場合は、私が「私の友」に値する・・と勝手に思い
込んでいただけで、その関係は幻想だったということです。 
冷静になってみると、彼は「友達以上親友未満」ではなくて
単なる「友達」に過ぎなかった・・気がしてきました。

そういえば、(決して意地悪な見方ではなく)
彼が意外と決断力のない人間だなあ~と感じた瞬間が何度か
ありました。 それに小さな約束を忘れてしまう性格も。
・・そのときに気づくべきでした。 

ああ、私はすぐに過剰な感情移入をしてしまって、見ても見え
ない状態になってしまうようです。

2011,4,26 082.jpg

ということで、私の中で彼は完全に「さらば友よ」になりました。
というか「貴方はA氏のような私の友ではなかった。さようなら」
・・という気持ちです。 

で、今後も要請されれば私は彼の応援をします。
なぜって、彼には悪意はないからです。 
悪意はないけど心の余裕もない・・ことは一緒にいてヒリヒリ
感じました。 いっそ悪意があってくれたら良かったのに・・
あはは、ヘンなこと言ってますね。 
悪意のない鈍感な善人は厄介だなあ~(笑) 

でも、きっともう彼のためには全力は尽くさないでしょう。 
だって、単なる友達ということがわかったから・・
これはイケナイ態度かしら?

良寛和尚ならきっと、それは間違ってますよ・・と言うでしょうね。
なにしろ和尚は、盗人にも進んで持っているほとんどのモノを
与えたそうですから。 蚊にも進んで血を吸わせたそうだし・・。
マザーテレサも凄いけど、こっちはもっと凄いなあ~。

IMG_0001.jpg IMG_0002.jpg

そういえば、昔から私にはこういう失敗が多かったな。
未だに、この過剰に感情移入するという悪い癖は治っていない
ようです。 たぶん、一生、治らないかも(笑)

だから、今日は完全な愚痴です。 
自分の馬鹿さ加減に我ながら辟易します。 私はやっぱり
この程度の人間なんだなあ・・ぶつぶつ。

つまらない愚痴に最後までお付き合いいただいて心から
感謝します。
それではみなさんにいいことがありますように。
ありがとうございました。


ジョーク

 

長年牧場の仕事をしてきた親方が、弟子を連れてしば刈りに行った。

「親方。この木、じゃまだから切ってしまいましょう」

「待て!50年前、わしはこの木の下で、男として初めての体験を
 したんじゃ。思い出の木じゃ。残しておいてくれ」

「へえ。そうなんですか。親方も隅におけないなぁ。じゃあ、あっちの
 木を切りましょうか」

「待て!その初めての体験のとき、あっちの木の下で彼女の母親が
 じっと立っておった。やはり思い出の木じゃ。残しておいてくれ」

「親方……。もしかして初めての体験のとき、相手のお母さんにずっと
 見られてたんですか?」


「そうじゃ」

「お母さん、黙ってなかったでしょう。何て言いました?」

「モー」



 


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コメント 16

心如

『悪気が無いから始末に負えない』といいます

 物事は、ほとんどの場合は結果責任です。どんなによかれと思っていようが、悪い結果が出たら困るのです。
 そのとき、自分が善人だと思っている人(もともとの善人や悪人なんていませんが…)にかぎって、そんなつもりは無かったと言い訳をしますから、始末に負えないのですが…
by 心如 (2011-05-01 06:55) 

toyo

心如 様

さっそくのコメント、ありがとうございます。
たしかに「もともとの善人や悪人なんていない」ですよね。
ほんとは友達との距離を推し量ってから付き合いをすれば
いいんでしょうが、どうも私はそういうことが苦手で・・・
結果、安請け合いをしては後で後悔する・・というパターンが
多いですね。私も彼も今回は欲があったわけなので・・・。
まあ、得をしたのは彼ですが私も勉強になった・・と思うことに
しています。いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
心如 様にいいことがありますように。ありがとうございました。

by toyo (2011-05-01 08:33) 

こう

「鈍感」だって良く怒られます。
耳が痛いお話ですね。
by こう (2011-05-01 09:59) 

ritton2

友人と思える人のために一生懸命になれることが素晴らしい事だと思いますよ^^
by ritton2 (2011-05-01 10:48) 

ねりね

安全保安院や東大教授たちの態度も同じようなことなのかもしれませんね。彼らも単純な『損得』で行動しているわけでもないだろうし。(←いきなり結論を言っているので、何をいっているのか通じないかも。)

