シロアリがいないのに駆除? [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
前に「シロアリはどこに行った?」で紹介したお宅の防除を
してきました。
http://siroari.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06
つまり、被害は大なのにシロアリの姿がまったくない・・という
奇妙な事例です。
う~ん、アホな私にはやっぱりわからない。
建前は「予防」ですが、念のため「駆除」の作業をしてきました。
なんだか気持ち悪かったからです。
でも、シロアリがいないのに駆除の作業とはねえ??
こんな経験は初めてです。
(穿孔した穴に薬剤を注入すると別の穴から出てきます)
(大引の中が空洞化しているのがわかります)
ほんとにシロアリはどこに行ってしまったんだろう?
注意深く観察しながら作業したつもりですが、とうとう
蟻道の中にも木部にも一匹のシロアリも見つけられませんでした。
「死んだ蟻道=シロアリがなぜか放棄した蟻道のこと」は今までも
遭遇したことはありますが、どれもほとんどたいした被害はない
場合だけでした。
でも、今回は、ひと部屋をリフォームするほどの大被害です。
それなのにシロアリがいない。リフォーム工事をした職人さんも
一匹もシロアリを見かけなかったそうです。
(奥の部屋は大引、束柱を交換するほどの被害なのに・・)
(根絡みもこのように被害大です。でもシロアリは一匹もいない)
あー、ほんとに何故シロアリは撤退したんだろう?
この秘密がわかれば凄いことになる気がします。
だって、薬剤をなんにも使わないでシロアリを撤退させることが
実現できるなら最高ですものね。
えーっ、そうなったら、あんたは仕事がなくなって困るでしょうって?
それでもいいじゃないですか。そうなったらシロアリ屋を廃業して
別の仕事を探せばいいんだから。
シロアリと完全に「棲み分け」を実現できるほうが大事ですもの。
とにかく私にはこんな不思議な経験は初めてです。
(同業者の方で、似たような経験をされた方がいたら是非
教えてくださいね)
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆さんにいいことがありますように。
<ジョーク>
男女の縁斡旋業者の営業目標はエイブリ氏を仕留めること。
長年独身男性だとは確認済み。
斡旋業者;
「エイブリさん、あなたにピッタリの娘がいますよ。話を進めて
くれという以外ありませんな。会ったらすぐさま結婚ということ
になりますよ。」
エイブリ氏;
「ほっといてくれ。うちには姉妹が二人いるんだ。何から何まで
面倒みてくれている。」
斡旋業者;
「たいへん結構なご身分で。とはいえ、姉妹といっても奥さんの
役は決して勤まりますまい。」
エイブリ氏;
「オレは二人姉妹と言ったんだぜ。オレのだとは言ってないよ。」
九州でシロアリの仕事をしています。はじめまして!こちらのヤマトは結構上まで被害を出しますが床下で現物を発見できなかった場合、押入れの荷物を加害してそこにいたり、柱から上に現物がいたりします。もしかするとそうかもと思いました(笑)
by アリエッティ (2013-06-22 18:10)
アリエッティ 様
ありがとうございます。
>押入れの荷物を加害してそこにいたり、柱から上に現物がいたりします。
そうですか。そういうこともあるんですね。なるほど。
新潟ではそういう事例は皆無ですが、土地によってヤマトシロアリも習性が異なってくることは有り得ますよね。新潟ではヒノキのほうが杉よりは食べられにくい・・と聞いていますが、前にその逆の地域もある・・と教えていただいたことがあります。食性も地域によって異なってくるのなら、低い場所より高い場所に巣を作るヤマトがいても全然おかしくないですよね。
そうかあ、目からウロコです。さっそくその可能性についても調べてみます。ほんとにありがとうございました。
どうか、アリエッティ 様にいいことがありますように。
ありがとうございました。
by toyo (2013-06-22 22:12)