北インド・ブッダガヤの落ち葉 [インド巡礼2]
みなさん、こんにちは。
シロアリ屋のくせにシロアリの話はそっちのけでインドの
話ばかりでごめんなさい。
インドに興味のない人にはつまらないと思いますので
どうか遠慮なくパスしてくださいね。
仏教に無知でアホな野次馬のインド見聞記とでも思って
いただければ嬉しいです。ほんというと書いている私も
少し、飽きてきました。私の見聞記なんてたいしたことは
書けないし・・意味があるのかなあ~なんて・・ぶつぶつ。
まあ、いいや・・で、有名なブッダガヤの菩提樹の下で
我が一行が報恩供養を始めた時、(私は最後尾に座っていました)
のことです。
はらはらと一枚の菩提樹の葉が私のすぐ前に落ちて
きました。
すると、あっ!という間に私のヨコから手が伸びてきて
落ち葉を回収しました。現地の警備員らしき?男の人
でした。
なんて手際がいいんだ!
落ち葉一枚落ちても忽ち回収するとは!ここのお掃除
教育?は徹底しているなあ~と感心しました。
(これがお釈迦様が悟りを開いたという場所の菩提樹。
各国からの巡礼者でごったがえしていました。もちろん
お釈迦様が生きていた当時の菩提樹ではないそうです)
ところがそうではなかったんですね。
お釈迦様の悟りを開いたこの場所の菩提樹の葉は特別
な価値があるらしい。つまり、葉っぱは売れる商品らしい。
きっと、ご利益を求めて買う観光客が多いから商売になる
んでしょう。その後、外に出たら、数枚の菩提樹の葉を
ビニール袋に入れたものを買え、買え、と、数人の物売り
のおじさんから売りつけられました。
う~ん、「葉っぱビジネス」かあ。
日本でも料理のつまで「葉っぱビジネス」をしている村を
紹介した番組を見たことがあります。
(葉っぱを売り歩くおじさん)
自力本願のブッダの教えと、「ご利益」とはもっとも遠い
ように思うけど現地の人にとってはそんなこと、どーでも
いいもんね(笑)売れればいいんだ。
その商魂たくましさに笑ってしまいました。
(チベットの巡礼者かしら?)
(これは白っぽい服装だからたぶん、スリランカの
巡礼者みたい?)
(まるでお祭り騒ぎみたいに各国からの観光客と
お坊さんでいっぱい)
でも、私も3年前に、ルンビニの土を(甲子園球児が球場の
土を記念に持ち帰るように)ビニール袋に詰めて持ち帰った
から、目くそ鼻くそっですね。あっ、汚い言葉ですみません。
(警察官?のキレイなお姉さん、仏像の警備をしてると
仏像みたいな上品な顔になるんだろうか?まさか・笑)
人間って弱いですからね。困ったときの神頼み、ワラにも
すがる・・「ご利益」を求めるのも人間だと思います。
うまくいっているときは、神も仏もカンケーねえよ。
俺が頑張ったんだからな。自助努力の成果だぜ。
仏はほっとけ、なんて(笑)。
困ったときだけ、神様仏様なんとかしてぇ~、じゃあね、
ご利益なんて「執着」そのものかもしれないですね。
それに「悟り」たい、というのも「欲」だと思うし、じゃあ「欲」
なしで「悟る」にはどうしたらいいんだろう?
あっ、あっ、ぁ・・脳みそが限界(笑)・・なので
このへんで終わります。
最後まで支離滅裂でアホな駄文にお付き合い
いただいた方には心から感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
(どこに行っても牛さんは大人しく、そして堂々としています)
<ジョーク>
「最近娘にピアノを買ってやったんだ」
「どうなりました」
「もうかったよ」
「なぜ」
「隣りの家を半値で買い取った」