ミーコと床下にもぐる。 [猫好き]
みなさん、こんにちは。
たまたま、地元の粉砕竹炭が少しだけ手に入りました。
すると家内が・・
- 「8畳の部屋の下に敷いてよ」
・・と言います。 - 「カビ臭いの?」
- 「ちょっとね。だから、たまには自分の家も見てよね」
- 「わかった、じゃあこの炭、ちょうど4坪分くらいだから
今から敷くよ」
台所の床下収納庫を開けたら、今回も好奇心旺盛なミーコが
忽ち寄ってきて床下に飛び降りました。
猫の手はいらないんだけどな(笑) ま、いいか。
ミーコは床下をチェックしてね。
粉砕竹炭を敷いている様子です。
袋から出すよりも床下まで運ぶのが大変。
こんな感じになります。
炭の細かいパウダーが飛び散って顔や鼻の穴まで
真っ黒になります。でも炭の粉はミネラルですから
身体に悪くはありません。
我が家の腐朽はどんなだろう?
あー、やっぱり少し白色腐朽(白っぽいカビ)があるなあ~。
でも、この程度なら(炭の孔に着生した自然菌が腐朽菌を
取り殺すので)1年くらいで消滅するはずです。
全体としてはカビ臭も少ないし、まあ許容範囲でしょ。
築30年だもの、多少のカビは仕方ない。
おーい、ミーコちゃん、どこ行くの?
興味津々で各部屋を探検するミーコ。
まあ、床下からは外には出れないから飽きるまで散歩
してていいよ。
じきに飽きて戻ってきました。
ということで、我が家の床下は100点満点の70点くらい
かなあ~?
良くはないけどそんなに悪くもない印象でした。
シロアリの気配もないし、ひと安心。
(ほんとは全部の床下に敷炭をしたいけど、まあ諸般の
事情でいつになるやら・・・紺屋の白袴・・です)
・・どうっていうことのない記事でした。
私はシロアリ屋ですから床下に潜ることには抵抗はない
けど一般の方はやっぱり嫌かもしれないですよね。
しかし、まさか自分が床下業者になるとは夢にも思って
いなかったなあ・・人生はわからない・・ぶつぶつ。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか皆様にいいことがありますように。
<ジョーク>慈善療法
ガニマール君は、どうかしたはずみに意味もなく「オタンチン」
という言葉を発する妙なクセがあった。
家庭の中で発するぶんには、べつにどうということもないが、
公衆の、それもお歴々の面前などで発すると、とんでもない
ことになる。ある日、とうとう権威ある舞踏会の席で、それが
でてしまい、いっしょに踊っていた貴婦人のご機嫌をそんじ、
大恥をかいた。
ガニマール君は、すっかりくさってしまい細君にすすめられて、
医者のところへ相談にいった。
「どうも、この病気は、薬ではなおりませんな。
精神療法というやつでやりましょう。つまり、だんだんになおして
いくというやりかたです。まず、あなたが、その妙な言葉を口に
したら、すぐポケットから百フランだして、手近かにいる乞食か
何かにめぐんでやることですな」
「うむ。そりゃいい、慈善療法というやつですね」
ガニマール君は、さっそく、この療法をやることに決心した。
その日は、友だちのひとりが、結婚をすることになっていたので、
教会へいった。が、驚いたことには、中はからっぽで若くて美しい
掃除婦のほかには、だれもいなかった。
ガニマール君は、床をみがいている娘に近づいてきいた。
「ドン君の結婚式が、今日、ここであるはずなんだが、きみは
しらないかね」
「あら、ドンさんの結婚式なら、昨日おすみでございますよ」
「なんだって?昨日、すんだ。チェッ!このオタンチンめ!」
そこで、はっと気づいて、あわてて百フラン取りだすと、その娘の
手に握らせた。
百フランを握らされた娘は、少なからずあわてた様子だったが、
ポッと頬をそめて、むこうの懺悔室の方を流し眼にみながら、
「あそこでよろしゅうございまして?」