最近の防除など [シロアリ]
皆さん、こんにちは。
まだ、シロアリは(寒いので)動いていないようで
すが、先週と今週で2件の防除をしました。
防除といっても駆除ではなく「予防」です。
どちらも築20年以上の住宅で6~7年前に駆除をさせ
てもらった住宅の再施工工事です。
じゃあ、その必要があったのか、ということですが、
この「必要性の判断」は私的には意外と難しい。
シロアリ防除は「必要悪」で、シロアリの存在が認め
られなければ基本的に私は防除をお勧めしないスタンス
です。でもときどきその禁を破ります。
売り上げのためでしょ、と言われても否定はしません
が(笑)それ以上にお客様の「心理的なストレス」を取り
除くためです。
(これはちょっと珍しい写真です。右がニンフです。
つまり、羽アリに変身する直前のシロアリです)
今回の予防工事についていえば、1件はお客様からこう
言われたからです。
「そろそろ私たちも定年間近だからリフォームもしたし、
あとは老年になってからシロアリの心配をしたくない
からもう一度防除工事をして・・」
もう1件は・・
「お隣の家が昨年、シロアリで大被害にあってリフォー
ムもせざるを得ないほど大変だったそうです。
それで、うちも前回の工事から6~7年経っているから
もう一度やってください・・」
このお宅と大被害のお隣との距離は約1mくらいの近接
です。これはちょっと近過ぎてヤバいなあと思いました。
調査の結果は異常なかったけど。
というわけで「必要性の判断」は、シロアリの有無が第一
ですが、たとえシロアリがいなくても お客様が「心安らか
に暮らせる」ためには必要な場合もある、と思っています。
あ、もちろん見積がお客様にとって想定内で負担になら
ない場合だけですけど。
(防除士の方ならよく見る光景ですよね。湿気が多いと
カマドウマもよくいますね)
いろんなお客様がいます。
ゴキブリ1匹、見ただけでギャーッ!となる人。
羽アリがわさわさ出ているのに無頓着な人。
庭で見つけた小さな幼虫ならなんでもかんでもシロアリ
と思って大騒ぎをする人。
蛇は平気だけどクモ類は大っ嫌い!という人。
養老孟司さんが子どもの時に見た何とかいう虫?
トラウマになっているらしいけど何だったかな?
(カマドウマのアップ。よく見ると不気味だなあ~
カマドウマには悪いけど・・)
ほんとに様々です。シロアリについてもこっちがびっくり
するくらい過剰な反応(恐怖心)をする人もいます。
玄関から発生した羽アリを見て半泣き状態で身体がわなわな
震えていた若奥様もいました。
(羽アリの散らばっているシーン。5月頃からよく見る
光景です)
私はといえば蛇は苦手です。
ムカデも床下で遭遇すると怖いのですぐ殺します。
ヒルもたまに床下で遭遇した時はゾゾ~ッ~とします。
(ギャァァー!、ム、ムカデは猛毒があるから嫌いだぁ!)
そういえば、初めて床下でカマドウマを見たときは
気持ち悪いというか、その不気味なおぞましい姿に
ゾ~ッっとしました。
今では床下の友だちですが(笑)
慣れって恐ろしい・・のかしらね?
皆さんの大っ嫌いな虫ってなんでしょう?
きっと人それぞれでしょうね。全ての虫たちと友だち
になりたいけどそれは無理みたい。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
若い息子が、父親の牝牛をつれて隣の農場へ出かけた。
そこの牡牛と交尾させようという訳だった。
農場へ着くと、そこの若い娘も出て来て、二人で交尾
するのを見物した。
「凄い牡牛だね。」
と息子は娘の家の牡牛を褒めた。
「ええ。」
「見事な働きぶりだね。」
「ええ。」
「俺だってね。」
と息子は娘を横目で見ながら言った。
「あの牡牛がやっているぐらいの事は出来るんだぜ。」
すると娘はもじもじしながら言った。
「やってみたら。貴方の牝牛でしょ。」
独り言など・・ [独り言]
皆さん、こんにちは。
やっと春かと思ったらまた急に寒波がきて日中は寒い
ですね。この連休は小春日和になるのかしら?
