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子どもたちと・・ [ありがとう]


みなさん、こんにちは。

子どもたち(主に小・中学生)について思うことなど書いて
みます。みなさんはどう思われるかしら?
というのは、先日恒例の「芋掘り遠足」をしました。

わが町のライオンズクラブと、お隣の加茂ライオンズクラブの
みなさんとで、かなり前から子どもたちを招待して続けている
年中行事です。
春先にクラブ員が芋の苗を植えて、秋に収穫というわけです。

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芋掘りが終わったら場所を移してゲームやいろんなことをして
遊びます。

最後は、みんなで掘った芋を昼食の時に(地元のホテルで
すぐに料理してもらって)いただきます。
昼食のカレーもホテルが用意して運んでくれます。
子どもたちはこの行事を毎年とても楽しみにしているようです。

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で、私たちは裏方に徹します。
芋掘りの前に葉っぱや蔓を切って始末したり、子どもの送迎
や、ゲームの準備。昼食のテーブル設営など。
主役は子どもたちですから。

みなさんが帰るときには、掘った芋を公平に持ち帰って
もらいます。みんな、すごく満足気で笑顔が素敵です。
今年は芋の収穫量も多くて良かった、良かった。

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いきなり話が飛びますが、昔、インディアン社会(ナヴァホ族?)
の子どもたちについて書いた本を読んだことがあります。
記憶もおぼろですが感動したことだけは覚えています。

たとえば、インディアンの社会では子どもたちは・・・

  • 「あの子は泳ぐのは苦手だけど、魚釣りはとってもウマイ」

  • 「あの子は走るのは不得手だけど、輪投げならだれよりも
     上手」

  • 「あの子は木登りは下手でも、駆けっこならいつも一番」 

  • 「あの子は大人しいけど、天使のように心優しい」

  • 「あの子はちょっと乱暴だけど、でも熊のように勇気がある」

・・等々、つまりインディアン社会は「個性」と「得意技」をそのまま
認めて「比較」したり「差別」することとは無縁の社会らしいです。
だから、「落ちこぼれ」など存在しない。
たしか手塚治虫氏もナヴァホ族の文化に興味をもっていたらしい
ですね。

041 - コピー.jpg

考えてみれば、これって、当たり前なことだと思います。
一人一人顔形が違うんだから、個性も得意技も違うのは
当たり前。
しかし、現代社会では学校の成績でより分けられてしまう。

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たたが英数国理・・とか、僅かないくつかの教科の成績でより分
けるなんて、ほんとナンセンスだと思うけどな。

学校の成績がいい=頭がいい・・とは別だと思う。
人柄は成績ではより分けられないでしょう。
まあ、成績が良くて人柄もいい奴もいるけれど(悔しいーっ・笑)

学校の成績以外のモノサシも大事だと思います。
(訂正・そもそもモノサシなんていらないですよね)
・・現代社会は子どもたちにとって過酷な一面があると思います。

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競争社会って嫌だなあ~と思います。
「タフでなければ生きてはゆけない。優しくなければ生きている
資格がない」

・・というのはカッコいい台詞だけど、タフでない人には辛い言葉。 

だって、肉体的・精神的に(タフになりたくても)障害を持って生まれ
てきた人もいるわけですから。あ、障害というのも一面的な見方に
過ぎないと思う。障害=個性だと私は思っています。

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私も自分はLD(学習障害)じゃないかしら?と思うときがある。
アホは間違いないけど(笑)

でもね、トム・クルーズだってLDだそうですから、そんなの障害
じゃない・・と、思うことにしています。

あー、すっかり脱線してしまった。

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どうか、この子どもたちがいつまでも輝きを失わないで大人に
なることを願います。というか、輝きを失わないような世界を
大人が作らないとね。

どうか、世界中の子どもたちが生きやすい世界になりますように。

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最後までお付き合いいただいて感謝します。

なんだか、書きたいことから大幅にズレちゃった(笑)
私は一体、何が言いたかったんだろう?

(理不尽な状況に置かれているたくさんの世界の子どもたち
・・について書きたかったらしい・・ぶつぶつ)

ほんとは、かなり難しい問題を秘めているのに準備不足
でした。

どうか、みなさんに星の降るごとく、たくさんのいいことが
ありますように。ありがとうございました。



ジョーク
成功した男とは、妻が浪費する以上に稼ぐ旦那である。
成功した女とは、そのような男を見つけた妻である。



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コメント 12

心如

 障害を持った者や力の弱い者を苛めないのが優しさではないかと思います。強い力を持っているが、優しい心を忘れずに、弱者を思いやることができるのが理想かな。
 優しくなければ生きる資格がないって強烈なメッセージだと思いますが…
by 心如 (2012-10-12 13:25) 

marimo

芋ほり遠足♪
私は経験がないのでとても憧れます(^-^*)
toyoさんのようなお考えの方が
世の中にたくさんいらっしゃると、子供達が
安心してすくすく育つのではないかと思いました。
by marimo (2012-10-12 19:16) 

toyo

心如 様

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
まったく同感です。
フィリップ、マーロウやスペンサーのような生き方が
私も理想です。弱いものを守るのは当たり前だし
大事なことだと思います。
でも。守られる側からすれば忸怩たる思いもあるかも・・とか、ちょっと考えてしまいました。

