物悲しい駆除・・ [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
2日間かけてある古いお宅を駆除してきました。
実は、このお宅の主は近年亡くなって、一人暮らしの高齢の
おばあちゃんは入院中です。だから今はだれも住んでいない。
で、近くに嫁いでいる娘さんがときどき掃除に来ていて、
ある日、玄関に羽アリの大群を発見しました。
おばあちゃん(母親)がいつ退院できるかわからないけど、
もしかしたら、もうこの家に戻ってこれないかもしれない
けど、それでも娘さんにとっては育った家ですから思い出の
いっぱい詰まった大切な家です。
そんな今は誰もいない家に2日間、通って駆除をさせていた
だきました。かっては賑やかな大家族であっただろう痕跡を
室内のそこかしこに感じながら。
シロアリの被害状態はといえば大だと思います。
だからどうした・・と言うこともないけれど、どういったら
いいのだろう。主のいない家には独特の何かを感じます。
寂しさ?それもあるけどなんというか無常感?
う~ん、それもあるけど、ちょっと違うような・・。
まあ、人も家もいずれは劣化して誰もいなくなるのは当た前
ですけれどね。なんか切ないな・・といっても仕方ないけど。
「夏草や兵どもが夢の跡・・」
いやこれも違うな・・ぶつぶつ。
シロアリを駆除することで少しでも劣化のスピードを遅らせて、
再びこの家に元気になってほしい・・と、妙な願い?を込めて
駆除させていただきました。
駆除最終日に誰もいない仏壇に線香をあげて、そっと合掌
してきた自分って何なのだろう?
シロアリを大量虐殺して、車の傍にいたダンゴムシは轢くと
可哀想だから逃がしてあげる自分は何なのだろう・・
矛盾しているなあ~と思いつつ・・私は矛盾の塊だ・・
ぶつぶつ。
なんだかわけのわからんつまらないことを書いてしまいま
した。最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして、生きと生けるものが幸せでありますように。
う~ん、シロアリを殺して「生きとし生けるものが・・」
なんて、ほんとに私は矛盾してるなあ・・ぶつぶつ。
<ジョーク>
このごろ少し太り気味のリンダは、ダイエットのために乗馬をはじめた。
リンダは毎日毎日馬に乗り、汗を流してがんばった。
旦那のジョンはそれを会社の後輩に話していた。
「私の妻のリンダがね、ダイエットのために乗馬なんかはじめちゃって」
「へえー、いいじゃないですか。それでどれぐらい痩せたんですか?」
「2週間でなんと10キロもやせたんだ」
「なんと!そいつはすごいですね!!」
驚く後輩をみて、ジョンはこう言った。
「痩せたのは馬だよ。」