特にネタがないので個人的な独り言でお茶を濁します。
支離滅裂・順不同な雑談ですから適当にパスしてくだ
さいね。
(先日、たまたま胴縁処理で伺ったときに撮った写真です。
現場吹きつけウレタンフォームB種だそうです)
(こういうシーンは初めて見ました。これがそうなのか。
今まで見る機会はなかったので新鮮なショックというか・・
でも、確かに徹底した高気密・高断熱だけど、換気は?
防蟻処置は必須だな・・とか思いました。もちろん、
土壌の処置は私がしてありますが・・)
「そうかあ、茂木さんは工程上はこの前だから見る機会は
今までなかったでしょうね。ワンランク上の断熱だそうで
すよ・・」と大工さん。この断熱についての私のコメント
は控えます。
だって、まだ断熱素材については私は無知ですから。ネット
情報は参考程度にしか信じないことにしています。やはり
現場の技術者に直接聞くのが一番です。会いたかったなあ・・)
(3月12日・家内の実家のほうの墓参り・・)
(その後、華ちゃんと落ち合って月岡温泉へ)
(風呂上がりの華ちゃん。貸切風呂が借りられて良かったね。
お湯も意外と怖がらなくて良かった)
いきなり話題を変えますが、14日に日帰りで福島に行って
きました。知り合いの社長が竹パウダーを福島の伊達方面
へ4件ほど配達するので手伝ってくれないかなあということ
でした。総量約3トン。その日は急ぎの予定はないので、
お手伝いすることにしました。というか、福島を見てみたい
気持ちもありました。
(3月14日、福島の伊達方面へ行く。タケパウダー配達のお手伝い。)
(おばあちゃん、お世話になりました)
(これが届けた竹パウダー。好評のようです。竹パウダー
の効果効用については機会があったらお伝えしますね)
また、話題を変えます。
ぼけーっと途中から見ていたので、記憶も定かでないの
ですが、BS1でノーベル賞作家のスベトラーナさんが
福島を訪問した時の番組を見ました。彼女の言っていた
言葉がなぜかボデイブローのようにその後にじわじわと
効いてきました。
曰く、「日本には抵抗の文化がない」「国家は国民の
命を面倒見ない」「命も被害も数値に還元されてそこ
に個人はない」・・とかいうようなことを言っていたと
思います。
う~ん、「抵抗の文化」かぁ、初めて聞く言葉だ。
でも、その通りだと思う。
じゃあ、具体的に私はどうアクションを起こしたら
いいのか・・ぶつぶつ。・・そんなことを考えていた。
めちゃくちゃ支離滅裂な内容になりました。ほんとは
私は記念日とか、いつどこへ行ったとか、覚えておく
のが極端に苦手なのでブログに書いておくと便利なん
です(笑) つまり、密かにブログを日記代わりに利用
してます。ごめんなさい。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
「先生、主人はひどいノイローゼですの。」
「そのようですね。」
「しばらく保養させたいのですが、海と山とどちらが
よろしいでしょうか?」
「そうですねぇ。ご主人が山に行かれて、奥さんが海
に行かれると、一番よろしいのですが。」
断熱について [シロアリ]
皆さん、こんにちは。
最近のメール相談とコメントで、断熱材についての質問が
ありました。住宅のどの部位にはどういう断熱材がいいか、
素材はどういうものが適切か?という質問だと思います。
過去に床下の断熱材の垂れ下がっているシーンや、ウレタ
ン系の断熱材の中にシロアリが侵入している写真を何度か
紹介したことがあります。
断熱材については、私はシロアリ屋ですので「床下の湿気
や結露と断熱材の関係」からしか書けないし、断熱材の種類
や素材、性能については無知です。すみません。
そこで先日、お付き合いいただいている工務店の監督者N
さんに聞いてきました。
Nさんも忙しい方なので、じっくりと聞く時間がなくて要点
だけ大急ぎで質問させてもらいました。
こんな会話でした。
- 現場でわたしが見るところによると断熱材施工には
2通りあるみたいですね。柔らかいグラスウール系
のと、硬いウレタン系のボードみたいなの。
(硬いウレタン系の断熱材です)
(これはグラスウール系。垂れ下がらないようにしっかり工事してます) - それともうひとつ、「現場で機械で充填する現場施工」
もあるよ。 - じゃあ、3通りか。で、どの断熱方法が一番いいんで
すか? - う~ん、難しい質問だね。それぞれ長所と短所がある
からね。 - ・・というと?
