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16年前のお客様から・・。 [ありがとう]


みなさん、こんにちは。

先日、出先で突然、あるお客様から電話をいただきました。
私が昔、駆除させていただいたお客様だそうです。
そのお客様の顔も住所もすぐには思い出せなかったので
慌てました。ドキッ!もしかしてクレーム?

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(ベタコンでもカビは発生していますね)

住所を聞いて、やっと少し思い出しました。でも顔が思い出
せない。で、帰ってから昔のファイルを探すと、ありました。

へーっ、平成9年4月に駆除させていただいてる。
ということは16年前。それにしても、よく私の電話番号を覚え
ていてくれたなあ~と、ちょっぴり感動しました。

だって、シロアリ屋の名刺なんていつまでも保管なんてして
いないのが普通ですからね。まあ、保証期間が終われば忘れ
られて当たり前。

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(断熱材が落ちている。これはよく見る光景ですね)

で、要件は、某訪販のシロアリ屋がセールスに来たらしい。
でも、お客様は私のことを思い出して断ってくれたそうです。
それで私に再調査をしてほしいという依頼でした。なんだか
嬉しい話だなあ。

で、どうして私を覚えていてくれたんですか?と、お邪魔した
ときにお聞きすると・・
あなたは今迄、一度も不必要なものを売ろうとしなかった・・
からだそうです。16年前の保証書も大事に保管してありました。


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う~ん、それは単に私にセールス能力がなかっただけだと
思うけどな。(^O^) でも、まあ、不必要なものをうまく言い
くるめて売るのは嫌ですけどね。

で、16年ぶりに再調査させていただきました。
この家は今年で築25年だそうです。

あー、だんだん思い出してきた。当時としては珍しいベタコン
でした。たしか浴室から羽アリが発生したので駆除させて
もらったんだった。

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再調査の結果の詳細は省きますが・・奥様は部屋がカビ
臭いので気になると言います。でもね、たしかに床下に
若干の腐朽菌は見られたけど許容の範囲内に思えます。

たぶん、室内と外気温の差が関係してるんじゃないかしら?
いくつか改善方法を提案させてもらいました。まあ、それほど
深刻に悩まれているわけでもないので、ゆっくり方法を考え
ましょう。

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(コンクリートから水分を吸い上げているみたい)

教訓としては・・

  • ベタコンでも羽アリは発生するときがある。
  • 発生場所は多くの場合、玄関や勝手口が多い。
  • ベタコンでも湿気はないことはない。

・・ということかしら。
あと、私の主観ですが床下がベタコンの場合は、地場が狂う
ことが多いので体調がおもわしくない・・という人が意外と多い
気がします。風をひきやすくなったとか。喉が弱くなったとか。
過乾燥のせいかしら?

061.jpg
(正面は玄関。白っぽいのは調湿剤。そういえばここだけ
湿気っぽかったので調湿剤を撒いたんだった)


床下がベタコンだと、なんとなく湿気もシロアリも心配ない
と思いがちですが必ずしもそうでもない・・ということかしら。
過信は禁物です。かといって、過剰に心配することもない
ですが。

069.jpg
(垂木に若干のカビはありますが許容範囲)

あー、曖昧な言い方ですね。
う~ん、最近、お客様に調査結果を説明するときに・・なぜか、
詳しく説明しようとすればするほど「曖昧な言い方」になって
しまうんですよね。何故なんだろう?

今回も「再消毒は必要ですか?」と聞かれたけど、「う~ん、
それは・・えーと・・お客様の考え方次第です・・ぶつぶつ」
なんて言ってしまった。
「必要です」って言えば速攻で成約なのにね。アホだなあ~と
自分でも思う。(ノ∀`)


071.jpg
(浴室の土台は良好な状態です)

だって、シロアリが明快に再発しているわけでもないし、かと
いって
、近い将来、その可能性がないわけでもないし・・
仕事は欲しいけど・・かといってねえ・・ぶつぶつ・・(*≧∀≦*)

ぶつぶつ言いながら終わります。(#^.^#)
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。

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(玄関の裏側。やっぱり今後はここが一番気になります)



ジョーク

かみさんがシャワーから上がりかけたところへ、旦那が浴びに
入ってくる。 そこへ玄関のピンポ~ン。

裸同士、玄関に行くのをなすり合うが、かみさんが折れて
階下へ向った。 タオル一枚というイデタチ。

玄関を開けると隣家のボブが立っていた。 
機先を制してボブが喋り出す
;「身に着けているタオルをハラリと落としたら800ドル
  上げちゃいたいね。」

800ドルとなるとちょっと考えちゃう。 
かみさんはタオルを外して裸を見せた。しばし堪能したボブは
800ドルを手渡してから帰った。これで800ドルとはボブも
バカじゃないかしらと呆れたが思わぬお小遣いだ。タオルを着け
直して階上へ戻る。

バスルームに戻るとシャワーを浴びている旦那が声をかける;
「誰だった~?」

かみさん;
「隣のボブよ。」

旦那;
「やっぱり来たかい。貸した800ドルのことで何か言って
 いたろう?」




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