森田拳次(「丸出だめ夫」の作者)が主催(?)する「私の八月十五日の会」というものがあります。絵手紙で終戦の日のことを記録するというものです。満州から引き上げてきたひとって多いのですね、森田拳次もそう。各地に展示場所を求めて巡回しているようですが、開催される場所は美術館とかじゃなく、デパートの催事場だったりする。世間の扱いがよくないかんじで不満。

とても興味深くて、じっくり見て廻ったら、2時間のあいだ退屈しませんでした。なかでも強く印象に残ったのが赤塚不二夫。
ほかの人は、その時の絵とともにあれこれを記しているのだけれど、赤塚不二夫の絵はちょっと雰囲気が違いました。

満州というところは広大な荒れ地で土埃が多いためだろうけど、夕日が赤く大きく見えるらしいですね。どす黒いかんじの赤い夕日をバックに黒いカラスの群れが飛んでいる。その画面の中心にアロハを着た漫画チックな赤塚不二夫がこちらを向いて立っているというもので、そこにこんな内容の文章がつけられていました。(記憶ちがいがあるかも)
「自分は、あの赤と黒の世界からでてきて、また、あの赤と黒の世界に戻るのだ。そう思えば人生なにも怖くない」
このひとの凄みを感じました。当時はアル中おやじとして、まだ生きていた。

赤塚不二夫のめちゃくちゃさ、葬儀でタモリが悼辞で述べたような、周りの人に与え続けた、というより毟られ続けて笑っていたという凄み。
周りからすれば便利な人扱いだったのかも。
家に入った泥棒に、国へ帰る電車賃をくれてやったら、泥棒が駅から「これじゃ急行券が買えない」と電話をかけてきて、おまえ贅沢いうな、鈍行で帰れ!と怒ったなんてエピソードはいいなあ。素敵だ。馬鹿だけど。
by ねりね (2011-05-01 13:24) 

yanasan

“つー”と言えば“かー”の間柄の友を持つ事が長年の夢なんですが、なかなか難しいですね・・・・(;_;)
by yanasan (2011-05-01 22:31) 

節約王

おはようございます。ナイスありがとうございました。初コメです。記事拝見しました。他人事とは思えない内容に共感しました。私も全く同じような体験が数回ありました。一人は17年間も付き合った高校時代の悪友でしたのでショックでした。お気持ちお察しします。
by 節約王 (2011-05-02 09:00) 

toyo

こう様

私も家内によくそう言われます。
私にいわせればものごとの価値の重要度が違う・・
ということですが(笑)

いつもコメントをありがとうございます。
こう様にいいことがありますように。
お礼が遅れてしまってすみませんででした。
by toyo (2011-05-04 08:49) 

toyo

ritton2 様

>友人と思える人のために一生懸命になれることが素晴らしい事だと思いますよ^

目からウロコの素敵なコメントです。
ありがとうございました。私は小物だなあ~・・と思いました。
気づきをありがとうございます。
ritton2 様にいいことがありますように。
お礼が遅れてしまってすみませんででした。

by toyo (2011-05-04 08:52) 

toyo

ねりね様

いつもお付き合いいただいて感謝しています。

赤塚不二夫って大好きでしたが・・・
そうですか「自分は、あの赤と黒の世界からでてきて、また、あの赤と黒の世界に戻るのだ。そう思えば人生なにも怖くない」
・・・さもありなんっていう気がしました。

>周りの人に与え続けた、というより毟られ続けて笑っていたという凄み。

この人は並の作家よりも「破滅型」を地で生きていたような印象が
あります。盗人に追い銭・・なんて、素敵というか凄いなあ。
まるで良寛様みたいです。

個人的に最近、良寛様に興味があるので、なんでもかんでも良寛が規準になりつつあるので・・すみません。

しかし、ほんとに良寛って実在したのかなあ~?と思っています。
だって、ほんとの聖人君子か大馬鹿みたい・・とても実在したとは
信じ難い存在ですが、やっぱり実在したんですよね。
どうも、赤塚不二夫=良寛にWって仕方がないです(笑)