たしかに強烈な、そして、重要なメッセージですよね。
どうか心如様にいいことがありますように。
by toyo (2012-10-13 09:09) 

toyo

marimo 様

いつもコメントをありがとうございます。
サツマイモは割と手をかけなくても育つので楽なんです。
蔓が多いので処分が少し大変ですが。
機会があったらmarimo 様もやってみてくださいね。

この子どもたちの置かれた状況については書けませんが
みんな元気で楽しんでくれたのでホッとしています。
私には微々たる応援くらいしかできませんが、いつも
子どもたちの味方でありたいと思っています。

どうかmarimo 様にもいいことがありますように。
ありがとうございました。


by toyo (2012-10-13 09:17) 

ぶすねこ

子ども達がのびのびと一人一人の個性を伸ばして育ってゆく環境が満足にあるかと言うと、残念ながら大きな声で「はい」と言えないのが現実かと思います。
小学生の子どもを育てている親の一人として、toyoさんのように考えてくれる方が少しでも多く子ども達の近くにいてくれる事を願っています。

しかし、丸々太ったおいしそうなおイモですね~。
焼きイモが食べたくなりました。
by ぶすねこ (2012-10-13 21:35) 

yanasan

◯◯と天才は紙一重と言いますからね・・・・
^^;

by yanasan (2012-10-13 23:39) 

福智山

確かに、つまらない序列で苦しんだり、人間らしく生きられなく
なることが多いですね。

現代社会で何らかの競争は不可避だとしても、人間の価値
まで序列づけするような風潮が広まって逃れようがなくなる
ような社会にならないように……。
言い換えれば、人間の尊厳というか価値の平等性について
の信念が根づかなければ、と思います。

ところで、イモ堀りですが、
子どもらが小さいときに何回かしたことを思い出します。
(隣町の例年のイベントです)。
小さい蛇がでてきたり、イモ畑の背景にあるコスモスや
里山の景色が美しく印象的でした。
楽しい思い出です。
茂木様のような裏方のおかげですね。

成長した子どもらはもう興味を示しませんが、もしかしたら、また
孫たちとでも行く機会があるかも、などと感じています。
by 福智山 (2012-10-14 20:37) 

toyo

ぶすねこ 様

コメントありがとうございます。
学校の現状について、私も聞きかじりですがいろいろ
問題があることは聞いています。

これは大きな問題なので、一概にどうのこうのとは言えない
かもしれないけど、子どもは宝です。国にとっても宝石だと
思います。
個人的には老人にかける予算をもっと子どもにかけるべき
だと思います。もちろん老人にも敬意を払うべきですが、
子どもたちは未来そのものですから、もっともっと予算を
かけてもいいんじゃないかと思います。

今年は芋の豊作で大きな芋が多かったです。
焼き芋は私も大好きです。近ければおすそ分けしたんです
が、ごめんなさい(笑)

どうか、ぶすねこ様にもいいことがありますように。


by toyo (2012-10-15 00:16) 

toyo

yanasan 様

いつもお付き合いいただいて感謝しています。

う~ん、どういっていいかわからない。私もアホの
部類ですから(笑)

どうかyanasan 様にもいいことがありますように。
by toyo (2012-10-15 00:19) 

toyo

福智山 様

>言い換えれば、人間の尊厳というか価値の平等性について
の信念が根づかなければ、と思います。

まったくそのとおりだと思います。ほんとはそういうことが
言いたかったのですが、うまく言えませんでした。
いやー、ホントですよね。

競争が一概に悪いとは思いませんが、その「尊厳や平等性」
を軽んじる競争は良くないですよね。

ところで、芋の蔓を切っていたときに蛇が出てきてびっくり
しました。でも、誰も蛇を殺そうという人はいないで、逃がして
あげたのですが、そういうちょっとした心遣いが私はとても
嬉しかったです。殺生は嫌ですものね。

機会があったら、子どもたちと芋掘りをするのもいいかも
しれませんね。福智山 様にもどうかいいことがあります
ように。いつも丁寧なコメントをありがとうございます。

by toyo (2012-10-15 00:29) 

ラック

ディズニーランドも楽しいかも知れませんがこのような自分で土に触れて収穫したりすることは人間の五感を刺激して子供
達にはとっても楽しいイベントだったでしょうね。
大人たちは子供のために準備して皆の満足した顔をみれば
自分達もまた満ち足りた気持ちになってみんな幸せですね。


by ラック (2012-10-16 14:40) 

toyo

ラック 様

いつもお付き合いいただいて感謝しています。

深く考えませんでしたが、たしかに・・
「土に触れて収穫したりすることは人間の五感を刺激して」
・・と言われるとそのとおりでしょうね。
う~ん、そこまで考えませんでした。大事な御指摘だと
思います。
はっきり言って、想像以上に皆さんが嬉々として楽しんで
くれた謎が解けたような気がします。

私には気づきをいただいたコメントです。ほんとにありがとう
ございます。ラック様にもどうかいいことがありますように。



by toyo (2012-10-19 20:23) 

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