幸先が悪い・・ [シロアリ]
みなさん、こんにちは。
昨日、3年前に駆除したお客様から電話を頂きました。
- あーっ、◯◯さんですね。お久しぶりです。
・・ということは・・(ドキッ) 出たんですか? - そうなんです。お風呂場に出ました。
- で、どれくらい出ましたか?(ドキドキ・・)
- 娘が見つけたんですが白いアリと羽アリが
2~3匹くらいいたそうです・・。 - 真っ黒になって大量に出たわけではないんですね?
- そうなんです。白いアリが2匹くらいで、羽アリも
2~3匹くらいと言っていました。 - ご心配をおかけしてすみません。明日の午前中に
伺って再駆除しますね。 - よろしくお願いします。
- こちらこそほんとにすみません。
・・というような会話でした。
今年最初の羽アリ発生の報がクレームとは、こりゃあ
幸先が悪いなあ。
苦い思いが胸にこみ上げます。
(この浴室に羽アリが数匹いたそうです。探したけど
見つかりませんでした)
でも、誰が悪いんでもない。私の腕が悪いせいです。
それにしても、3年前に大量の羽アリがお風呂場から
発生して駆除させてもらったわけですが、その翌年は
まったく異常がなくて今年、また再発したというのは珍しい。
(浴室の天井はしゃれた木の作りです)
家屋にシロアリが潜んでいる場合は毎年必ず羽アリが
発生するわけではありません。
①ふつうは、コロニーの数が増えすぎた場合に「分家」の
ためにシロアリの一部が羽アリに「変身」して発生します。
大家族になりすぎちゃって巣の運営上、都合が悪いから
ちょっと君たち、羽アリになって出て行ってよね・・
という感じだと思います。
(再注入しているところです)
でも、今回の場合はそれとは違うようです。
羽アリが数匹とは少なすぎますから。
ということは、
② 3年前の駆除で大打撃を受けたコロニーが存続の
危機に陥ったので、これじゃあ、絶滅しちゃうから生き
残りをかけて別天地を求めての旅立ち・・のような気が
します。これなら納得がいきます。
(浴室の外部です。ボロボロですが3年前と同じ)
このように羽アリが発生する要因としては①と②の場合
が考えられます。
シロアリの習性についてはまだまだ謎の部分が多いので
なんとも言えませんが・・。
ということで恥ずかしいクレームの話でした。
(実は何年やってもクレームがゼロってことはないです。
ああ、恥ずかしい・・))
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様のお家は羽アリとは縁がありませんように。
(昨日、遊びに来た華ちゃんです。生後3ヶ月。
カメラに反応するようになりました)
<ジョーク>
夫と妻がテレビでボクシングの試合を観ていた。
KOで試合が終わった後、夫は不満げにつぶやいた。
「ちぇっ、最低だな。3分で終わっちまったよ。」
妻は言った。
「それは私のセリフよ。」