- たとえば「現場施工」というか現場で機械で泡状の
ウレタンを吹き付ける方法。これは専門業者に頼む
んだけど、けっこう高価だよ。 - ・・・でしょうね。でも、密に断熱できるみたいで
断熱効果はきっとバツグンでしょうね。ただ、もし
将来、何かあって剥がさなくてはいけないことがあ
ると(配線など埋まっているから)厄介でしょうね。 - そうなんだ。剥がすことは現実的に難しいから新たな
配線をするしかないよね。それが短所なんだ。 - なるほど。じゃあ、グラスウール系は?まず良い点は?
- 価格が安価なことだよ。
- でも、床下で結露を吸って垂れ下がっているシーンを
私はよく見ますよ。
(グラスウール系の結露を吸って垂れ下がっている写真です)
(最悪の写真です) - それなんだ。価格は安いけど「垂れ下がらないよう
な丁寧な工事」が必要だね。で、丁寧な工事には手
間代がかかる。品物は安いけど人件費が多くかかる
・・と言うか。 - なるほど、手間代かあ。
- 発泡ウレタンのボード状のものについても同じことが
言えるんだよね。丁寧な施工をしないとやっぱり落ち
てしまったりする。 - なんだか、「素材よりも施工次第」ってことですね。
どんな良い素材でも工事がずさんだと断熱効果も薄
れる・・。 - うん、それと、お客様にとってはやっぱりコストだ
よね。 - コスト順でいうと・・?
- 高いのは「現場発砲施工」、一番安いのはグラスウー
ル系かな。
断熱効果を左右するような印象を受けました。
せっかくの良い断熱素材でも、ずさんな工事ではダメだし、
安価な素材でもきっちりした工事なら効果はあるだろうし。
(これは本文とは無関係の写真です。蝙蝠がいるのがわかるかしら?)
ということは、やはり素材選びより「信頼できる工務店
選び」が先、ということかしら。あ、これってどんな業種
についても言えそうですね。なんだか結論が出たような出
ないような。
参考になったら嬉しいですが・・熟考せずに大急ぎで書いた
のであんまり参考にならなかったみたいですみません。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
A 「おや、どこかへでかけていたのかい?」
B 「ええ、エステに行っていました」
A 「なるほど、で? 定休日だったのかい?」
音のダメージ [ネズミ]
皆さん、こんにちは。
あっという間に3月ですね。もう少しで冬ともお別れ。
冬場はネズミの音で困っている人が増えるようです。
特に深夜、天井裏でネズミの走り回る小さな音が
気になって・・気になって・・という電話をときどき
いただきます。
何かを齧られて困った・・という実害は意外と少ない
ようです。
あ、でも最近、電話線をたびたび齧られて・・という
ケースがありました。これは困りますね。
で、深夜のカリカリゴソゴソという物音・・これが
神経に障るといいますかあらぬ不安を掻き立てられる。
しかし、なんでこんな小さな物音に心がダメージを受け
てしまうんでしょうね。そのために体調を崩して入院
されたお客様も過去にいました。
正体のはっきりしないモノ・コトに人間は弱いのかな?
正体がはっきりさえしていれば意外とダメージは受け
ないような気がします。
マイナスの想像力?がダメージを与えるのかしら?
「悪いこと」って、いったん想像すると止めようと
思っても歯止めが効かなくなるときってないですか?
結局は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」?みたいなんだ
ろうけど。気になるものは気になる・・。
皆さんはどうお考えでしょう?
(天井裏のネズミでも床下から侵入することが
多いので床下にも毒餌を設置します)
あと、金属面を釘かなにかでひっかいた時の音。
あれも癇に障るというか嫌な音ですね。
歯医者さんのドリルの音もいやだなあ~。
音って、意外と強力なストレスのもとになるようです。
どうか皆様にはそういうことがありませんように。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。
<ジョーク>
○○○○にマンネリを感じ始めていた一組のカップルがいた。
wife『新しい体位でもないの?あなた。』
husband『さぁ、でも一ついいのを思いついたよ』
wife『どんなポジションかしら?』
husband『まず俺たちが向かい合って抱き合う』
wife『うん、それで?』
husband『そして、背中合わせにしたもう一組のカップルを間にはさむのさ』