いつもコメントをありがとうございます。
お礼が遅れてしまってすみませんででした。
どうか、ねりね様にいいことがありますように。



by toyo (2011-05-04 09:11) 

toyo

yanasan 様

同感です。
これって、表面よりも、魂で繋がれるかどうか、なので
もう運命的なものなんでしょうね。探して得られるものではないんでしょうね、きっと。まあ、同志みたいな友って難しいですよね。
いつもコメントをありがとうございます。
お礼が遅れてしまってすみませんででした。
yanasan 様にもいいことがありますように。

by toyo (2011-05-04 09:15) 

toyo

節約王 様

こちらこそお付き合いいただいて感謝します。

>一人は17年間も付き合った高校時代の悪友でしたので・・・

まあ、これはショックですね。人は変わる・・のかなあ~。
どうなんだろう?
なんだか、今となってはどーでもいいような気分になっています。
私だって決して立派な人間じゃないし・・・ぶつぶつ(笑)
良寛様を見習おう・・なんて・・無理ですが・・ぶつぶつ(笑)

コメントをありがとうございます。
お礼が遅れてしまってすみませんででした。
節約王 様にもいいことがありますように。



by toyo (2011-05-04 09:20) 

松葉屋らっきょ

勝手にわかった気になって、同感ですよと書かせてもらいます。私のことで書きます。自分が思っているほど、相手が自分のことを重要視してくれていないことってありますね。こんなにしてあげたのに。こんなに思っているのに、なんで。。。ってやつです。思いの空回りです。つらいですね。見返りなんか求めていなくとも。でも、気持ちの上での「見返り」を求めているのかも。「さらばともよ」掲載ありがとうございます。タバコの火をつけてやるだけのドロン。黙って火をもらい吸うだけのブロンソン。そのマッチの火をじっと見て消すドロン。かっこいいです。しびれます。ブロンソン好きでしたねー。「雨の訪問者」、「狼の晩夏」、etc.。自分を裏切った恋人のジル・アランドが、外からみえるエレベーターに乗っているところを、ブロンソンが狙撃する。倒れながら彼女はなぜか幸せそうな顔をする。今は死後になり、化石化した「男らしさ」「男くささ」の塊でした。高倉健の「自分は不器用ですから」ではないですが、器用に生きられない。ひとである前に「男」であることが重要視された時代がとおーい昔にありました。なさけないご時世です。
by 松葉屋らっきょ (2011-05-04 16:40) 

toyo

松葉屋らっきょ 様

嬉しくなりました。まさに、らっきょ様のコメントのようなことを
言いたかったのです。
見返りなんてほんとはどーでもいいんですよね。

おっしゃるように、人間はどうしても「こんなにしてあげたのに。
こんなに思っているのに、なんで。。。」と思いがちですが、
それは自分の勝手な価値観の押し付けでもあるので厳に戒めて
います。でも、まあこれはメンタルの場合であって、仕事上の場合は
私も見返りを求めます(笑)あー、わからなくなってきました。

とにかく「さらば友よ」のような潔く男っぽい人間関係はほんとに化石
化しちゃったのかしら?高倉健も大好きですが・・最近、映画に出ていないのが残念です。

>自分を裏切った恋人のジル・アランドが、外からみえるエレベーターに乗っているところを、ブロンソンが狙撃する。倒れながら彼女はなぜか幸せそうな顔をする。
・・・これもいいなあ~と思います。ほんと、いいですねえ、泣けます。(笑)

現実にそういう友は見つかりそうもないので昔の映画に逃避でも
しようかしら。(笑)
いつも駄文に関わらずお付き合いいただいて心から感謝しています。
なんだか、らっきょ様とは同類意識を勝手にもっていますので、どうぞ
これからもよろしくお願いします。
といっても、厳しい意見をどんどん遠慮なく言ってくださいね。
どうか、らっきょ様にいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2011-05-04 19:57) 

gonpachi

面白いですよ。自分を客観視するのはなかなかできないことですから。
私もギブ&ギブで生きていますが、自分を大事にするようにしています。ギブだけで無理をすると体を壊してしまいますので。
by gonpachi (2011-05-04 22:27) 

toyo

gonpachi 様

コメント有難うございます。
おっしゃるとおりで・・ほんとは自分を客観視など出来ないん
ですよね。それができたときは自分は自分でなくなっている
でしょうから。またギブ&ギブも厳密に言えば相当に難しいことで、
ほとんど不可能に近いと思っています。
まあ、相対的に・・という条件付きで、ですよね。

また、「自分を大事に」できない人間は他人をも大事にできない
ですよね。・・というふうに考えるんですがヘンかしら?
ほんとにみっともない駄文なのにお付き合いいただいて感謝して
います。どうかgonpachi様がにいいことがありますように。
ありがとうございました。



by toyo (2011-05-05 00:07) 

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